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【レポート】ビジネス×コミュニティ勉強会#02(2/8)


本日、「【CMX Connect TOKYO:ビジネス×コミュニティ勉強会 #02」のイベントに参加してきました!
僭越ながら、登壇もさせて頂きました!

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土曜の9:30開始のイベント。
にもかかわらず、すごい盛り上がり!
2本のトークセッションとワークショップ。

第2弾のテーマは、「戦略」。

1.トークセッション「インパクトを生むコミュニティ」

オシロ株式会社:杉山博一(代表取締役社長)(弊社の社長です)
コミュニティに特化し、「サブスク型ファンコミュニティ」を構築できるオウンドプラットフォームを開発しています。

ユニークな自己紹介は必見です。ここでは内緒です。

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オシロのミッションは「日本を芸術文化大国にする」

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「コミュニティ・ファースト」。
さまざなな体験、ここでしかできない価値共創が生まれるコミュニティがあることで、コンテンツホルダーとファンともに幸せになります。

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ファンコミュニティが活性化した先にたくさんの価値が生まれる。
コミュニティの収益だけでなく、先を見据えることが大切。

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コミュニティは様々なスタイルがあります。
「1対マス」「1対n」「1対n対n」。
オシロが目指しているのがメンバー同士(n:n)が交流し、楽しめる「1対n対n」のコミュニティ。

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「1対n対n」のコミュニティだからこそ価値共創が生まれる。

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ここから登壇者変更。
鈴木駿介(コミュニティプロデューサー/データサイエンティスト)。
僕です。恐縮です。

オンラインコミュニティ「SUSONO」のメンバーから始まり、今は「メンバー」「コミュニティマネージャー」「コミュニティプロデューサー」「コミュニティ分析」「システム開発」と5つの視点でコミュニティに携さわっています。

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ファンコミュニティの先にはたくさんの効果がある。
まず、「ファンコミュニティを活性化」するにはどうしたらよいか?
コルクラボ」さん、「えぶりシティ」さんと事例を交えながら話させて頂きました。
活性化に向けて、「メンバーアクション率」「継続率」は重要なポイント。

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コミュニティ成長スパイラル。
コミュニティに「はいる」→メンバーと「なじむ」→コミュニケーション量が増え「はずむ」→コミュニティ外にも活動が「にじみでる」。
このスパイラルが回ることでコミュニティが成長していくと考えています。

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オンラインコミュニティの「1%の法則」。
オシロでは、メンバー同士(n:n)のコミュニケーションを大事にし、このアクション率を上げることを意識しながらシステム開発を行っています。

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3ヶ月以内にやめる人が多いコミュニティメンバー。
「安心安全」が重要です。
①発言できる雰囲気、文化をつくる
②自己開示をする
③新メンバーと既存メンバーとの馴染み

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「メンバーにしてほしいこと」や「コミュニティガイドライン」を入会メンバーに伝えることで継続率がかわります。

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また、自己紹介の入力率でメンバーの熱量を把握することもできます。

新メンバーと既存メンバーのなじみも重要なポイント。
オシロでは、新メンバーと既存メンバーがペアになる「バディ機能」で新メンバーをメンバー同士でサポートできる仕組みを作っています。
バディ経験者は3ヶ月後の継続率が「97%」と高い数値になっています!

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コミュニティの状態を定期的に確認することで、「コミュニティの価値」をより高めることができると考えています。
コミュニティも人の健康診断と同じだと思っています。
「コミュニティ健康診断」

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まとめです。
ありがとうございました!

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2.トークセッション「CMX Summitクローズアップ ~コミュニティ戦略編~」


登壇者は
小島英揮さん(パラレルマーケター)
小野晶子さん(日本経済新聞社)。

米国のCMX Summitで発表された「戦略の考え方」に関するセッションを、日本語訳して紹介いただきました。

本場の内容を日本語で丁寧に説明いただきました。
とても勉強になりました。

「コミュニティマネージャーは施策を実行するのは得意だけど、戦略を考えるのは下手」
コミュニティマネジャーができる施策は限界がある。
コミュニティマネジャーがいないと回らない。
コミュニティから最大限引き出せるポテンシャルをイメージする。

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考えるべきは「戦略」。施策ではない。

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「なぜコミュニティをやるのか?」を明確にした上で、考えないといけないのがこの5つ。

①ゴール
②コミュニティの目的
③戦略
④施策
⑤アクションプラン

特に重要なのが「戦略」である感情変化
どんな感情レバーが引かれたらアクションにつながるのか?

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一週間にできることは限界がある。
3〜7つに絞ってやる。

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コミュニティの価値を最大限に引き出すために、 どんなゴールがあり得るか、イメージを膨らませる。

コミュニティの価値はたくさんある。
・PR効果
・採用
・カスタマーサポート
・新規顧客獲得、既存顧客LTV両方に効果がある

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3.ワークショップ「アクションプランを考えよう」


ゲームでコミュニティマネージャーのスキルを学ぶ!

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トークセッションで学んだ「戦略」を考えています。
お題はゲーム形式。

ぼくらは、引いた「ロールカード」のコミュニティマネージャーになります。「ミッションカード」の達成を目指します。

そして、「①メンバーに行ってほしいこと」→「②そのために必要な感情変化」→「③コミュニティマネージャーの施策」を考えていきます。

ちなみに、僕らのグループでは、「出版会社の女性誌編集部」のコミュニティマネージャーになり、「オンラインイベントの集客」のミッション達成に向けて、考えていきました。

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実際に「戦略(感情変化)」を考えるのは、とても難しい。
この視点が普段、抜けていたのに気づきました。
つい、楽しくなって施策ばかり考えていました。

大事なのは、その施策がメンバーの感情に伝わり、行動が変わり、ミッションが達成されていること。


みなさんの発表のアイデアが凄すぎてビビりました。笑

小野さんやメンターのみなさんと一緒に考えたカードゲーム。
試作段階で不安がいっぱいでしたが、盛り上がって良かった!


さいごに

2つのトークセッションに共通していたのは「コミュニティの価値はたくさんある」ということ。

コミュニティは、「一石二鳥」どころか「一石十鳥」

ワークショップで、学んだ内容を実践できる場があって良かったです。
学びが深まりました。

コミュニティについて考えているみなさんと交流できてよかったです。
主催の小野さん、ありがとうございました!


次回も楽しみです。


たくさんのツイートありがとうございます!








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