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場/コミュニティあれこれ

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「共通言語のある顧客コミュニティ」のつくり方──楽天大学立ち上げの経緯

仲山(仲山考材代表/楽天大学学長)です。こんにちは! おかげさまで、楽天市場出店者の学び合いの場「楽天大学」を2000年1月に立ち上げて21周年になりました。 ここ数年、「楽天大学みたいなもの(共通言語のある顧客コミュニティ)をつくりたいので話を聞かせてほしい」という相談をいただくことが多くなってきました(プラットフォーム型のサービスを展開している企業さんが多いです)。 「楽天大学立ち上げ」の経緯については、2011年に当時やっていたメルマガに書いたことがあります(これ

ニューノーマルのオフィスに必要な3つのこと~客を招き、酒を造り、飲み語り合え~

 Potage代表 コミュニティ・アクセラレーターの河原あずです。コミュニティや新規事業にかかわってきた知見を活かし、共創スペースのコミュニティづくりのお手伝いや、企業向けの組織開発や人材育成研修もしています。  コロナ禍は、オフィスのあり方を問い直す大きなきっかけとなりました。多くの大企業がリモートワークを推進し、社員が働く環境を分散しようとしています。結果、IT企業を中心に、オフィス減らしを進める企業も増えています。  一方で、揺り戻しともいえる現象もあらわれています

【レポート】ビジネス×コミュニティ勉強会#02(2/8)

本日、「【CMX Connect TOKYO:ビジネス×コミュニティ勉強会 #02】」のイベントに参加してきました! 僭越ながら、登壇もさせて頂きました! 土曜の9:30開始のイベント。 にもかかわらず、すごい盛り上がり! 2本のトークセッションとワークショップ。 第2弾のテーマは、「戦略」。 1.トークセッション「インパクトを生むコミュニティ」オシロ株式会社:杉山博一(代表取締役社長)(弊社の社長です) コミュニティに特化し、「サブスク型ファンコミュニティ」を

ボクが考えるコミュニティ

最近「コミュニティ」という言葉がバズワード的に使われているが、そのほとんどは「プロジェクト」だとボクは思う。 達成したい目的があり、スケジュールがあり、会費などの予算がある。 学習や自己啓発、お金儲けなどの「目的」をもつプロジェクト的集まりを否定するものではまったくない(ボクもひとつ、目的達成型の「さとなおオープンラボ」をやっている)。 ただ、それをコミュニティと呼ぶことに、個人的にどうしても違和感が残ってしまう。 ボクが考えるコミュニティは、もっと「居場所」的なも

人は人と出会うべきなのか

「というのも、各々は直接的に他者のうちに自分を知るからであり…しかもそれによって、各々が、他者もまた同じように彼の他者の内に自分を知るのだ」(ヘーゲル『イェーナ体系構想』法政大学出版局)  「臨場性」はなぜ必要か  コロナ禍の中で、心から消滅して欲しいと思ったのは「ハンコ」である。  大学が入構自粛になっているのに、ハンコを押すためだけに出勤することの徒労感。そういえばうちの大学では、会議からはほぼ完全に紙資料が駆逐されて、タブレットで会議資料を閲覧することになりはした

”創造的な場を支える仕組みを作る”、メディア・アーティストの江渡浩一郎(えとこういちろう)さん

武蔵野美術大学大学院・クリエイティブリーダーシップ特論II、第5回江渡浩一郎さん、2020年6月15日@武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス(via Zoom)by 木越純 今日は、メディア・アーティストの江渡浩一郎さんをお迎えしました。江渡さんは、現在国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)で知能システムの研究をされていますが、まだ大学生だった1990年代から、まだ世の中に知られていな買ったウェブの可能性に注目し、メディアアートをいう新しいアートを創り出し幾つもの作品を発表

コミュニティって何だろう?

こんにちは。コミュニティフリーランスの長田(@SsfRn)です。 ずっと「コミュニティに興味がある!」とか言いつつも、過去に築いた結果(といっても小さいものです)があるだけで、現状何も行動していないことに気が付き、2018年からコミュニティについて、知見を深めようと始めたのが、このコミュニティマガジンです。 内容濃いものより、定期的に発信して行こうと思っていますので、ご期待より薄い内容になってしまうかもしれませんが、そこはお手柔らかにお願い致します。 あ、後スタンス的に

コミュニティとコンテンツの関係

ここ最近「コミュニティ」という言葉が注目を集め、コミュニティを作りたいんだよね、という相談を受ける機会も増えてきました。 個人的にここ3年ほどコミュニティ・マネージャーの勉強をしていることもあり、コミュニティの立ち上げも様々な方法を目にしてきました。 そんな中で感じたのは、息の長いコミュニティは定期的なコンテンツ発信の場をもっているということです。 また、メディア発のコミュニティや、Twitterをはじめとするインフルエンサーが運営するサロンなど、何かしら「発信している

あたらしい時代に対応したイベントスペース、note placeはじめます

※note placeは2023年6月、東京・外苑前から四谷に移転しました。 本記事の内容は、旧note placeのご紹介となります。 新しいnote placeの情報はこちらよりご覧ください。 * * * noteはイベントスペースnote placeを6月16日に開設します。ウェビナー形式(オンラインが主体のイベントや勉強会、発表会)での開催が当たり前になる、あたらしい時代にぴったりな設備とじゅうぶんなソーシャルディスタンスが保てる空間です。 「だれもが創作をは