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自己肯定感のつくり方


はじめまして!
コミュニティデザイナーのてぃらです!

今回は一度は悩んだことがあるであろう、「自己肯定感のつくり方」についてこれまでにないくらいロジックだてて解説していこうと思います。

いつもコミュニティを運営する中で、アウトプットを繰り返して成長するメンバーがだいたい2割くらいの割合で出現するので、その差はどこから生まれるのかと、そのメンバーの特徴を分析していました。

すると、それらの成長するメンバーの特徴として「自己肯定感が高いこと」が共通項として浮かび上がってきました。

自己肯定感とは言い換えれば「自分だったら大丈夫だ」と自分を信じ、自分で自分を後押しするスキルを持っていることであると捉えています。

逆に自己肯定感が低いメンバーは「こんな自分なんて、、、」とアウトプットする機会を逃してしまうが故に周りとどんどん差が開き、さらに自己肯定感が低くなるという悪循環を繰り返していることにも気付きました。

そんな背景から「人が前に進むためには土台となる自己肯定感の形成が必須である」との確信を得たため、まずは本noteで「自己肯定感はどんな要素で形成されているのか」という問いを立て、記事を書き進めていきたいと思います。

それでは行ってみましょう!

自己肯定感を形成する3つの要素

私が捉えるに、自己肯定感は大きく「自己受容」「ナルシシズム」「成功体験」の3つの要素から形成されるものであると捉えています。

「自己受容」とはありのままの自分を受け入れ認めて、愛してあげること。

「ナルシシズム」とはもっとこうありたいという欲望や向上心を持つこと。

「成功体験」とは自分のアウトプットに対して他者や第三者から「すごいね」と認められること。

それぞれこんな理解をして頂ければOKかなと思っています。


また、これら3つの要素はバランスよく形成されることが大切で、どれかの要素に偏りがあると、それはそれでめんどくさいことになります。

いずれかの要素に偏りがある例


自己受容に偏りがある場合
ナルシシズムに偏りがある場合 
成功体験に偏りがある場合
成功体験とナルシシズムに偏りがある場合


さてさて、今回の記事はこれら3つの要素をバランスよく育むことで「自己肯定感を高めること」がゴールです。

というわけで次章より本題の「自己受容」「ナルシシズム」「成功体験」の3つをいかにして育んでいくかについてお話ししていきます。

自己受容の育み方

まずは自己受容の育み方について。
多分これが一番大切です。

自己受容ができない大きな要因は大体が過去の家庭環境、もしくは育った環境に集約されます。

例えば親に「お前はダメなやつだ」と言い続けられて育ったり、学校でいじめられた経験があるとそのトラウマが大人になってからの自己受容を妨げる大きな要因になります。

特に恋愛や仕事になるとこれが仇となり、恋愛においては「自分を好きだという人を前にすると気持ち悪いと感じてしまう」ことにより幸せになれる機会を逃したり、仕事に関しては「自分なんて、、」という演出が職場の空気感を悪くしてしまい、結果的に成果にも繋がらず働き口が狭まるといった悪影響に繋がります。

※ちなみに恋愛においては下記の著書がめちゃくちゃ自己受容の本質を突いてくれています
https://youtu.be/Z7JyBhrZT60
「なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか」をわかりやすく解説【要約/二村ヒトシ】

では自己受容を育むにはどうすれば良いのでしょうか。

この方法はたった1つで、自己受容ができない自分の過去と向き合い、大嫌いな過去の自分を全力で抱きしめ、許してあげる、です。

いじめられて泣いていた小学1年生の自分を抱きしめてあげてください。

家庭にも、学校にも居場所がなくて寂しかった小学生4年生の自分を抱きしめてあげてください。

好きだった恋人に酷い振られ方をされて、泣いていた大学2年生の自分を抱きしめてあげてください。

不思議なことに自己受容はいくらナルシシズムで自分をよく見せようが、成功体験を得ようが一向に育まれることはありません。(実体験)

過去の自分を肯定し、許すことでしか本当の自己受容を実現することはできないのです。

ただし、自分1人で過去の自分を許すことは難易度が高いので、カウンセラーなど他者の力を借りながら自分を許すプロセスを自分のペースでゆっくりと進めていくことがオススメです。

また、個人ありのままを肯定し、受容し合える文化が形成されているコミュニティに所属し、他者から受容されるという経験を少しずつ積み上げていくのも良いでしょう。

自己受容には時間と過去と向き合う精神力が必要になりますが、是非少しずつ自分のありのままを認め、愛せるようになってみてください。

ナルシシズムの育み方

こちらは他の要素に比べると簡単かもしれません。
ただ自分をよく見せようとすれば良いのです。

「とりあえずモテたい」
「友達からオシャレが人だと思われたい」
「憧れのあの先輩みたいに仕事ができるようになりたいから、とりあえず話し方を真似てみる」

こういった本能から湧き出る他者への憧れや自分の利己心に従順になり、かっこよく生きることを追求することでナルシシズムは自然に育まれるでしょう。

ただし、自己受容が先に成熟してしまっている場合はナルシシズムが育みにくいというデメリットもあります。

例えば自己受容が半端に育まれていると「自分が良ければそれでいい」という主観が全ての生き方にシフトしていまい、身なりに気を使わなかったり、相手の期待に応えることを怠るといった弊害もあります。

