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学生さんや新社会人の皆さんへ。26歳の僕がもっと早く知りたかった人生の9つのこと【前編】

【まえがき】

僕は生まれてから25年間、特に何も考えることなく、世間に流されながら
生きてきました。普通に大学を出たサラリーマンの現在26歳です
唯一流されなかったことといえば、やりたい趣味をやってきたというところぐらいでしょうか。
ダンスやサッカーは勉強もせずに打ち込んでいました。
しかし時間が経つにつれ、周りで生きていたはずの人たちが死んでいき、時間の流れや人生について考えるようになりました。
そして25歳になってしばらくしてから、より多くの情報を集め、失敗覚悟で色々と学んでみようと思い1年ほど学んできました。

この学びを始めてから、『もっと早く知っていれば、、、、』と思うことが山のようにありましたので
その中から2回に分けて、全部で9つに絞って書いていきたいと思います。

【考え方について】


・自分を知るということ

自分を知るというのは実はとても難しいのです。
自分は自分が1番よく知っていると言いますが、
実は自分はこう思っていると思っていても、そのほとんどが世間体を気にしていたり、
周りの意見を気にしていたりしていることがあります。

例えば、あなたが洋服を購入したとしましょう。

なぜその洋服を選んだんでしょうか?

『欲しかったから』

本当にそうでしょうか?

・好きなモデルが着ていたから

・彼氏、彼女によく見られたいから

・今、流行しているから

・周りから可愛いと思われたいから

という理由の方も多いと思います。

しかし、それってあなたの意思ではないですよね?

本当のあなたの意思はどこにあるのでしょう?
自分が下した意思決定は必ずしも本当の自分が決めたことではない可能性が大いにあります。
若い頃から、脳をフラットにし、自分自身について本気で向き合い考えていくことが人生を豊かにすることに繋がっていきます。

あなたがそう思ったのは何故ですか?
ふと振り返って考えてみるといいでしょう。


・時間が1番大切であるということ

皆さんは、100万円と1万時間だったら
どちらを1万円で買うでしょうか?
多くの人が、100万円と答えると思います。
しかし、100万円は、5年後も100万円の価値である可能性があります。
どういうことかというと、100万円の価値は100万円でしかないということです。
100万円という価値は5年後にも10年後になったとしても同じ価値を取り戻そうと思えば取り戻せます。
そのぶん、時間は過ぎてしまったら絶対に取り戻すことができません。
今のあなたが1番若いのです。何かを迷っていたら今すぐに試してみることをオススメします。
ちょっとでいいんです。いきなり全力でやる必要なんかありません。
人生で1番大切なのは、時間ですよ。時間を有効に使い、大切にしましょう。

・嫌なことは簡単に過ぎゆくということ

嫌なことが先にある時、すごく憂鬱で逃げ出したくなったり、逃げ出したりしてしまっていませんか?
実はものすごく嫌なことって、一瞬で終わるんです。
例えばものすごく嫌なプレゼンがあるとしましょう。
しかし、プレゼンをする時間はどれくらいでしょうか?数分〜数時間でしょう。
嫌なことがある時、どうしても嫌なことをしている時間のことを考えてしまいがちですが、その後のことを考えてみましょう。その憂鬱な時間は100%終わるんですよ。

1年は8760時間あるんです。そのうちの数分〜数時間なんてあっという間ですよ。
そこを過ぎれば、スッキリ。そしてあなたの成長が待っています。


・本来は全員自由であること

日本人は本来自由です。日本国憲法で自由権という憲法があります。
基本的人権の一つで、

* 精神的自由権
* 思想・良心の自由
* 信教の自由
* 学問の自由
* 表現の自由
* 集会の自由
* 結社の自由
* 経済的自由権
* 職業選択の自由
* 居住移転の自由
* 海外渡航の自由
* 財産権の保障
* 身体的自由権(人身の自由)
* 法定手続の保障(デュー・プロセス・オブ・ロー)
* 刑罰の内容の保障
* 刑事裁判手続上の保障

