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神様達からの評判が良い男

私はこの世に生まれ落ちる瞬間、人それぞれ違ったポテンシャルを持って生まれてくると考えている。
前世からのお土産のようなものだ。
センスの良いお土産もあれば、もらって迷惑なお土産も存在する。

この世に生きとし生けるものはレベル0で生まれ、レベルを少しずつ上げながら死に向かう。
せっかく持って生まれたポテンシャルを、無駄にするのは違う気がする。自分の持って生まれたものを最大限に活かさなければもったいないのだ。

生まれた瞬間にまずは泣き、食べ、眠り、笑い、愛される。
その初めての新鮮な経験達が自動的に自らのレベルを上げてくれるのだ。
成長期とはパチンコでいうフィーバー状態で、ドバドバと成長ホルモンが分泌される。


そして人は自動的にレベルが上がるのは成長期までだと気がつく。
それに気付いた者から順に自ら経験値を上げるために行動を起こし始めるのだ。

代表的なのは2つの成長だと考えている。

まずは肉体的な成長だ。
筋トレで筋力や体力を成長させたり、食事によって身体的能力を上げる事ができる。
今まで出来なかった事ができるようになるのだ。

次に精神的な成長。
勉強を行うと、知識が増え、想像力を豊かにし、人生をも豊かにすると考えている。
机に座る勉強の話ではない。
本を読んだり、先輩の話を聞いたり、旅行や遊びも経験という名の勉強なのだ。
頭脳だけでなく心も成長させる事が可能だ。


そしてもう1つ重要な成長があると考えている。
それは肉体から少し離れたもの。

それは運である。

筋トレや勉強をすれば、運を掴む力を成長させることができる。
だが、運を呼び込む力は別なのだ。
運が回ってこなければ掴む事すらできない。

はたして運を呼び込むにはどんな力が必要なのか。
それは神様達からの評判を上げることだ。

私は神社、寺院、教会、道端のお地蔵様。どんな神様に対しても手を合わせる。日本は八百万の神々が住む国だ。
この言葉の使い方が合っているか分からないが、私はかなり幅の広い多神教である。

地元であっても、旅先であっても、国内外問わず全てに手を合わせる。

そしてひたすら感謝をお伝えする。

私の場合はこうだ。
(○○県○○市○○町○○に住んでおります。髙田○○と申します。妻は○○、娘は○○。父は○○。母は○○。いつもは地元の○○神社の神様にお世話になっております。こうして健康で幸せに暮らせているのは神様方のおかげ様です。ありがとうございます。)

4年程前に、宮崎県の高千穂へ行った。
そこには天安河原という場所があり、八百万の神がここで集ったと聞いた。
出雲に行った時にも、こんな話を聞いた。
全国津々浦々の神々が旧暦10月に出雲大社に集まるのは、オオクニヌシのもとで人びとの"しあわせ"の御縁を結ぶ会議「神議(かみはかり)」がなされるためといわれている。

つまり神様達はここで必ず世間話をしている。

神A「おぉー○○の神様久しぶり!元気だったかい?そういえば○○さんのとこの髙田君がこの前御参り来てくれたよー!また良くしてあげてよ。」

私の地元神○○「あぁー髙田君ね!彼はよく私の事を他所で話してくれてるみたいでね、とても嬉しいんですよ。」

神B「髙田君?うちにも来てくれたよ!いい人が住んでる土地で羨ましいですなぁ。地元神○○さんも鼻が高いねぇ!」

私は、神様達のこんな光景を想像している。
そして、どうせ運を運ぶのなら、評判の良い男に運を運ぶと思うのだ。

私は運が良い。と実感している。
生まれてからずっとだ。
自分の生まれ持ったポテンシャルを無駄にせず、努力し、尚且つ神々からいただいた運を逃さぬよう、日々精進したい。

そして決して驕らず、常に感謝の気持ちを持ち続けたいものだ。

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