帰国子女受験・7月下旬の考察
こんばんは、帰国してから2週間が経ちました。
そろそろ帰国子女受験の波にも乗ってきたところで、ここ二週間の状況を説明したいと思います。
今現在、私は帰国子女受験のために都内の予備校に通っています。(大半の帰国入試生徒は予備校で受験の準備を手伝ってもらっています。)
私立大などの大学は入試の期間が比較的に早く、8月下旬から10月上旬までの間に、書類選考、一次・二次試験を実施し、その期間内に合格の発表を行います。
一方、国公立の大学は受験期間が1月上旬から3月上旬と、非常に遅く、受験生も多少の余裕を持てる感じです。
帰国子女入試概要
では、大学側がどのように合格者を選ぶのかというと、これは大学によって違ってきますが、このような選考が(文系では)一般的に行われています:
1. 書類選考:
-a. TOEFLやIELTSなどの英語能力統一試験のスコア(非英語圏の生徒でも求められることが多いです。)
-b SATなどの統一試験(フランスではBaccalauréat, ドイツではAbitur等等)
-c 志望理由書
-d (エッセイ)
-e 高校の推薦状
-f 等等
2. 小論文型の試験/現代文
3. 面接
さて、最も僕が恐れているものは、2番目の「小論文」です。冷汗が出ます。
フランスに11年間滞在していた私は、その間ずっとフランスの現地校(小中高)に通っていました。ですので、日本の高校生と比べると、私の日本語力・筆記力は多少低いかと思われますが、問題はそこではありません。
問題は、小論文の設問に的確にこたえられるような知識を持っているか否か、という点です。僕が志望している学部は、経済・政治・法律など、社会科学系です。なお、そのような学部は筆記試験の問題として、社会科学系の問題を出してくる、という傾向があります。法学部ならば、法律に関係する問題。経済ならば、現在の世界・日本経済の動き。などなど。
八月のプラン。
このような問題に対して的確・スマートに答えるには、二つの課題が残されていると、私は脳みそをひねくり回して考えました。
1. 参考書、本、新聞、テレビニュース、ドキュメンタリーなどを見ることで、とにかく知識を蓄える。前述したように、いくら文章力があっても、知識がなければ話になりません。
2. 小論文を一日に最低一個は書くこと。(土日は3回)。これももちろん大切です。自分の考えは論理的に述べられているか、分かりやすく書かれているか、具体例は挙げられているか、反論も挙げているか、などのチェックをすることで、小論文を書くことへの抵抗感が徐々に減っていくと思います。
3.漢字の練習。(⇒語彙の習得にもつながる。)馬鹿みたいな話ですが、私は顔だけ日本人の外国人みたいなものですから、小論文を書いてる最中に、「あれあの漢字ってどうやって書くんだっけ」などど止まってしまう事があります。前日は、「繁栄」の「繁」がかけず、五分間ほど悩みました。(最終的には「繁」の字がどうしても思い浮かばなかったので、「栄えること」と置き換えて、その状況なんとか乗り越えました。)
この三つの点に集中して、今後4週間は頑張っていきたいと思います。
では後ほど。
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