と色々な自由が憲法によって定められています。
自由ではないと思ってしまうのは、社会が人間関係で成り立っているからです。
本来は人を拘束することはできません。
会社だっていつだって辞められますし、学校だって行かなくたって罰則はありません。
自分の精神が病んでしまい、死を選びそうになるくらいなら、逃げ出してしまっていいのです。
人間は、自由なんですよ。そして、やり直せます。世界は広いので、いくらでもフィールドを変えられます。
日本には生存権があり、生活保護だってあります。生活保護ってどれくらいもらえるか知っていますか?
条件や地域によって異なりますが、単身で約10万円〜家族持ちで約20万円ほどもらえるんですよ。調べてみてください。
10〜20万円!?そんなんじゃ暮らせない!!と思ったあなた。やばいです。生活見直してください。
十分な暮らしができます。
むしろ、この金額で暮らせるシミュレーションをし、この金額で暮らせるようにしておくべきです。
どんなに借金を抱えたって、5〜10年クレジットやローンを我慢すれば自己破産だってでき、借金チャラにできます。歴史でやった徳政令ですね。これは今でも残っているんです。仕事がなくて、借金も自己破産で全てチャラになった場合なんか、抱えるものないのですから、生活保護で10万円あれば十分暮らせます。


・失敗は怖くないということ

皆さん失敗が怖いですか?
なぜ失敗が怖いと思うのでしょうか。

それは

・自尊心が傷つく
・失敗することで生活が壊れるのが怖い
・失敗すると取り返しがつかないことになりそう
・失敗すると人に迷惑をかける
・失敗すると落ち込むから


このようなことで失敗が怖いと思ってしまっている方が多いと思います。
もちろん失敗をしないということは、素晴らしいことですが、誰が失敗をしてはいけないと決めたのでしょうか。
それは、失敗したら叱るという日本の教育です。
ですので、多くの人が失敗したら怒られる、失敗したら怒らないといけない
となってしまうのですが、本質は違います。
失敗をするということは、『新しいことに挑戦している』ということです。
つまり、成長しようとしているための成長痛であり、成長をする上で必要なことなんです。
失敗=成長痛です。怖がらずに失敗をして、次に失敗をしないように学ぶことが
実は1番大切であり、1番人間を強くしてくれるのです。なので失敗をして文句を言う人は放っておきましょう。
何も学んでいない人です。


・常識は非常識であるということ

皆さんは常識を疑ったことはありますでしょうか。
実は、なんの疑いもなく、”常識だから”とか、”習慣だから”と言っておこなっていることって多々あります。
そもそもみなさん、なぜパンツ履いているんですか?服を着ているのに。

考えて、『汚れるのを防ぐため』という答えが出てきたとしても、なぜパンツを履くようになったおか歴史的背景を知らな人は多いと思います。

実は江戸時代までは着物の下に下着を履くという習慣はなく、女性は基本的に下着なしで着物を着ていました。
その当時は、履かないのが当たり前なので、特に誰も疑問も持たずに過ごしていたんです。
では日本人女性が初めて下着を身につけたのはいつでしょうか?明治初期です。その人物が『津田梅子』
しかし、特に定着することもなく、時は流れました。ではいつから浸透したのでしょうか?
それは昭和7年に起きた日本橋の百貨店の火災。避難時に上昇気流の熱風にあおられ、脚の付け根が丸見えになるほど着物の裾がめくれてしまい、恥ずかしさのあまり着物の裾を押さえようとした女性数名がロープから手を離し、命を落としてしまったということがありました。
それから『女性も下着を身につけるべきだ』と普及したと言われています。
『じゃあ今は着物じゃないしスカート以外下着履かなくていいじゃん』こうなりますよね。

もちろん、服を汚したくないからと言う理由などもあるでしょうが、今では当たり前に履くパンツも昔の人は履いていなかったと言うような、今じゃ常識だけど、実は昔は非常識なんてことはよくあることです。

現代においてもそのようなことは多々あります。

時代は大きく変わっているにもかかわらず、昔の慣習が意味もなく引き継がれていることがよくあります。

なぜ貯金がいいとされているんですか?なぜ同じ会社を続けるのがいいとされていたのでしょうか?
なぜいい大学に行く方がいいとされているんですか?
なぜみんな同じように大学卒業したら会社員になるのですか?

