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パスタ料理を作ってみよう 第四章

「パスタ料理を作ってみよう」も第四章。この記事から初めて見てくださる方は是非事前に第一章第二章第三章も見てくださいね。

みんな大好きトマトパスタ

今回はトマトソースの色々についてお教えしていきたいと思います。ひとくちにトマトソースと言っても色々あるわけです。その基本となるトマトソースがポモドーロ。イタリア語で「トマト」を意味する言葉です。

基本のポモドーロはかなりシンプル

色々な応用を利かせる為にまずは基本のポモドーロを作っていきましょう。

基本のポモドーロは鍋にオリーブオイルを入れ、トマトの水煮を焦がさないように煮汁が2/3程度になるようにコトコトと煮込むだけです。本場のポモドーロはここまでシンプルなんです。ですが、正直ものたりなく感じます。なので、好みの味付けにする為に少しづつ調理量を加えてあげましょう。

・塩ー塩味を加えて、トマトの甘みが増すようにひとつまみ程度入れてあげる。

・砂糖ートマトの甘みを感じにくい時にひとつまみ加えてあげる。

・バルサミコ酢ートマトの酸味を感じにくい時に加えてあげる。もちろんお酢でもよいが、あればリンゴ酢などのが甘み・味の丸さなどが加わる。

・コンソメー旨味と塩味、野菜の甘みを同時に足す事が出来る。

・ケチャップーこれが一番簡単。全ての要素を補ってくれる。

・ウスターソースーケチャップがない時の代用。塩味が強いので入れすぎ注意。

・玉ねぎ・にんじん・セロリなどー新鮮な香りを出しつつ、より深みのある味へ。出来るだけ細かくみじん切りにして、軽く炒めてからトマトソースを入れる。

いろいろ書いたけど、市販を買いなさい

ここまで書いておいて何ですが、市販のものを買った方が早いです。今の技術はすごいですから。ひと昔前ならいちから作るのもオススメしますが、今は安くて美味しいものも多いです。そこに先ほど書いた足りないものを足してあげるのが早いと思います。トマトの水煮から買って作っても色々入れたら結果お値段もそこそこするなんて事もしばしば、家庭料理は安くてうまいが正義です。

ちなみに私のオススメはコレですかね。カゴメさんの「基本のトマトソース」これが一番応用するにも使い勝手がよいと思います。

トマトパスタの色々

このポモドーロさえ出来上がれば、たいていのトマトソースパスタは出来てしまします。レシピと言える程のものでもありませんが、簡単に載せておきますね。

・ポモドーロ 茹で上げたパスタにポモドーロを和えるだけ。バジルやパルメザンチーズでより本格的に。

・マリラーナ イタリア語で「船乗りの」を意味するソース。ポモドーロににんにく・玉ねぎ、オレガノやバジルを混ぜたソース。ピザやラビオリのソースにも使われる万能ソース。

・アタビアータ イタリア語で「怒りん坊」という意味のソース。ペペロンチーノのトマトソース版。フライパンでにんにくと鷹の爪を軽く炒め、トマトソースを入れて和える。ロングパスタだけでなく、ペンネでも美味しい。

・アマトリチャーナ ベーコンやパンチェッタとスライス玉ねぎを炒め、トマトソースを絡めて和える。

・ボンゴレ・ロッソ ロッソはイタリア語で「赤い」の意味。フライパンでアサリを炒め、茹で汁やワインを入れ蓋をして貝を開かせ、トマトソースを入れて和える。

・ペスカトーレ イタリア語で「漁師風の」を」意味するソース。魚介を炒め、茹で汁やワインを入れ蓋をして火を通す。あとはトマトソースを入れて和えるだけ。

・プッタネスカ イタリア語で「娼婦風の」を意味するソース。トマトソースにアンチョビやオリーブ、ケイパーを入れて和えたもの。先にアンチョビを炒め、トマトソースを入れ和える。最後にオリーブやケイパー散らす。

・ボスカイオーラ イタリア語で「木こり風」を意味するソース。お好みのきのこを炒めて、トマトソースを和える。

・ボロネーゼ 挽肉に味付けしながら炒め、トマトソースを入れ和える。 

・ミートソース 挽肉を炒め、トマトソースで煮込み寝かせたソースをパスタにかける。味付けが難しい時はウスターソースや中濃ソースを少し加えるとまとまりやすい。

あらま!このままで読んだ頂いただけで何というメニュー数でしょう!オイル系・和風系・トマト系ともう既に数多のパスタ料理が作れるようになりました。次回はいよいよ最終章かな?クリーム編です。これはちょっと大変なんですけどね。頑張ります。励みになるので、是非いいね押してってください。



劇団での企画や、自分の企画の制作費として有難く使わせて頂きます。髙頭祐樹がやりたいことを出来るだけ多く皆さまに届けられるように色々と作っていきたいと思っています。