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6ヶ月で中学3年間の英語基礎を学ぶ方法-高島メソッド【第1回】

今回は私が成増塾で行っている英語の指導について書いてみたいと思います。私は大学1年生の時から30年以上、中学生や高校生に英語を教えてきました。最近「そろそろ、自分がやって来たことをまとまったカタチに残そうかな」と思い始めています。

そこで、昨日から!書き始めたのが、私が英語指導で実践している方法である「高島メソッド」です。今日は、その「触りの部分」を紹介させて頂きます。

【「高島メソッド」6か月の具体的な目標!】

「高島メソッド」は以下の3つの目標を設定しています。この記事では❶と❷について紹介していきます。

❶ 6か月で中学3年分の英語の文法的な基礎固めを終える。
❷自由自在に英語を書きこなす力。
❸「高島メソッド」は前に学習した内容を繰り返しながら進んでいく。

❶ 6か月で中学3年分の英語の文法的な基礎固めを終える。

「高島メソッド」の、第1の特色は「ゼロから始めて6か月で中学3年分の英語の文法的な基礎固めを終える」ということです。ここで「ゼロ」とは「英語塾に通ったり海外で暮らした事がない、普通の中学1年生の入学時点での学力」とお考え下さい。

私がこのように言うと、ほぼ全員から「信じられません!」とか「宿題が山のように出て、毎回、猛スピードで進んで行くんでしょう?」とか「特別に頭の良いお子さんだけが通っているんでしょう?」などといった反応が返ってきます。

いずれも違います。

私は毎年「高島メソッド」を受講するみなさまに次の2つのことを約束しています。

⑴「高島メソッド」に参加して頂ければ、週1回、2時間の授業だけで、一見不可能に見える目標(6か月で中学3年分の英語の文法の基礎固め)を達成することができます。
⑵しかも、生徒が家で宿題としてやるべきことは1日15-30分程度の授業の復習だけです。

私は大学1年生の時から今日に至るまで30年以上の長きにわたり中学生に英語を教えてきました。その長い年月の中で「英語をゼロから始めて最も効率よく、最も短時間でマスターする画期的な方法」を編み出しました。それが「高島メソッド」です。

「なんか怪しい!」

まだ、そういう反応が返ってきそうですね。

ムリもありません。

書店や新聞、ネットなどの広告には「3か月で英語がペラペラにしゃべれる!」とか「聞いているだけで洋画を字幕なしで聞き取れるようになった!」などといった、いかにも「怪しい」宣伝文句が次から次に目に飛び込んでくるからです。ですが「高島メソッド」はそんな「怪しい」教材や指導法とは全く異なる、英語の真の基礎学力を身につけるための画期的なメソッドなのです。

❷自由自在に英語を書きこなす力

「高島メソッド」の最初の6か月の具体的な目標は次の通りです。

”中学3年間で学習する重要な文法事項を使って、文法的に正しい英文を、自分の力で、自由自在に書きこなすこと”

では論より証拠、「高島メソッド」で勉強している中1生が、勉強開始後6か月目で実際に取り組んでいる英作文の問題を実際にお目にかけましょう。

⑴「私が昨日公園で会った少女はあなたより背が高い」
The girl whom I met in the park yesterday is taller than you.
⑵「私に英語を教えている女性は日本に10年住んでいるのであなたより上手に日本語を話すことができる」
Because the woman who teaches me English has lived in Japan for ten years, she can speak Japanese better than you.

これらの英文は、中1生が英語の勉強を開始してから6か月目に、私の授業の小テストで実際にスラスラ書いているものです。

私と同業者の「英語指導者」の方達は、これが中1生の、しかも英語の勉強を始めて6か月しかたっていない生徒用の小テストであることを知ると一様にショックを受けてしまいます。

「高島メソッド」を開発する前の、以前の私であれば、絶対にショックを受けていたと思います。それほどまでに「高島メソッド」は従来の英語指導のあり方に衝撃を与えるものなのです。

念のために申し上げますと、小テストとはいえ「次回はここから出すから、しっかり覚えて来てください!」みたいな事を私は授業では言いません。
つまり、毎回の小テストの試験範囲は「前回の授業までに学習してきた全範囲」なのです。

問題もすべて「新作問題」です。ですから、小テストといっても「小テスト用に覚えてきた事を吐き出す」という小手先の丸暗記では太刀打ちできない、真の学力を試すものであることをお分かり頂けると思います。

次回は、なぜ「英語を書く」ことが大切なのかについて、お話していきます。


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