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戦国時代の高価な茶器を笑えるか?

おはようございます!

昨晩は、
大河ドラマと日本シリーズを
行ったり来たりしてみていました。

大河ドラマでは、
関ヶ原に向けてまっしぐらの展開です。

その少し前の回ですが、
家康が秀吉に茶器を送っていました。
これが名品とのことで、
一国に値する価値があったとか。
「初花肩衝(はつはなかたつき)」
というものです。

現代の感覚からすると、
茶碗一つが一国に値するとは
どうなのかと思ってしまいます。

国内が治まりつつあり、
功績があっても
切り取った土地がなく
分け与えるものがなく、
何らかの方法が必要になり、
ひねり出したやり方なのでしょう。



しかし、それを笑ってばかりもいられません。

現代だって、
ただの紙切れを一万円札などと称して
ありがたく使っています。

おまけに、それを刷りまくって
経済がよくなったといっています。

自らを省みれば
戦国時代を笑えません。

私たちはヘンになっているかもしれない
と時々考えてみるのも悪くありません。

今日もよろしくお願いします。

安島

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