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ようやく肩の荷が下りた

先日、司法書士の先生の事務所に行ってきたのだった。成年後見制度といって、老人や障害者等の判断力が低下した人の財産や契約上の判断を司法書士や弁護士が代理で行う制度があるのだが、ウチもそれを利用している。

実際の生活にはほとんど困っていないのだが、父が僕の老後のアドバイザーになるような人がいると良いという発想をし、全てに適任とはいえないが司法書士の先生に成年後見制度を委任することにした。

建前上、裁判所と自分との契約になるのと、認識力や生活力が落ちているという前提で作られた制度なので、若干の制限がかかる。自分の場合はクレジットカードが作れなかったり、ネットバンキングができないことくらいか。

そういう訳で、先日司法書士の先生の事務所に父と一緒に行ったところ、自分の金銭の若干の使いすぎに先生の注意が向いた。日々にきっちり金銭管理を意識していない自分も悪いのだが、いかんせん収入も少ないのでそれにも不満はある。しかし、現実は変えられないので、入るお金で我慢?をしながら生きていくしか無いかな?

しかし、生きがいの水彩画教室代も出せそうだし、先日は数学書のまとめ買いをした(これで出費が嵩み怒られた)ので、趣味や興味にはこれ以上お金を掛ける必要もない。本も蔵書の積読本も多いので当分本を買う必要もない。

というわけで、司法書士の先生からは怒られはしたものの、金銭管理の方法も教えてもらったし、父が元大学教授なので長年の父へのコンプレックスもあったのだが、凡人として生きればいいとの踏ん切りもついて、一件落着なのだった。

Amazonで本も含めてまとめ買いする癖があるのでコレをどうにかすれば、いちおう司法書士の先生の提示している毎月の生活費の金額に落ち着きそうだ。

自分のやりたい絵画活動に写真撮影、数学学習をマイペースで続けていければ満足なので、ひとまずこれでいいかな。

付け加えておくと、今の成年後見制度よりも縛りのゆるい、老後のアドバイスや金銭管理を行う制度を作って欲しい気持ちはある。今のままでは力が落ちたという前提ありきだから。


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