こういった観点から見ると「他人からよく見られたい」という気持ちは意外と大切な要素なのかもしれませんね。

まとめると、「もっとこうなりたい」という自分の中にある利己心をポジティブに捉え、素直に実践していくことで良質なナルシシズムが育まれるとご理解頂ければと思います。

成功体験の育み方

「成功」というと定義は様々かと思いますが、ここでは「自分のアウトプットが他者や機関などの第三者から認められること」と定義します。

例えば、マラソン大会で学内1位になり全校集会で表彰されること、自分の描いた絵が先生や親に「うまいね」と褒められること、あとは社会からの評価という観点で年収1000万や大手企業などの肩書きを得ることも成功の一種かもしれません。

いずれにせよ大小に関係なく、他者や機関から自分自信のアウトプットを何かしらの形で評価され、その結果が自信に繋がるというプロセスが成功体験を育むにあたって必要な要素であるということをご理解いただけたらと思います。

ちなみに成功には受動的成功能動的成功の2種類が存在し、本質的な成功体験を得るためには能動的成功が大切であると考えています。

・受動的成功
親や社会のレールに敷かれた役割や期待に沿って成功すること
(自己意思の介在率が少ない)

・能動的成功
自分で決断し、意思決定した進路やビジネスで成功すること
(自己意思の介在率が高い)
藤田の頭の中

ちなみに私はコミュニティデザインで本業を超える月収に達した時、今までにない自己肯定感を得ることができたことをよく覚えています。

これは「自分のコミュニティデザインは絶対に価値があるサービスだ」という信念に基づいた能動的選択の先にあった成功体験だからこそだと自己分析しています。

しかしながら、能動的成功を得る機会は所属する環境に左右されるというデメリットがあります。

例えば「期待に応えなければならない」という家庭環境の空気感ではどうしても内発的な動機付けから能動的に意思決定する機会を得ることは難しくなります。

そのため、能動的成功を得るためには個人の内発的な「やりたい」を尊重し、「やってみたら」と手を差し伸べてくれるコミュニティに所属することが良質な成功体験を得る近道になるでしょう。
※ただし、内発的な「やりたい」を純度100%で実行に移すには一定の自己受容が必要のため、最初は例えばスクールに通うなど、受動的成功を起点とした成功体験の得られるレールを敷いてあげた方が効果的な場合もあります

私の場合は自分の能力というよりか、社会人になって所属したコミュニティの後押しがあったからこそ成功体験を得ることができたと考えています。

成功体験はほんの小さなことで構いません。
好きに描いた絵が友達に褒められたり、プログラミング教室で好きにつくったアプリが褒められたり、好きで始めたブログで学んだ事を生かして月500円でも収益化に成功したり、本当になんでもいいんです。

大事なのは「能動的な挑戦機会」と「挑戦に寛容な暖かい居場所」の中で小さな成功体験を積み重ねることです。

小さな成功体験の繰り返しが後に自分にとって大きなバックボーンになります。

是非小さな挑戦を重ねてほしいですし、挑戦している人を見つけたらちゃんと認めて後押ししてあげてほしいなと心から願っています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

本記事をまとめると自己肯定感は「自己受容」「ナルシズム」「成功体験」の3つの要素から成り立ち、それらを得るためには自分ありのままを受け止めるために他者の力を借りたり、小さな成功体験を積み重ねられるコミュニティに恵まれることが大切だということをご理解いただけたらと思います。

また、幸せに生きていくには自己肯定とは別に自己認識(自己理解)も大切だと思っており、これに関しては下記記事に詳しく書いているので、こちらもご参照いただけたらと思います。

https://note.com/takashi116/n/ne2d582516453
コーチングを受けたら転職活動を無双できた3つの理由

私も昔は自己受容ができておらず、たとえば自分にいいことが起こると「こんな自分が幸せになってもいいのか」と素直にその「いいこと」を受け取ることができていませんでした。

今思えば、自分にも他人にも失礼だったなと思います。

この世に幸せになっていけない人なんて誰一人としていません。
みんな幸せになるためにこの世に生まれてきているのだと思います。

お酒を飲む権利は20歳になってからですが、幸せになる権利はみんなどの年齢、どの環境、どの世界においても平等です。

ぜひ「自分は幸せになってもいいんだ」ということを認識し、自分を肯定し、自分が生きたい人生に向けて進んでくれたら嬉しいなと思います。

私は自己肯定感が得られず苦しんでいる人たちが前に進めるコミュニティをこれから沢山つくります。

ちなみに私が関わるコミュニティに所属する人はみんな自己肯定感が爆あがりしているので、そんな世界を事業を通してつくりたいと思っている方がいらっしゃれば是非一緒にお仕事できれば嬉しく思います。

最後営業になってすみません。
皆様の成功をこころより願っております。

それではまた!!

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