見出し画像

風呂場は汚れを落とす場所にあらず

私は結婚不適合者なのかもしれない。
最近はそれについて考えることが増えた気がする。
今夜は、果たして自分が本当に結婚不適合者なのかをnoteに書きながら深掘りし、自分の知らない自分へ辿り着こうと思う。

まずは自分自身で、1番思い当たる部分から考える。
私はどうしても1人の時間が必要だ。
たとえ、充分な睡眠時間を確保できなかったとしても必ず、1人の時間は確保したいのだ。

1日24時間を平等に与えられた私は、まずその中のおよそ11時間を仕事と移動に費やす。

残り13時間

そして5時間は家族の時間を過ごし、その家族時間プラス1時間で家事をする。
今は妻が2人目の妊娠のため、絶対安静で動けないからだ。

残り7時間

家事の内容は食器洗い、哺乳瓶の除菌、洗濯、部屋の片付け掃除、ゴミ処理、お風呂掃除。これは毎日のルーティンである。

料理は義母に頼っている。ありがたい。
義母の最高においしい料理をレンジでチンするのも私のルーティンだ。
そして睡眠時間は5時間欲しい。

すると残りは2時間。この時間が私に与えられた自分への投資時間である。

さて、自分への投資先を思い出していこう。
ウクレレ、インラインスケート、キャンプ。。。
これは私の趣味だが、平日の夜に2時間でできるものではない。
ウクレレは妻や娘を起こしてしまう。
インラインスケートは友人と一緒でなければ変態だと思われてしまう。
キャンプなんてものはもってのほかだ。

趣味の大半が平日の夜、家の中でする事ができない中で1つキラキラと光輝くものが残っている。
そう。今回の本題である「お風呂」だ。

個人の部屋がない私にとって、お風呂場は最高の個室であり、秘密の隠れ家なのだ。
纏っている鎧を全て脱ぎ捨て、小さなイチモツを振り回しながら隠れ家に入ると、そこはネバーランドであり、サンクチュアリだ。

たっぷりのお湯に包まれ、これはもうソファーなど通り越し、子宮の中の記憶さえ呼び起こされる。
少し言い過ぎたが、このたっぷりの42°のお湯に浸かりながらnoteをこちょこちょ書きながら頭の中にある考えをまとめてゆくのが最高に癒されるのだ。

私にとっては汚れを落とす場所ではなく、もっと大切な何かで私を満たしてくれる大切なサンクチュアリーである。

ここまでくると私が結婚不適合者であるのか、ないのか、に結論がでるだろう。

完全に結婚不適合者であり、変人だ。

30代の男がお風呂場をサンクチュアリーと呼び、お湯に浸かって訳のわからない文章を制作している。

のぼせて真っ赤になりながら、必死でiPhoneに親指をカチカチ動かす蟹である。

私は結婚不適合な蟹男なのだ。


しかし私はそれが幸せだ。
自信をもって言える。幸せなのだ。
そして幸せでない男の家族が幸せなワケがないのだ。
つまり幸せだと感じていない男の家族が幸せになる事などない。
私はサンクチュアリー(お風呂場)で家族の幸せを守るガーディアンなのだ。




どゆこと???


この記事が参加している募集

今こんな気分

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?