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2020年5月の記事一覧

17歳長男の「未踏ジュニア」エントリーに伴走して学んだこと

17歳長男の「未踏ジュニア」エントリーに伴走して学んだこと

今日、いいことがあった。

17歳の長男が、エントリーしていたティーンのエンジニア支援プログラム「未踏ジュニア」のクリエイターに採択された。

<未踏ジュニアとは:抜粋>

独創的なアイデア、卓越した技術を持つ17歳以下の小中高生及び高専生を支援するプログラムです。

未踏事業という、経産省所管の独立行政法人情報処理推進機構が主催し実施している、優秀な25歳以下の若者を支援するプログラムがあります

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向学心の掛け算、支援者の無力 ー春を目指した冬のマラソン

向学心の掛け算、支援者の無力 ー春を目指した冬のマラソン

 想像に難くないだろうが、新年が明けてから桜前線が北上し始める頃までの期間は、塾業界にとって最多忙のハイシーズンである。「師走」が終わっても、こちらの「師」は3月まで走りっぱなしだ。もちろん独りではない。生徒(や保護者)と共に、春を目指して持久走を走り続ける。
 今回は、前回の記事では概念の紹介にとどめた「ゆらぎ」に焦点を当てるため、駆け出しの講師が初めて受験生を送り出した話を綴りたい。

1.直

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妄想読書会『星の旅人 伊能忠敬と伝説の怪魚』

妄想読書会『星の旅人 伊能忠敬と伝説の怪魚』

1.「読書会」という体験「いま、あなたが子供だったら、どんな習い事をしたいですか」

Facebookの掲示板に上がった質問を見て少し考えた。ピアノ、習字、水泳、子供の頃ありがちだった習い事をならべてみる。絵とか習ってみたかった気もする。

この質問を「どんな体験がしたかったか」という質問に変えて良いならば、と思い付いたのが「読書会」だった。

子供の頃、読書感想文というものが、とにかく苦手だった

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