これからの生き方。~本レビューと雑談~

年末に、上記の「これからの生き方」を読みました。

動機は、サブタイトルにもあるように「自分はこのままでよいのか?」と強く感じていたからです

先月自分のキャリアに対して、強くこう感じるようになりました。

今自分は社会人3年目ですが、入社以来、スキルをつけ市場価値高くありたいと、現職での業務に強い疑問を感じることなく、突っ走ってきました。

幸い、上司にも恵まれ今年度からPMを任せてもらったり、現職の同期の中では、かなり早い段階でいろいろなことを経験させてもらっているほうでした。

そして先月、自社の社長向けにプレゼンする機会にも恵まれ、直属上司だけでなく、部長やその上の役職の方々にも、ある程度認めてもらえるようになりました。

問題はこの後です。

目指していた所謂「仕事できる人」にはある程度近づいてきたかと思える業務でしたが、無事完了させた後、自分の中に残ったのは、達成感ではなく違和感でした。

超多忙生活から一旦少し落ち着きましたが、何かぽっかり穴が開いたような感じで、仕事にもなんだか身が入らず、色々考えるようになりました。

「本当に、今後ずっと自分はこういうことをしたいのか?」

「自分が本当にしたいことは何か?」

「自分はどういうときに幸せを感じるのか?」

などなど。

こういうことを考えていた時に、本書が目につきました。

同じような考えを持っている社会人、就活を控えた大学生は、北野氏の本書を読んでみるとよいと思います。

結局、答えを持っているのは自分なので、本書を読んだからと言って、なにら人生の秘訣やノウハウなど即効性がある特効薬とはならないと思います。

ただ、自分を振り返るのによい本で、人生を考える一助にはなるかもしれません。
特に、前半部は漫画でストーリーが展開され、自分の生き方・価値観に関して振り返る良い導入になっており、本が苦手な方でも、比較的読みやすいと思います。

PS.
こういった自己省察って、まじめにやると大変なので避けがちでした。
ただ、とても大事なことで、ここをスキップしてしまうと、後で人生を振り返った時に後悔してしまうような気がします。
今年は、逃げずに自分と向き合っていきます。

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