常識を疑い、本質を調べてみることで、世界の見え方や付随する行動が変わってきます。

世の中のことに常にWHYを抱くことで

目に見える景色が変わってきます。

よく、東大生と他の人では同じ景色を見ても見えるものが違うと言われています。

それはなぜか?

それは、常にWHYを抱いているからです。

例えば、一般の人が赤いポストを見ても何も思わないところを

東大生は

『ポストってなぜ赤いのだろう?なぜこの形なのだろう?』

と疑問に思い、調べます。

そして、ポストが昔は黒かったことを知り、なぜポストが赤くなったのかの歴史的背景を知ります。

昔は公衆便所もポストも黒色でしたが、夜間に酔っ払いが公衆便所と間違えてポストに用を足してしまうことが多くあり、赤くなったという一つの説があります。

他にもパッと見て真っ赤なポストの方が目立ち、わかりやすいからといったシンプルな理由もあります。

どうでもいい知識かもしれませんが、このようにWHYを考える知識は、仕事や勉強にも役立ちます。

・『なぜお客様はこのような要望をしてきたのだろう』

・『この仕事にはどのような背景や意味があるのだろう』

・『この計算式が成り立つのはなぜだろう』

・『この問題の答えはなぜなんだろう』

このように試行を繰り返すことで、知識が増えたり、論理的になれるのはもちろんのこと、自分の生きている世界の見え方が変わってくるのです。


【資本主義について】


・資本主義とは

みなさんはこの世界は何主義といわれていると思いますか?

