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コーチングを受けたら転職活動を無双できた3つの理由

こんにちは!
コミュニティデザイナーのてぃらです。

今回は「コーチングを受けたら転職活動を無双できた3つの理由」というタイトルで記事を書きました。

転職活動無双というなんとも集客を狙っていそうなタイトルに嫌気がさしつつも、今回はどうしてもコーチングで自分軸を見つけることの定量的価値を伝えたく、このようなタイトルを用いていることをお許しください。

それでは早速本題へ。

自分軸を見つけて転職活動をした結果


まずは結論からお伝えします。

自分軸をつくるコーチングを受けて転職活動をした結果、選考を受けた5社から全てオファーを頂き、加えて第一志望であった採用率1%に満たない某有名SaaSベンチャーからも無事内定を頂くことができました。

私は現在東証一部上場企業に勤務しており、まだ年次も社会人3年目ですが、その位置からでも年収ベースで〇〇〇万UPを実現、ポジションにおいても今後注力していく施策の企画・仕組みづくりという重要なポストにおいて勝ち取ることに成功しています。

そんな私ですが、1年前に行った転職活動の際には、なんとも残念なことに2次選考の面接あたりでことごとく落ち続けていました。

エージェントから頂くフィードバックは「志望動機に説得力がない」「やりたいことはあるようだが、しっくりこない」といった言葉が多かったです。
(なんとも悔しい苦い思い出です、、、)

それがなぜこの1年でここまで転職活動を無双することができるようになったか。
私個人としては「自分軸」をより明確にしたことによる効果が大きいと確信しています。

転職活動における自分軸をつくることによる効果


ではなぜ自分軸をつくることによって転職活動の成功に近づくことができるのか。

理由は簡単で、面接の際に話す自分の言葉1つ1つに対する「説得力」を高めることができるからです。

私は面接=自分自身の営業と捉えています。
つまり、自分自身を商品と置いた際に自分という商品が「どんな機能を持っているのか」、「何を目的に存在するのか」、「購入者にとってどんな便益をもたらすのか」、これらを明確にした上で購入者側である面接官に購入者に納得してもらう必要があるのです。

中途採用における人材獲得は企業にとって非常に高い買い物です。
そのため、人材を採用した際の投資対効果を検討する上で、まずは挑む側が自分という商品を言語化し、説得力がある状態であることが大切な訳です。

その説得力強化における言語化が自分軸を見出すコーチングを受けることで大きな後押しとなりえるものだと実体験を通して感じている次第です。

それでは次は自分軸による説得力の強化における面接で活躍する具体的な要素を3つの理由に分解して述べていきます。

理由①過去の選択における動機の研ぎ澄まし


コーチングでは過去の体験から自分の本質的に求めていることややりたいことを見出すことが多いですが、これらのセッションでの体験が、過去の自分の選択における説得力をもたらしてくれるようになります。

面接でよくこのようなことを聞かれるのではないでしょか。

「なぜ今の会社を選びましたか?」
「なぜ今の職種を選びましたか?」
「今の会社ではいけない理由はなんですか?」

もしかしたらこの問いに対して「なんとなくで特に理由はない」と考えてしまう方も多いのかもしれません。

しかしながら、「なんとなく」には全て何かしらの背景や理由が必ず存在するのです。

例えば今の会社を選んだ理由が一番の理由が福利厚生だったとしましょう。
しかし、一番最初にその会社を見つけた際はおそらく福利厚生を起点に検索するという行動からではないはずです。

なんとなくものづくりに興味があり覗いていたら今の会社が見つかった。
なんとなく情報系の分野に興味があって探していたら見つかった。

「なんとなく」の背景には必ず自分の中に眠っている根源的な欲求が存在するのです。

それらを言語化するのがコーチングの役割なのです。


コーチング受講前の言語
「なんとなくものづくり業界に興味があり、あと福利厚生が良かったから入社を決めました」

コーチング受講後の言語
「小学生4年生の時に図画工作で作成したオブジェが表彰され、それによって友達から感動したと言葉を頂いて嬉しかったことがきっかけでものづくりという領域に漠然と興味を持つようになりました。また、その後の経験から元あるものを編集するのではなく、0の状態からの何かを生み出すことにより人の感情を動かすことに興味があるのだと気づき、ものづくり領域における現職の製品をもっと世の中に広めたいと思ったのが入社を決めた理由です。」

レベルの高い面接官になればなるほど、選択に対する根拠を求めます。
自己分析の浅い求職者は活躍に対する期待値がさがるのはもちろん、その後の離職リスクも加味して通過することは困難でしょう。

その意味でも過去の選択における動機を研ぎ澄ます必要があるのです。

理由②志望動機における圧倒的納得


コーチングにおける究極の目的とは自分自身の存在意義、価値の認識にあると思いますが、ここで培ったスキルは企業分析にも転用できます。

全ての企業が私達個人と同じように大切にする価値観があり、実現したい世界があり、存在意義があるからです。

つまり、自分自身の大切にする言葉を見つけることで、企業が大切にしている言葉を拾うことができるようになる能力が身につくのです。

具体例をあげましょう。

転職活動のおける志望動機の作成においては

①業界全体の構造・課題理解
②ビジネスモデルの理解
③パーパス・ミッションの理解

の3つが大切だと考えていますが、これらのうちパーパス・ミッションへの理解が特に難しいものだと捉えています。

しかしながら現在におけるパーパス経営の流行からも特にベンチャー企業においては「なぜ弊社なのか」をパーパス起点でプレゼンできることが大切になると実体験から感じています。

