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スケジュール帳は逆効果?

こんばんは!
コーチの玉野貴士です。


今日は時間管理の
意外な落とし穴
について
お伝えします。


突然ですがあなたは
『スケジュール帳』による
時間管理をしていますか?


これは手書きの手帳だけではなく、
スケジュール管理アプリなど
オンライン上のものでも
どちらでもです。


時間管理にはかかせない
このスケジュール帳なのですが

実はこのスケジュール帳に
予定を書き込めば書き込むほど


『かえって生産性を落としてしまう』

ということを知っていましたか?

いやいや、玉野さん
何を言ってるんですか
そんなこと言ってると、
スケジュール帳の存在意義が
ないじゃないですか!
とツッコミたくなると思います。


しかし、これは脳科学的にも
真実なのです。


ではなぜスケジュール帳に
予定を書き込めば書き込むほど
生産性を落としてしまうのか?


それは、スケジュール帳に
書き込んだことによって
その予定なりタスクなりが

『やらなければならないこと』

に変わるからです。

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例えば、仕事の後に
自己投資の時間を儲けようと
『夜の7時からカフェで勉強』という
予定をスケジュール帳に書き込んだとします。


この予定を設定した当人としては
将来の為の自己投資として設定した
主体的で能動的な『やりたい』予定で
あるのですがこのスケジュール帳に
書き込んだ瞬間に脳は

夜の19時から私はカフェで
勉強『しなければならない』

という義務感やプレッシャー、
つまりストレスを感じるようになるのです。


脳はこのストレスから
解放されようとしてできるだけ
この予定で過ごさないように
抵抗しようとする
のです。


例えば、急に仕事の生産性を落として
残業になってしまったり

恋人からデートの誘いが入って
その誘惑に負けてしまったり

その他、19時にカフェに行くことに
なんらかの現実的障害が生じたりします。


一個だけの予定ならまだしも
これが複数以上の予定を入れると
脳はさらに葛藤することになります。


今日はやらなければならないことが
たくさんあると考えれば考えるほど
強いストレスとプレッシャーが
常にかかり続けるので目の前の
やるべきタスクに集中できなくなります。

よく
『今日はこれだけの予定とタスクを
こなす予定だったのにあまり出来なかった』
と後悔することがあると思うのですが
これは極々自然なことです。


最悪なのが、この設定した予定を
こなせなかった時に
『自分はこの予定で過ごせなかった』と
自己嫌悪に囚われること
です。

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本来予定を設定しなければ
気にすることがなかったのに
かえって自己評価を落とし、
次の挑戦への意欲を
削がれてしまうのです。


だから、私は人との約束など
絶対に忘れてはいけないことしか
スケジュール帳に書き込まなくなりました。


なぜ、経営者などが高いお金を払って
予定を管理してくれる秘書をつけるのかというと

予定管理のストレスから解放されて
今目の前の業務に集中できる
パフォーマンスを維持する為
でもあるんです。


だからといって
『スケジュール帳が必要ありません』
というつもりはありません。


しかし、自分の決めたスケジュールが
パフォーマンスを落とす結果には
つながらないようにしたいものです。


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※本記事はコーチングメルマガで配信されたものを引用しています。

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