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コロナ離婚は嘘?家族って最高!

先月、同僚のManaさんが「コロナをきっかけに、友達のカップルが破局したんです。」と聞いて以来、頭の中にコロナ離婚と言うキーワードが刷り込まれました。
でも先日、コロナ禍でも離婚率上昇は無かった、と言うニュースを見て安心すると同時に「もうアバンチュールは私に来ないのか?」と熱帯夜の中に秋風を感じてます

あ!これはここだけの話にして下さい。

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カトリックと政府の対決?夫婦のカタチ

フィリピンは国民の90%以上がキリスト教を信じているので日本では可能な事で2つ出来ない事があります。
それは 離婚 と 避妊(中絶) です。

離婚は、結婚式で誓いを立てた時、神様に「死が二人を分かつまで」愛を誓ったから、と言う事に基づきます。
神様に嘘を着けないから離婚出来ないんです。
屁理屈じゃないですが、フィリピンでどうしても離婚して新しい人と結婚したい場合「アノルメント」と言う申請を裁判所に起こせます。これは「結婚が無効であった(間違いだった)」と言う証明をする事で、嘘はつけない神様でも間違いは許してくれるからです。だから新しい恋人との結婚は「初婚」になります。
ちなみに「アノルメント」は結構恥ずかしい行為とみられていて、お金も時間もかかるのに信用も失う代償の大きい行為です。
そんなフィリピン人は、現実に新しい恋人を見つけたら別居はするし、内縁の関係で夫婦生活をスタートするので、「離婚出来ない事」が夫婦にとって素晴らしいシステムかどうかは、判断が難しそうです。

避妊(中絶)は 人類やカトリックの繁栄は子孫を残し広げていくと言う考えです。産めよ育てよ!みたいな。
不謹慎ながらネズミの事みたいと思っちゃいました。
不届き者ですみません。
フィリピン人は「子供は神様からの授かりもので社会の宝」という考え方があります。子供好きが多いのはそういう教えを小さい頃から社会で培ってきたからですね。なのでシングルマザーへの偏見の目は少ないです。
だから政府が考える経済を基軸とした「家族計画実施」の一番の壁は「カトリック教会」です。ここがコンドームの配布などに反対する事があるので、政府は頭が痛い所です。だって役人もカトリックなのでジレンマを抱えてます。

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阿吽は不要?家族と過ごす時間をタカラに

とは言え、やはり一旦結婚したカップルが上手くいく事に越した事はないと思うので、夫婦が努力して関係を継続されていく事が、人生で幸せかどうか?の大きな要素だと思います。その為に
家族の為に時間を作る
例えば子供や奥さんはモチロン、実家の親兄弟の誕生日でも会社を休んでお祝いをする。
家事を分担する
女性が活躍する家庭も多いので、夫が料理、洗濯を担当する場合もあるし共働きでも時間がある方がやる感じ。
愛情表現を相手に示し続ける
I LOVE YOUと言われるとLOVE YOU TOOとすぐに返事する。1日に何度でも。返事がないと悪い事をしてると疑われる。

を実行すると上手く行きやすいです。フィリピン人は、この3つを男女共実践している人が多いと思います。
この辺りは何度か記事にしているのでご存じですかね。
でもやっぱり大切に感じるのでもう少し書いてみます。

夫婦と言えど他人同士。生まれも違えば、育ちも違う。いくら付き合う期間が長かったとしても、知らない部分があるから、大変だったり面白かったりと思います。

でも人が一番がっかりするのは「期待を裏切られた」と感じる時!自分の「思い込み」が「事実」が違えば、「期待」にずれが生じてしまいますね。
これを防ぐにはともかく会話の中に出来るだけ「想い」を伝えて、お互いで歩み寄る努力が必要だと思います。

2015年のゲンナイ製薬株式会社の調査によると、日本人夫婦の約1割は1日のコミュニケーション量が30分未満だそうです。1時間以上のコミュニケーションがある夫婦は30%程度。夫婦の会話の平均時間は76.1分。短い!

きっとコロナ離婚が増えなかったのは、経済的に今離婚するのは大変だからだとも言われています。でも夫婦が一緒に過ごす時間が増えてコミュニケーションが増えた夫婦もある事も理由だと思いたいですね。

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血縁に拘らない関係も家族と呼べば?

先日の「ファンファーレも良いけど風鈴が好き」でも書きましたが 有料オンラインサロン「小谷家族」がやっぱり面白いので書いてみます。

コロナ禍で過ごす家族時間がQOL(クオリティ オブ ライフ)に大きく関係しているなと前より感じます。
時々ここで書くけど気軽に人と会う機会が減って、話す時間も減る事で自分を見直す時間も増えるけど、元々人間は群れて生きてきた生き物だけに「大切な何か」を満たされていない感覚がある気がします。

未来が見えにくい世の中を生き抜く為に勉強は必要だからと、最近多くの人が「自分磨き」に力を入れていると思います。もちろん私も色々とインプットを意識する度合いが増えています。アッパー系サロンも人気ですね。
でも勉強ばかりすると疲れます。そんな時にはお笑いでも見てくつろぎたいと思いませんか?きっとそのタイミングが、人恋しい時間なのかもしれないです。

本当の家族は一番大切だけど、距離が近くて良いも悪いも見えすぎる所で生活していると、「灯台下暗し」の様に見えなくなったり、「余計なお世話」の様に構わないで欲しい気持ちが出たりする事がありますよね。そんな時「気持ちのコントロール」って難しくないですか?

もし、他人だけど、自分と同じような価値観を共有できる人と緩―く繋がれたら、返って家族の良い面を実感できるような気がします。そのコミュニティで感じた温かい気持ちが本当の家族へ戻って行けば、新しいWIN-WINの関係を築けた気がします。自分と家族と他人の3角形の中で輝くトライアングルを見つけたい。

おならをしても「ごめーん」と笑って言えそうな関係が私の理想です。臭くてごめんなさい。だから最初はネットだと丁度いいかも(笑)小谷家族はこの感覚に一番近いです。

昔から尊敬と理想の集大成が、ジョンレノンの「Imagine」この曲はなんと50年近く前の1971年にリリースされた曲。

尊敬の理由は「人の心の壁」を除こうとしてる歌に感じるから。

と言う事は僕が求めている「真理」は、最新のテクノロジーの場所にあるとは限らない。未来は新しいではなく、身近な気づきに扉が隠れているのかな?

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