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落ち着かない気持ちと落ち着いた状態と

昨日深夜、風雨はそれほどでもないか。それより娘の独り言が気になって気になって。何度も「喋るのやめて」と声をかけます。娘はトイレにも何度も起きてきます。眠れないのか、それとも眠っている状態でひとりごとなのか。眠っていたらトイレには起きてこないはずです。やはり起きている。そして喋り続けている。

なんだかもうこちらも頭がおかしくなりそうなのです。独り言、やめてほしい。何度も頼みます。途中、怒られました。あまりしつこく言うと暴れる可能性もあります。それはわかっています。わかっていてもやめてほしい。こちらの体調もあるのだと思いますが、独り言が気になって気になって気になって気になって。

しばらくずっと娘の枕元で立って様子を伺っていました。ちょっとでも独り言を喋り始めたら「やめて」「喋らないで」と。

よく考えてみると、そんなことやられたら私もイヤです。娘もいやでしょう。あっち行けと言って怒っていました。

「パパあっち行くから、喋らないでね」

「うるさい」

うるさいのはわかっているのです。それでも独り言をやめてもらえないとこっちがおかしくなりそうなのです。

娘は頑張って喋るのをこらえてくれたようです。

寝ました。

朝、娘は居間でいびきをかいて寝ています。いびきをかいているということは寝ているということです。ただ、いびきが不規則になるのが心配です。睡眠時無呼吸という奴です。太ると必ずなると言ってもいいそうです。娘も多分それです。睡眠時無呼吸は眠りが浅くなり疲れも取れません。痩せたら諸々解決するのですが、娘に痩せる気はありません。

私がご飯を食べようが洗い物をしようが娘はいびきをかいて寝ています。私が寝てしまった後も起きていたのでしょうか。それで今になってガゴオオオオといびきをかいて寝ているというわけのなのでしょうか。

会社に行く前に薬を飲んでもらいたい。声をかけるかどうか迷います。テーブルの上に置いておけばいいか。でもなあ、いちおうちゃんと飲むのを確認したい。

意を決して布団をかぶっている娘の肩を揺さぶって起こします。

「起こすなッッ」

予想以上の激しい怒り。なんだよ、起きてたのかよ。

「薬飲んで」

「テーブルの上に置いておいて」

「わかった。飲んでね」

「起こすなッッ」

怒っています。こういうとこ、(元)妻とそっくりです。(元)妻とはよく「ふたりの悪いところばかり似てしまって」と言っていました。悪いところ、気が短いところですかね。

雨が止んでるうちに駅まで自転車でと思ったら途中でしっかり降ってきました。慌てて駅まで。そこから電車。会社の最寄り駅で外に出ようとすると大雨。会社までの道のりでずぶ濡れに。帰りになっても靴の中はぐしょぐしょです。

帰宅。娘は起きていました。期限は悪くありません。靴を脱ぐ前にコンビニ弁当でいいか聞きます。

「いいよ」

「なにがいい?」

「牛カルビ弁当で」

「わかった」

今日は私も弁当にしました。雨で濡れたせいかヘトヘトです。これで娘が暴れだしたらどうしようかと不安でした。なんだろうなあ、理由はまったくわかりませんが、娘の気分が安定していて助かりました。

娘は弁当のあとに明太子ご飯と納豆ご飯も食べました。日中は飲み物しか飲んでいなかったそうです。なんだろうなあ、今日の落ち着きはそれがよかったのかなあ。わかんねえなあ。

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