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パスタ料理を作ってみよう 第三章

前回の第二章ではロングパスタの基本とも言えるアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノの作り方を説明させて頂きました。ここまで出来たら大抵のパスタは出来ると言っても過言ではありません。

いつも具のないペペロンチーノばかりだと飽きてしまうので、私がなんとなく意識している具材選びをご紹介していきましょう。


具材選びはどうするか?

私は基本として、たんぱく質を意識した肉・魚介などのメイン具材と、彩りや香りを意識した野菜のサブ具材の二種類構成で作る事が多いです。

【メイン食材】ベーコン・ソーセージ・ウインナー・生ハム・豚肉・鶏肉・牛肉・ツナ・玉子・チーズ・いか・海老・タコ・アサリ・たらこ・明太子・シラスetc…

【サブ食材】大葉・長ネギ・玉ねぎ・キャベツ・トマト・パセリ・カイワレ・水菜・ほうれん草・小松菜・ピーマン・きのこ・海苔・季節ごとのお野菜etc…

たんぱく質が摂れるものをメイン食材に置き、そこからは彩りとか栄養考えつつサブ食材ちょこっと。これで十分です。もちろん、メインだけでもサブだけでも作れますが、きっと物足りなさを感じると思います。


具材をどう切ろう?

わかりやすく言ってしまえば「食べやすい大きさ」で基本間違いありません。でも、それだけでは芸がないですよね?これはどんな料理でも使える事なので覚えておくと便利です。「困った時は具材の大きさと形を揃える」です。わかりやすい例としてはチンジャオロースなんかがいい例です。具材の大きさ形を揃える事で食べた時に口の中で混ざりやすく、様々な味を同時に味わう事ができます。もちろんケースバイケースではありますが、どんな料理の時の困った時の参考にしてみてください。

肉系の具材以外はあまり炒めない

私はベーコン・ソーセージ・ウインナー・豚肉・鶏肉・牛肉などの肉系の素材以外は基本そこまで炒めません。もちろん火は通しますが、茹で汁を入れた後くらいに投入します。魚介類は水分が多いんではねるし、火が通りすぎると硬くなるので、茹で汁後に入れて蓋をすることのが多いですね。お肉系はカリッとしていた方が美味しい時もあるので、にんにくと一緒に炒めたりします。お野菜も硬いお野菜でなければ、後入れぐらいで十分です。むしろ、カイワレとか水菜とかすぐに火が入ってしまうものは出来上がった後にのせることもあります。


日本人の大好きな味・和風系パスタ

前の記事『料理は三”味”一体』でもご紹介しましたが、その中のひとつ。「旨味」は日本人の安心する味のひとつです。本格派のイタリアンとかでは素材の味をそのまま楽しむ為にあまり使われない事が多いですが、家庭料理としては少し入れてあげる方が安心する味に仕上がると思います。

どんな旨味を足せばいいの?

私が一番おすすめするのは「白だし」です。一番日本人が知っている味であり、安心する味が白だしだと思っています。よくレシピにはこの旨味の部分で様々なものが使われていますが、家にない時はわざわざ買う必要はありません。他の旨味で代用しましょう。しかし、どの旨味を塩分が入っている事が多いので入れすぎには注意してくださいね。

【旨味に使える調味料】白だし・味の素・コンソメ顆粒・だしの素・めんつゆ・ブイヨン・がらスープの素・ダシダ・ウェイパーetc…

※この旨味に関してはまた改めて、記事にします。


さあ、ここまでくれば、オイル系パスタと和風系パスタに関しては、ほぼ作れるようになりました。ペペロンチーノに具材を合わせればオイル系、白だし・めんつゆを足せば和風系です。

では、次回はみんな大好きトマト系パスタの作り方へ進んでいきましょうかね。

劇団での企画や、自分の企画の制作費として有難く使わせて頂きます。髙頭祐樹がやりたいことを出来るだけ多く皆さまに届けられるように色々と作っていきたいと思っています。