T.takata

日本生まれ、日本育ちの地球人。 時流に逆らわず流されるがままに漂流する30代男。 どう…

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日本生まれ、日本育ちの地球人。 時流に逆らわず流されるがままに漂流する30代男。 どうでもいい事を書いています。

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高校の卒業式で放送室をジャックした話(実話)

今から10数年前、18歳の可愛い青年であった私は兵庫県にあるスポーツで有名なT高校を卒業した。数ある思い出の中でも強く記憶に残るのは卒業式での思い出だ。 合格したらケータイを買ってあげるよ。という甘い香りに誘われた身長146cm、小6のカブトムシは私立中学を受験した。 T中学校に合格し6年間この学校へと通うことが決まった。新設校の中高一貫クラスで私たちは1期生として入学した。1クラス30人。12歳から18歳までの6年間、毎日この30人で顔を合わせていた。 6年間もたった30

    • 敬老の日〜母に贈るエッセイ〜

      私の母は横浜生まれ横浜育ち。兵庫に嫁に来たが関西弁になることもなく、エセ関西弁をたまに使うぐらいの母だ。 陽気でおてんばな母を、学生時代は恥ずかしいと感じていたが、30歳を過ぎた今、完全に自慢の母親だ。 母の紹介を兼ねて、少し昔話をしよう。 私が中学に進学したばかりの頃、小学校5年の妹と私を連れて母が映画館へと車を走らせた。 目的は「スイング・ガールズ」というジャズバンド部を題材とした青春映画を観るためだ。 母が運転の時だけ着ける、薄紫色の大きめレンズの眼鏡を装着し、ハ

      • 進化する男と震える男

        私はJCというフリーメイソンのような組織に所属している。 フリーメイソンではないが、説明しろと言われるとフリーメイソンの友達の友達みたいな組織。と適当に説明している。 私は昨日、その組織が開催する交流会で「進化する男」を見た。 彼の名は六田(ろくだ)さん。 私の知人の中でも数少ない、金を無限につかえる男の中の1人だ。 某名門私立中学に始まり、まさに経歴はエリート中のエリート。私とは違う世界線で生きてきた男である。 孫正義と孫悟空ほどに違っている。 この組織に所属しなければ決

        • アメリカカッパの存在

          6月の声が小さくなり、夏が目覚めようとしている。 夏が近づくにつれ、男たちは少年だったあの頃の記憶と共に、好奇心や冒険心が身体の内側から溢れ出すのだ。 「木戸ダムに行こう!!」毎年誰かの口からこの言葉が一度は出る。今年は私の口からその言葉が飛び出した。 木戸ダムとは兵庫県姫路市にある川遊びスポットだ。 後輩に、「木戸ダムでBBQがしたい」というわんぱく電話をかけると衝撃的な事実を知らされた。 夜に川へ飛び込むと河童に足を引っ張られますよ! 木戸ダムのカッパ有名ですよ!!

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        高校の卒業式で放送室をジャックした話(実話)

          赤ちゃんが好む合法の粉末

          新米パパの私は、気づいた事がある。 赤ちゃんはミルクが大好きだ。いや、大好きという表現には語弊がある。 好き過ぎて中毒者のソレなのだ。 3時間毎に摂取しなければ感情の起伏が激しくなり、世界一可愛い奇声をあげ続ける。 その度に私は粉末をお湯で溶かし、厳戒態勢で温度調節を行い、赤ちゃんに摂取させる。 その粉末を決して切らしてはいけない。 少なくなってくると私はとある場所に向かうのだ。 全身に黒い服を纏い。マスクに帽子をかぶる。 そしていざという時のために走りやすい靴を選ぶ。

