見出し画像

プレミアムな存在になるには

最近は政府はコロナに沈んだ経済のカンフル剤として色々と対策を打っていてプレミアム食事券、プレミアムクーポン券、等やたらプレミアムが街に溢れています。
プレミアム(premium)辞書には
1. おまけ - 購入者に追加で物品をつける行為。
2. 報奨金、割増金、保険料を指す名詞。
3. 「高級な」という意味の形容詞。

とあり、結構色々な意味があるんですね。
今日はそんなプレミアムな貴方に書いてみます。
最後までお楽しみください
#貴方はおまけ ?それとも高級??

画像1

音声配信プレミアム会員になってみた

近頃、音声配信サービスでVoicyを毎日ながら聞きしています。ユニークなパーソナリティが多く西野亮廣さん大東メグミさん等人気の番組をフォローして楽しんでいるのですが、9月からリスナーに対して「プレミアムリスナー」枠を設けてお気に入りのDJに月額課金して放送を聞くと言う有料チャンネルがスタートしました。

意識高い系を目指すベタな私にとって、より有益な情報を聞く事でアウトプットも充実させようと、チャンネル登録を決心し、どのDJがいいかな?とチェックの結果、多重債務者だけど、サラリーマンを辞めて愛媛で田舎暮らしをしながら、ブログで稼ぐようになった若い男性の放送「1年後の自分を楽にするラジオ」(DJしゅうへいさん)に決めて月額1000円でプレミアムリスナー登録を済ませました。
まぁ月々の支払も大きくないし、西野亮廣さんのオンラインサロンもメンバーだけ読める記事は面白いから、「音声配信に課金」「若い男性に課金」「月に何百万稼いでる訳でもないけど課金」と初めて尽くしの体験をする事に決めたのです。

そして、最初のプレミアム放送を聞いた感想ですが「え、普通の無料放送との違いが分からない」でした。まぁ初回だからこんな事もあると思い、次も聞いてみると「僕のラジオに課金するのは変態です」と変態扱いされる始末、、、、でもここは気長にと自分を奮い立たしさらに次の放送を聞くと「寝起きプレミアムVoicy」と題して本当に寝起きに「こんな感じです」と放送してました。思わず騙された(笑)が頭をかすめました。

これは9月一杯で登録解除も考えないとな?と思いながら、もったいないので日々聞いていたのですが、少しずつ気がつくというか、理解していく事がありました。

画像2

クローズドの心地よさが貴重

それは「クローズドの安心さ、本音度合い」でした。今はすぐに炎上するSNSやこういう配信サイトにおいて、うかつな事を言うリスクはいつも付きまといます。表現がまずくて意図しない受け止め方をされると嫌だと思いこのブログを書く時も何度も読み返して意味が伝わるかどうかもチェックしています。でもクローズドのサイトである有料チャンネルは、そんな外野の騒がしさを気にせず本音度を上げられると思うんです。
良い事、役に立つ事しか言わない人って、ある意味怖くないですか?阿弥陀如来の再来じゃないんですから❗️
#阿弥陀如来の偉業は1mmも知らないで言ってる

つまり本音を聞ける事のメリット、話せる自由度の高い場所で語られる話の幅を感じてきたのです。

そしてそれ以外にリスナーにとってプラスのメリットがありました。それは放送回数です。しゅうへいさんの放送ですが、9月は85本の放送中、38プレミアム放送で、本人が言っている「1日無料放送1本、プレミアム放送1本」より沢山話を聞けています。もちろん理由の一つはプレミアムリスナーを獲得する意味もあって配信件数を増やしていると思いますが、件数に応じてバラエティに富んだ話を聞けるようになってきました。明らかに以前より面白く聞かせてもらえています。これは他のパーソナリティも同じ傾向があると思います。まだ他の方の登録はしてませんが、皆さん無料放送のクオリティが上がった(より楽しく聞けるようになった)と感じてます。

この事は興味深かったです。プレミアム制度を設ける事によって、DJは収入増のチャンスが出来ると同時に、その為配信クオリティが上がって配信回数も増えて、結果プレミアムじゃない人にも恩恵がある。そしてリスナーのある一定数が目標であるプレミアムサイトに流れる様になると思います。超Win-Winですよね。

画像3

本当のプレミアムは日常に

今回の事を通じて感じたのは、2つの事でした。
一つ目は、プレミアムだからと言って有料サイトにだけ価値のある話を集中させると言う考え方は良くない事。
もしそうすると、明らかに今まで聞けた面白い話がプレミアムだけに流れて行き、無料サイトの価値が下がってしまう危険があると思います。良い情報は有料でも当然いいのですが無料サイトの価値が下がるのは頂けない。そもそも今まで手を抜いて発信してきたのでなければ、そんなに急に有益な話ばかり増やす事も出来ないから、持続性が無くなっていきそうです。

二つ目が、リスナーは何が気に入っているかを考える事が大切という事。きっとリスナーが何故そのパーソナリティが気に入るのかと言えば、それはスマートな部分だけではないはず。失敗しても懲りずに時々図に乗って、でも芯は優しく温かい人間性じゃないかなぁ?と思います。これは人それぞれかと思いますが、私は感動ドラマは、人の優しさに触れて心が揺り動かされるから好きになります。有益だけでは感動出来ないと思うのです。損得ではない人間らしさに魅力が隠れていると思います。

その人の人間らしさが一番出るのが、きっと意識しない何気ない日常だと思います。飾ってない瞬間に出す魅力が一番キラキラしてそう。だから人の魅力は発表会の舞台の上でなく、何気ない日常にその人のプレミアムを見る事が出来るんだと思います。そこにどれだけ本音をぶち込めるかが、人の度量じゃないかな?

西野亮廣さんは才能あふれる面白い人で、有料サイトも無料サイトも関係なく人を引き付けていると思います。でも本人が言われている様に、才能ある人が誰にも負けない努力をして今の発信を続けていると思うのです。天才だから続けれるのかなとある意味、僕は絶望してしまう感じがします。自分には絶対無理。

でも1億総発信者時代の中で発信の面白さを感じて、自分の経験をシェアする事を通じて人の役に立ってみたい、きっとそれは自分の何気ない日常に感じている事に向き合う事が大切なんだと感じています。
しゅうへいさんが意識している「皆が聞きたい話と皆に聞いて欲しい話」を私もしっかり意識して、大切な人に届ける発信を長く続けていきたいと思いました。

合わせてお読み頂けると嬉しいです。


画像4

画像5

画像6

画像7

画像8


画像9


この記事が参加している募集

習慣にしていること

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?