・民主主義
・資本主義

ですよね。

じゃあ資本主義ってなんですか?説明できる人は少ないように思います。

資本主義とは、簡単に言えば働いたらその労働力に応じて報酬が得られる制度です。
そして、就職するも起業するも自由。自由な経済体制のことを指します。

この意味を深く捉えると

生産手段を資本家や経営者が所有していて、商業や産業をコントロールしており、
自分たちの利益を追求する為に労働者を働かせて生産を行う経済体制である

と言うことが言えます。

つまり

労働者でいると言うことは

生産手段の歯車

であると言うことです。

つまり、あなたが年間1000万円の利益を出し、そのうちの400万円を給与としてもらい、600万円が会社の利益になると言う仕組みです。

もうお分かりでしょうが、搾取されるのが労働者です。

会社の利益は、労働者が生み出した利益から労働者に少し渡して成り立っているのです。

労働者が生み出した利益を全て労働者に還元していたら会社は成り立たないのです。

”稼ぐ”と言うことに特化して見れば非常に効率が悪いのです。


・資本主義社会で有利なこと


『金持ち父さん貧乏父さん』と言う本をご存知でしょうか。
この本では、この世でお金持ちになるためには2つの方法しかないと言っています。

それが

・経営者

・投資家

この2つです。

そして、

・従業員
・自営業者

この2つがほとんどであり、この2つはいつまで経ってもお金持ちになれないと言っています。
つまり資本主義ではこの2つが圧倒的に有利です。

・経営者がお金持ちになる理由


経営者がお金持ちになる理由は

労働者が利益を生み出してくれるから

です。

例えば一人が年間1000万円生み出すとしましょう。単純計算です。
そのうちその労働者に支払うのは年間400万円に設定したとします。

一人につき年間600万円が会社の利益として入ります。

そのような労働者を100人集めたとしましょう。

年間6億円が会社の利益となります。

株式会社は経営者ではなく株主の持ち物ですから、もし起業して経営者が株を100%持っていたとしたら

単純計算で6億円が経営者のものになります。

もちろん他にも税金や経費はかかりますが

それにしても一人では到底稼げない額を稼げることになります。

それは

お金を生み出す歯車をたくさん束ねて所有しているから


です。時間もお金も生み出せるのが経営者。

これが現実なのです。

・投資家がお金持ちになる理由


投資家がお金持ちになる理由は、


お金はお金があるところに集まる


からです。


例えばあなたが精一杯貯めた100万円を投資したとします。

1年で10倍になりました。

100万円が1000万円になりました。

しかし、お金持ちが1億円をあなたと同じものに投資していたとします。

同じ10倍でもお金持ちが手に入れる金額は10億円です。


あなたは100万円しか持っていなかったことで900万円の利益しか手に入れることができませんが、

1億円持っているお金持ちは9億円の利益を手にしているのです。

フランスの経済学者、トマ・ピケティの『r>g』と言う考え方をご存知でしょうか。

r・・・資本収益率
g・・・経済成長率

を表し、その二つを比較した結果のことを指します。

資本収益率とは、資本により増える富の大きさを表し、
経済成長率とは、労働により増える富の大きさを表しています。

gよりもrが大きいと言うこと、つまり

『資本を持つ者の富が増えるスピードは、労働によって富が増えるスピードよりも早くなり、労働でしか富を得られない人は、相対的にいつまで経っても豊かになれない』

このように述べています。


お金のない人たちが投資で大金持ちになれることは

可能性としてとても低い

のです。

甘い言葉の投資詐欺に引っかからないようにしましょう。

どうしたらいいのか


それは

従業員→自営業者→ビジネスオーナー→投資家


と段階を踏んでいくことです。

つまり、あなたが目指すのは、今の会社で年収1000万円ではなく

会社員から抜け出し、まずは自営業者かビジネスオーナーになること

です。

会社員からいきなり投資家になることはほぼ100%無理でしょう。
センスがあれば別ですが。


リスクが取れないと言う人はまずは会社員のまま小さい副業から始めることをお勧めします。

そして、

・本業は事務員だけど、副業はせどり

このような本業主体の働き方ではなく、

・副業で活かせる本業に就く

ここが副業で稼ぐ効率のいい働き方です。

例えば、

『ブログで稼ぎたい!』

となれば、WEBマーケティングの職を探すことをオススメします。

なぜなら、その分野で既に収益化に成功している企業で働くことで、

より副業で成果を出しやすくなるからです。




・消費者であるということ

先ほど資本主義の説明をしましたが、もうお分かりになると思います。


消費者でいる限りお金持ちにはなれない


消費は割高です。

何を買うにも生産者の利益が乗っています。人件費が乗っています。

保険を窓口契約する?窓口には人がいます。つまり人件費が保険商品に乗っているんですよ。

そして、消費者には『経費』が認められていません。

どう言うことか。『課税対象』が変わってきます。

経営者になると

『経費』が認められますので、


1000万円の売り上げー経費=課税対象→手取り


となります。

消費者であるサラリーマンはどうでしょう。


1000万円の年収=課税対象→手取り


となるわけです。


会社の場合は家賃や車なども経費で落とせる可能性があり、売り上げからその経費を引いてから課税になりますので、一定の収益をあげた場合はサラリーマンよりも有利になります。


このようなことを知っていると、なぜ経営者の方が高級車に乗れるのかなどわかっていただけるかと思います。


【今回の”おわりに”】

今回はこれくらいにさせてもらいます。

後編は

【会社について】

・株式会社の仕組み
・会社で働くということ
・会社は辞められるということ
・会社に縛られる必要はないということ


【努力について】

・努力は必ずしも報われないということ
・努力にはやり方があるということ
・継続が1番であるということ
・結果が出ない時にやること
・努力ができない人へ


【人間について】

・人間は全て人間に囚われている
・人間を恐れないこと
・人間は死ぬということ
・人間は思い込みをするということ
・男女は分かり合えない
・喧嘩はした方がいいということ


【夢について】

・夢は大人になるにつれて消えていくということ
・夢を持つということ
・夢の探し方


【社会について】

・社会は甘くないということ
・社会には救済措置があるということ
・社会は理不尽なことだらけであること

【人生について】

・人生の価値について
・失敗が成長させてくれる
・与えられた環境を考え、行動すること
・人生はいくらでもやり直せるということ
・人生はゲームであるということ



について書いていきたいと思います。(※多少の変更が入る可能性があります)

読んでくださり、ありがとうございました。

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