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家族の統合失調症に向き合いつづられたnoteが書籍化!第三書館から12月15日に発売

noteで高島利行さんが書いた記事が『シネシネナンデダ日記』として第三書館から12月15日(水)に発売されます。高島さんは統合失調症を発症した10代の娘さんとの暮らしをnoteに投稿。統合失調症に向き合う父子の奮闘が書かれた一冊です。

「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」をミッションに掲げる私たちは、これからもクリエイターのみなさんの活動をサポートしていきます。

『シネシネナンデダ日記 統合失調症の娘と生きる』

統合失調症は糖尿病とあまり変わらない程度の罹病率を持つ「ありふれた病気」です。しかし、罹病者の家族・周囲にとっては、とほうもない負担・困難を患者と共に背負い続け、生涯を傾けざるを得ない非常に稀な特徴に満ちた病気でもあります。

中堅出版社勤務の著者は、妻と10代の娘一人のあたたかいマイホーム暮らしだったが、娘の発病で一変した。真夜中にあらん限りの大音声で、「死ね、しね、シネ、SHINE,SSSHHHIIINNNEEE‼‼」と叫びたてる。おらび上げる。町内中に響き渡る娘の声。

平穏無事を絵に描いたような、静かで、未来性に満ちた穏やかな生活が、一夜にして、奈落の底に急転落してしまう。一家離散の一大椿事の卵は、あなたの、私たちのすぐそばに、落ちているのだ。

著者・高島利行さん
1965年 北海道生まれ。出版社勤務。
noteTwitter

著者・高島利行さんのコメント

今まで色々なブログやWeb日記のサービスを使ってきましたが、noteは書きやすいうえに公開も簡単でとても助かっています。気がつくと600日を超えて書き続けていました。いつまで書き続けるのか、自分でもよくわかりません。

書籍化が決まって実際に書籍として刊行されるまでの間に思いもかけず離婚するという一大イベントも発生してしまいました。なんというか、途方に暮れています。

統合失調症の娘との二人暮らしはなかなかハードです。今のところはギリギリなんとかなっていますが、いつかドカンと大変なことに……、ならないようにしないといけません。

死なない程度に頑張ります。

書誌情報

シネシネナンデダ日記

書名:シネシネナンデダ日記: 統合失調症の娘と生きる   
著者:高島利行     
発行:第三書館                    
定価:1,540円            
ISBN-10:4807421026                     
ISBN-13:978-4807421022
判型:四六判                        
頁数:256頁

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