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説明できない魅力って
これも、演劇を長く続けていることの意味でもあると思うんだけど、
「説明できない魅力」
というのが重要だと考えている。
逆に、理由や原因を、理論や数字で測れるとか、すっきりと説明できる!という考え方は、
ちょっと面白みに欠けると思っている。
大体、毎日この人生に起こっていることに、説明できないことって溢れてるじゃないすか?
それでも人によっては、「だからこそ、エンターテイメントには、シンプルにわかりやくを求めたい」という考え方もあるだろう。
でもね、わかりやすく、誤解なく、クレーム無く、誰もがそれなりに楽しめる消費財的なものって、
TVみたいな、「無料で見れて、広告収入で制作するもの」でいくらでもやればいいんですよね。今もそうなっているけど。
だから、演劇では、もっと得体の知れないモノ、うまく説明できない魅力、自宅のリビングでお茶を飲みながらだと経験できない空気や匂いや感覚を
体験的「付加価値」と感じてもらえたらすごくいいなと思います。
さあ、オフィスコットーネプロデュース「The Dark」も、そんなうまく説明できない魅力に溢れた舞台ですよー♪
そうです。宣伝です!
このお芝居は、客席にいながら「体験」の感覚もありますし、終演時に何もかもがスッキリして「ああ!面白かった!」っていうのとは違うけど、
「しんどい人生だけど、ちょっと前向こう!」とじんわり思える作品だと思います。
じわじわとした、地味な魅力ですが、他にはない独特なムードの作品になりそうなんで、
楽しみにしていてねー♪
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