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「待つ」ことが出来た瞬間

我が家長男は今年4月から1年生。
ちょっぴり神経質な性格だけど、私は「1年生、なんとかなるでしょ!」という何の根拠もない自信で春をスタートさせました。

が、

が、

が、

1年生、めちゃくちゃ大変でしたー泣

まず入学式初日から、波乱の幕開け。
入学式のクラス発表で同じクラスに同じ保育園のお友達が居ない!と気が付いた息子は、学校への不信感が募ったようで、「明日から絶対学校行かない!」「学校なんて意地悪!」の一点張り。そして、入学式の集合写真は断固拒否!!記念にと思って、私だけ写ってきましたよ。とほほ。

入学式って、桜と笑顔のイメージ。写真も撮らずそそくさと帰る現実。(そして、大雨)

それでも「なんとかなるでしょ!学校とりあえず行ってみよう!」と私は謎の気合い。

ですが、それはそれはもう大変で、「行きたくない」と泣き叫ぶ長男をなんとか学校へ連れて行き…の日々が続きました。

その間私は「学校が全てじゃない」という気持ちもあり、無理ならやめようという考えで、「今は慣らし期間だと思って、とりあえず学校に行ってもらって、様子をみよう」という考えでした。もちろん焦りはあったし、悩んだし、悶々とする気持ちもあったけど…。そして、とにかく「私が勝手に結果を急がない」ということだけ心がけました。周りの子はすんなり学校に馴染んでるように見えるし(実際、1年生はそんなこと全然ないと思けど、そう見えちゃうのよね)、なんでうちの子だけ…という気持ちもあったけど、私が決めることじゃない!と言い聞かせてました。そして、無理ならいつでもやめれる、変えれるって。

しばらくすると、朝は行きたくない感じではあるけど、泣き叫ぶ→しくしく泣く→我慢する→THE無→お友達とお喋りしながら登校する、という感じで変化が確実にありました(付き添い登校してました)。そして、学童では楽しそうに過ごしているし、良い表情して帰ってくるし、お友達の話や勉強の内容とか嬉しそうに教えてくれるし、なんとなく慣れてきたかな?という感じに。

夏休みも明けてしばらく経った今でも、教室まで付き添いして登校しています。周りを見ると、春に比べ付き添い登校している人もぐんと減ってきていますが、私は「結果を急がない」ということを心掛けているので、長男に「そろそろ一人で行く?」ということは決して言わないようにしています。何より一緒に行くのは色々様子が見れて楽しいし、学校のお友達の名前も覚える良い機会になっています。

そんな中、昨日、学校の門をくぐったところで、長男が自分から「ママ、今日はここまででいいよ。教室まで自分で行く。」と言い、初めて一人で行くことができました。一人で行ってほしいという気持ち&期待はもう無かったのですが、私は育児で初めて「待つ」ことが出来たと思える瞬間でした。

今日はというと、当たり前のように「教室前まで一緒に来て!!」と言われ、(ずっこけそうでしたが)喜んでお供させて頂きました。

かあちゃん、これからも「待つ」ことを忘れないよ。

たからばこ、


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