マガジンのカバー画像

小林タカ鹿official note

219
運営しているクリエイター

2017年2月の記事一覧

聴くことの効果。苦しみの出口。

聴くことの効果。苦しみの出口。

全然知らなかったんだけど、作家の柳美里さんって今、

福島県の南相馬市にお住まいなんだそうです。

僕はたまたま、You Tubeの対談に出演して喋っている柳美里さんの動画から知ったのだけど、

南相馬で暮らしながら、震災以降できた南相馬・ひばりエフエムという災害エフエムで、

「柳美里のふたりとひとり」

という番組を続けているそうです。

この番組は、ゲストの南相馬在住・南相馬出身・南相馬に縁

もっとみる
空気、間、場の支配者

空気、間、場の支配者

芝居でも、コントでも、演じる時に結構よく考えるのは、

空気や間のコントロール、場の支配力

についてだ。

現実のシチュエーションでも、例えば、大人数で飲みに行った時、

気がつくと、「あの人の空気」になってる。

といったお喋り上手な人がいますね。

こういう人は、僕に言わせれば、「空気のコントロール」「間のコントロール」がうまい人です。

もちろん、空気や間のコントロールはうまくないが、ただ

もっとみる
暗闇も主役の一人

暗闇も主役の一人

今稽古中の舞台「The Dark」は、

「暗闇」も主役の一人

と言えるかもしれません。

それを確信したのは、稽古場で、実験的に電気を消して、暗闇を作ってみたときでした。

暗闇が、舞台上の人間に与える影響。暗闇が持つ意味。というのが確実にあることがわかる。

元々暗闇というものには、それを見つめていると「時間感覚」や暗闇の「密度」それに、「親密度」のようなものが、刻々と変わるような不思議な特

もっとみる
パワーポーズが救う人

パワーポーズが救う人

最近、時間のある時に、

TEDカンファレンスのプレゼン動画をYou Tubeで観ることがあるんだけど、

(TEDについては、こちらを参照 Wikipedia)

気に入ったプレゼンを紹介してみますね♪

この方は最近著書である「パワーポーズで最高の自分を創る」を読んでいたことも興味の出たところで、

エイミー・カディという社会心理学社の方です。

プレゼンのタイトルは「ボディランゲージが人を作

もっとみる
説明できない魅力って

説明できない魅力って

これも、演劇を長く続けていることの意味でもあると思うんだけど、

「説明できない魅力」

というのが重要だと考えている。

逆に、理由や原因を、理論や数字で測れるとか、すっきりと説明できる!という考え方は、

ちょっと面白みに欠けると思っている。

大体、毎日この人生に起こっていることに、説明できないことって溢れてるじゃないすか?

それでも人によっては、「だからこそ、エンターテイメントには、シン

もっとみる
非効率の豊かさを噛みしめる

非効率の豊かさを噛みしめる

先日、今度舞台をやる話をしていたら、知人に、

「ほんっと、舞台の人ってよく、一つの芝居に何ヶ月も時間掛けるよねー!」

と言われて、改めて、

ほんとに非効率的な芸術だよなー舞台って。。。と思いを新たにしたわけだが、

俳優が携わる仕事の中で、舞台ほど時間を掛けて一つの芝居に取り組むものって、基本的にない。

特に、芝居を、演技をどう作るかに関して時間を掛けるという意味において。

というのは、

もっとみる
悩んだら、すぐ動く

悩んだら、すぐ動く

悩んだり、引きこもったりするときというのは、要するに、

「動きが止まる」のだ!

ということに注目してみる。

僕が、身体のことばかりを割りと考えているのは、「思い」や「考え方」「脳」は簡単に変えられないけど、

行動や、身体の動きを変えることは、具体的な結果を伴うので、わかりやすいからだ。

「明日から俺は、ポジティブになる!」

とか、いくら言っていても、一日が終わってみて、それができたのか

もっとみる
ローカルミーハー

ローカルミーハー

最近You Tubeなどを見ていると、冒頭や途中に入ってくる広告がありますね。

あれって、最初の5秒見たら、飛ばせるじゃないですか。

だから、大体「スキップ」するわけですけど、

その最初の5秒で、心を掴まれたりすると、最後まで見ちゃいます。

このへんの感覚が、TVの広告の時よりも、「いいCMだと思うと、積極的に観る」というところがあります。

TVでももちろんそういうことはあったし、「これ

もっとみる