お世話になったエージェントからも「なぜ弊社なのか」についてはバリューへの共感やパーパス理解が求められるものだとアドバイスを頂きました。

そのため企業が大切にしている価値観を理解するためにリリースされている記事などを読むことになると思うのですが、ここで大問題が発生します。

言葉を研ぎ澄まして受け取る能力がないまま記事を読んでも「読めない」のです。
正確にいえば、内容を誤って捉えており、企業と認識が合わないのです。

そこでコーチングの出番です。
自分自身が大切にしている価値観をセッションによって言語化することにより、似た言葉を使っている企業がなんとなく見えてくるようになるのです。

似た言葉を使うということは大切にしている価値観が自分と企業で一致している可能性が高いということです。

そうすることによって自然と面接時における説得力も向上し、かつ面接官側も「この人はわかっている」「一緒に働きたい」と感じてくれるようになるのです。


コーチング受講前の言語
「私は貴社におけるパーパスに非常に共感しています。テクノロジーの可能性をもっと活かせる世の中にし、はたらく環境における改善を貴社で検討したいと考えております。」

コーチング受講後の言語
「私は貴社における「テクノロジーの力で個人の力を最大限発揮させ”はたらく”をもっと豊なものにする」というパーパスに共感しています。私は前職における部署の経験から、テクノロジーを実装することによる社員個人における生産性向上の可能性を感じることができました。また、現在では”人的資本の情報開示”がトレンドにもありますように、人の情報を透明化する必要が求められている背景から個人の力にフォーカスした貴社のプロダクトの活用はより世の中の前進を生むものであると確信しています」

理由③唯一無二の「個」としての魅力


突然ですが、「一緒に働きたいと思える人」を言語化することはできるでしょうか。

以外と難しい気がしています。
しかしながら面接官、特に事業部長や役員クラスは以外にも「フィーリング」を大切にしているケースも多いのです。

そのため「魅力的な人」と思わせることは抽象的なようですが、面接の後半になればなるほど必要な要素になってくるのです。

それでは「魅力的な人」とは一体何なのでしょうか。

学歴、肩書、実績、資格、これらは履歴書でわかる内容です。
ズバリ、魅力的な人とは「”個”が磨かれている人」だと考えています。

「私」とは何者であり、なにをすることができ、どんな道を歩んできて、これからどう進んでいくのか。

これらを華麗に言語化し、「表現」できる人こそが魅力的な人と定義されるなのだと思います。

つまり、他者との比較や社会の地位を起点に自分を偽る人材ではなく、自分のらしさ、ピュアさにいち早く気づき、それを素直な形で表現することで、人選という名の過酷な競争から勝ち抜く術を得られるのです。

(ってバチュラーの坂東さんも言ってました)
https://r25.jp/article/898954700607547160

コーチングを受けることによって得られる最も大きなメリットは、「自分を知ること」にあります。
勿論知ることだけではなく、磨くことも必要ですが、でもまずは知ることから始めなくてはなりません。

面接官も1人の人間です。
自分という存在を言語化し、表現できる人が目の前に現れたら自然に「この人と一緒に働きたい」と思ってくれるでしょう。

まとめ


いかがでしたでしょうか
抽象的な内容もあったかもしれませんが、本記事の内容から自分軸を見つけることによる定量的価値を少しでもご理解頂けたたら嬉しく思います。

また、最後に自分軸を見つけることにおいて個人的に1つ大事だと思っていることを書かせて頂いて終わりにします。

自分軸を見つけ、転職活動に関わらず自分の人生を前に進めるために必要なこと。

それは見えないものに投資する勇気です。

見えないものにお金や自分の時間をかけることはとても難しいと思います。

それだけのリターンがあるのか、ムダにはならないか、そんな葛藤からつい形の見えるもの、便益が確実に得られるとわかっているものを選ぶのも無理はありません。

ただ、これだけは確信を持って言えます。

本当の意味で自分の人生を前に進ませるには目に見えないものに投資する勇気と覚悟が必要です。

勿論見えないものだけが全てではないし、そもそも人生を前に進ませる必要なんてないとも思ったりします。

ただもしも今の自分の人生、たった一度きりの人生に対して「不」を感じているのであれば、ほんの少しだけ、踏み出す勇気を持ってみるのもいいのではないでしょうか。

ちなみに私が受けたコーチングは以下のサービスです。

https://jibun-jiku.jp/

コーチングによっては「自分らしく生きることが絶対正しい」という強迫観念が強いものも多いのであまり好きではなかったのですが、本サービスは「自分が本当に求めるたった1つのこと」を起点にビジョン設計や過去の棚卸しを行うので、今後の挑戦に確固たる信念と自信を培うことができます。

無料体験もあるとのことなので、一度体験してみるのも良いかもですね!

それでは、長い間本記事を読んでいただいてありがとうございました!


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