ばんそうこう勲章

ようやく。とうとう日本脳炎の予防接種に行けた。怒濤の予防接種ラッシュから少し時期が外れるので忘れちゃうあるあるらしい予防接種、日本脳炎。

思い出したのが去年の秋で、インフルエンザの流行がおさまったら行こうかなとのんきに構えていたら コロナ騒ぎ。

言い訳ですね。忘れずに行けやという話です。

子どもがもう少し赤ちゃんの頃は「注射」の予備知識がなかったので針を刺されたあとは号泣しても お医者さんの前に来るまではキョトンとしていた。しかしもう４歳。

全力で診察室に入ることに抵抗。

イヤあー！！注射こわいいい！いたいー！！イヤー！

地声がでかいので周囲に恐怖が感染し ３才児検診に来ただけの男の子まで「え、痛いのあるの…？」と恐怖におののく。男の子のお母さんごめんなさい。

苦笑いの看護師さんと押さえつけながら注射自体は一瞬で終わり 呆然とする人の例題になりそうなくらい呆然としていた。

注射あとにぺったりとばんそうこうを貼ってもらい、おしまい。

ごほうびに好きなもの(予算内)買ってあげるよ と言っても何故かニヤニヤして何も言わなかった。ともだちはごほうびに電車買ってもらったんだよね…とだけ意味深に呟いていた(予算内！)

その夜。お風呂に入るときに ばんそうこうを剥がそうとしたら「はがさないで！」

先生にみせるの！

子どもにとって このばんそうこうは一所懸命耐えた証しに貼ってもらった勲章のようなもので 頑張ったよ！と先生に誇らしくしたいのだ。やりきった自分への勲章なのだ。

でもあと３回打つんだ…ごめんね…

がんばったね！