コロナ対策は進化心理学で!
WHOのコメントです。
「上気道炎の予防にはビタミンDが有効である」
ここ最近コロナの影響で世界中がパニック状態です。予防したくてもマスク不足の状況・・
しかし!!
コロナウイルスが蔓延する中、ビタミンDが注目されています。
ビタミンDは進化心理学と密接な関係にあるのです。今回は人間の免疫機能からコロナ対策になればいいなと思い記事にしました。
なぜ草食動物は強いのか
ビタミンDはステロイドホルモンに属しています。
主に免疫を高めてくれる効果があり、他にも動脈硬化や糖尿病、脳神経の機能維持などに効果があるとされています。ちなみに筋力の維持にも関わっているとか。
この栄養素は日光を浴びることで皮膚から生成されています。
突然ですがサバンナにいる草食動物を思い浮かべてください。
象やシマウマ、ヌー、バッファロー、サイなど、とても丈夫な体をしています。力もあり足も速い。
「草しか食べていないのに」って思いませんか?
彼らが強いのには訳があるのです。
それは一日中、日の光を浴びているから。そのためビタミンDが生成され強い体を作っているんです。
日光と肌の色
日光と肌の色は密接な関係にあります。白人や黒人など肌の色の違いがありますが、その土地に適合した肌の色があるのです。
人類の起源はアフリカ大陸にあります。
アフリカで誕生したホモサピエンスは後に各大陸へ移動して人類を増殖させました。
元々黒人は大量に日の光を浴びていました。だから体が丈夫なのです。
ちなみに黒人の皮膚は大量のメラニンを含んでいるので日焼けをし過ぎて皮膚トラブルになることはありません。
それがアフリカ大陸を出る、熱帯雨林気候から寒冷地域へ行くとどうなるか?
ここがポイントになります。
現代では黒人の方も寒い地位で暮らしています。もともと強い日差しで生活していた遺伝子を持った彼らは寒い地域の日差しではビタミンDが十分に生成されないのです。
アメリカの北側は寒冷地域です。
そこに暮らす黒人には癌のリスクが高まるなどの健康障害が起きることが明らかになりました。また、学習障害の確率も高いそうです。
日光と皮膚がんの矛盾
よく日焼けをすると皮膚がんになると言われています。この由来はオーストラリアからだそうです。
もともとオーストラリアには肌の色が濃い原住民がいました。
そこ入ってきた白人が皮膚がんになったため、日焼け=皮膚がん となったのです。
これは弱い日差しを浴びていた白人がいきなりオーストラリアの強い日差しをあびたため適応できなかったと言われています。
つまり肌の色はその土地の気候に合った状態を指すのです。
日本人のビタミンD欠乏症は深刻
現代の日本人は日差しを浴びなさすぎと言われています。
美白ブームや引きこもり、間違った皮膚がんの認識などが影響しています。またビタミンDは青魚からも摂取できるのですが、魚を食べない若者が増えています。
特に若い女性は日を浴びない・魚を食べないため慢性的にビタミンD欠乏となります。だから免疫機能が低下して病弱になるのです。
WHOを含め海外ではビタミンDが推奨され処方されています。医療が20年遅いとされる日本ではまだ認識がないようです。
って事を考えると日の光を浴びて、魚をむしゃむしゃ食べて、運動して免疫を高めればコロナ対策につながるって訳です。
合理的だと思いませんか?
皆様のお役に立てるnoteになれば幸いです。