マネジメントが必要な理由

おはようございます。

外資系の経営コンサルティング・ファーム
にいたことがあります。

社会人最初の5年間です。

アメリカ人、イギリス人、フランス人、ドイツ人、
ナイジェリア人、中国人、日本人と
国籍・人種が様々でした。

バックグラウンドも、MBA出身者であったり、
戦闘機乗りの軍人であったり、
音楽家であったり、様々でした。

ですから、
自分の常識が通じないとよく思いました。
自分だけでなく、
皆がそれぞれ違う常識を持っているのです。

ですから、
チームの目的をきちんと確認しましたし、
行動の規範も決めたりしていました。

その後、日本の会社で活動しましたが、
その点はとても楽でした。
ある程度の範囲に
個々人の常識がおさまるから、
常識合わせのコミュニケーションコストが
限りなくゼロになりました。

欧米で、マネジメントという領域が
研究される理由が分かりました。
日本国内とは次元の違う多様性の中で
集団が動くには
次元の違うマネジメントが必要なのです。

さて、病院はどうでしょう。

ここは、日本の中であっても、
次元が違うと思います。

非営利組織の医療法人だけでなく、
営利組織の株式会社や、
金融機関やファンド、
行政組織、
時にはNPO法人が
絡みながら医療は行われます。

医療法人の中でも、
医師、看護師、薬剤師、検査技師、放射線技師、
医事、事務と様々な専門職種が協働します。

そして、
それぞれの給料は同じ年齢でも
かなりの差があります。

私にとっては、
外資系にいたときと同じ感覚を覚えます。

ここには、次元の違うマネジメントが必要です。

今日もよろしくお願いします。

安島

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