          赤ちゃんが好む合法の粉末

          気の知れた野郎どもと地元の山に登った話

          缶コーヒーを片手に、ふと地元の山を登った時のことを思い出した。 あれは去年のゴールデンウィーク。コロナ禍での自粛にうずうずしていた頃の話だ。 特に登山好きのメンバーがいるわけではない。 コロナ禍で室内に集まるわけにもいかず、なんとなーく地元の有名な山に登ろうかと誰かが言い出した。 ただ登るだけでは満足できない私達は、1人1袋ずつ45Lのゴミ袋と軍手を持参し、ゴミ拾いをしながら登山する事を約束した。 地元であるにも拘らず、一度も登った事のない富士山の末っ子娘のCカップレ

          気の知れた野郎どもと地元の山に登った話

          風呂場は汚れを落とす場所にあらず

          私は結婚不適合者なのかもしれない。 最近はそれについて考えることが増えた気がする。 今夜は、果たして自分が本当に結婚不適合者なのかをnoteに書きながら深掘りし、自分の知らない自分へ辿り着こうと思う。 まずは自分自身で、1番思い当たる部分から考える。 私はどうしても1人の時間が必要だ。 たとえ、充分な睡眠時間を確保できなかったとしても必ず、1人の時間は確保したいのだ。 1日24時間を平等に与えられた私は、まずその中のおよそ11時間を仕事と移動に費やす。 残り13時間

          風呂場は汚れを落とす場所にあらず

          焚き火を愛し過ぎた男

          令和に入り、暗闇に揺れる炎に心を奪われてしまう男が続出しているようだ。 それを理解し難い女が多数いるようなので、私が焚き火を愛し過ぎた男の事を少し教えようと思う。 先週末の夜に、数人の友人を焚き火に誘った。 焚き火を愛し過ぎた男も居れば、焚き火に初めて触れる男もいた。 21:00を過ぎた頃、続々とキャンプ場へと集まる。 私はもちろん1番乗りだ。 この日のキャンプ場は江井ヶ島キャンプ場。30歩もいけば海に足をつけることの出来る砂浜のキャンプ場だ。 まずは車のトランクに乗せ

          焚き火を愛し過ぎた男

          神様達からの評判が良い男

          私はこの世に生まれ落ちる瞬間、人それぞれ違ったポテンシャルを持って生まれてくると考えている。 前世からのお土産のようなものだ。 センスの良いお土産もあれば、もらって迷惑なお土産も存在する。 この世に生きとし生けるものはレベル0で生まれ、レベルを少しずつ上げながら死に向かう。 せっかく持って生まれたポテンシャルを、無駄にするのは違う気がする。自分の持って生まれたものを最大限に活かさなければもったいないのだ。 生まれた瞬間にまずは泣き、食べ、眠り、笑い、愛される。 その初めて

          神様達からの評判が良い男

          ドライマティーニをひとつ。彼女には旬のフルーツカクテルを。

          男には、知られたくない顔があるものだ。 上司としての顔もあれば取引先での顔、馴染みの友としての顔。夫としての顔や、父としての顔。 女性の皆様が、一度は耳にした事のある都市伝説があるだろう。 男には1人の時間がなければ死んでしまう。 全ての仮面を脱ぎ、誰にも見せない素顔でいる時間があるからこそ。男は仮面をつけて戦えるのだ。 素顔の時間をどの場所で作るかは男によって変わる。 この時間をどれだけ充実して過ごせるかに男は人生の大半を費やす。 車やバイクをイジるガレージであったり

          ドライマティーニをひとつ。彼女には旬のフルーツカクテルを。

          男のモーニングルーティン

          こんばんは! 秋が訪れ、朝と夜の気温がだんだんと下がってきた。 今夜は妻と衣替えの約束があるので、今はその前に浴室で男の1人時間を満喫中。 いつもは娘と入浴する。クレンジングや洗顔をする時間がとれない為、朝早く娘が眠りについている間に行うのが男のモーニングルーティンである。 myモーニングルーティンを紹介しよう。 6:30am 私のiphoneが大きな音で身体を揺り起こしてくれる。ありがとう。この四角くて冷たい優れ物に朝一番の大仕事を任せてある。毎朝毎朝一秒の狂いもなく、

          男のモーニングルーティン