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『伝え方が9割』を読んでみた。

こんばんは。大学生のてぃんです。

いきなりですが、最近YouTuberのカジサックにはまっています。

キングコング梶原さんがYouTuberとして、芸人と絡んだりしているのですが、それがめちゃくちゃ面白いんですね。
何が面白いかって、芸人の話術に感動するんですよ。

芸人が、テレビのお笑いではなくて、アドリブで30分間、カジサックと二人で話し続ける話術。
お笑い芸人の本当の面白さに触れている動画のような気がします。

是非一度見てください。特に、堤下さんと絡んでいる動画が一番面白いです。芸人を見る目が変わると思います。

こういう芸人の話術を目の当たりにすると、伝える力がえげつないなと感じます。何が面白いのかをしっかりわかりやすく伝えているところがプロだなぁと。

上手く伝えることってほんとに難しいと感じている今日この頃なので、とても参考になります。

今回紹介したい本は、そんな伝え方にまつわる本、佐々木さんの『伝え方が9割』という本です。

以下にまとめましたので、是非読んでみてください。

1 内容
2 気づき
3 読後のToDo

1 内容

この本は、物事を伝える方法論を分かりやすく、講義形式で書かれているもので、大きく分けて前半と後半に分かれています。

前半は、「ノー」を「イェス」に変える技術。
後半は、「強いコトバ」を作る技術が記されています。

前半の「イェス」に変える技術は、まず考え方の順序があります。

1 自分の頭の中をそのまま言葉にしない
2 相手の頭の中を想像する
3 相手のメリットと一致するお願いを作る

ただ思ったことを言葉にするのでは、「ノー」と言われてしまいます

そこで大切になってくるのは、「相手のメリットと一致するお願いを作る」ということです。

ただ、「デザート食べませんか?」というよりも、「プリンとアイスだったらどっちが食べたいですか?」と聞いた方が、「イェス」と言われる確率はぐんと上がります。

では、相手のメリットを考える上でどのように考えればよいでしょうか。

本書には、相手のメリットを考える上での切り口を7つにまとめています。

1 相手の好きなこと
 →好感を持たれながら、こちらの希望を通すことができる
2 嫌いなこと回避
 →強烈な強制力を出せる。伝え方、最後の手段。
3 選択の自由
 →やらされている感なく、相手を導ける
4 認められた意欲
 →手強い相手も期待に応えたくなる
5 あなた限定
 →自分だけ選ばれたという優越感から、話に乗りたくなる
6 チームワーク化
 →仲間意識が生まれ、面倒な頼みお聞き入れてもらえる
7 感謝
 →ほのかな信頼関係が生まれ、相手が気軽には断りにくくなる

これらの7つの切り口で考えると、「ノー」を「イェス」に変えることがでます。

特に、ビジネス場面では、「相手の好きなこと」「認められた意欲」を使うのが有効のようです。

次に後半の次に「強いコトバ」を作る技術についてです。こちらも詳しく、「コトバ」の作り方が載っています。

1 サプライズ法
 ①伝えたいコトバを決める
 ②適したサプライズワードを入れる
2 ギャップ法
 ①もっとも伝えたいコトバを決める
 ②伝えたい言葉の正反対のワードを考え、前半に入れる
 ③前半と後半がつながるよう、自由にコトバを生める
3 赤裸々法
 ①最も伝えたいコトバを決める
 ②じぶんの体の反応を赤裸々にコトバにする
 ③赤裸々ワードを、伝えたいコトバの前に入れる
4 リピート法
 ①伝えたいコトバを決める
 ②くり返す
5 クライマックス法
 クライマックスワードから始める
6 ナンバー法
7 合体法
8 頂上法 

このような方法で人を引き付けるようなコトバを作ることができます。

2 気づき

「ノー」を「イェス」に変える技術の中にある、「認められたい欲」「あなた限定」は、自然と使っていましたね。僕、先輩っ子なので、先輩に対し、「認められたい欲」を使ってコミュニケーションをしていたと思います。
確かに「イェス」が多かったような…

これらの方法は、交渉術の一つでもあるし、全部を自在に操れるようになりたいと思いました。

文中にも、人は平均して22回ものお願いする機会があると書いてあり、これらすべてが、「イェス」に変わったら、人生も変わると思いませんか!?(楽観)

特に今回、この技術すごいなと思ったのが、後半に出てくる、「強いコトバ」を作る方法です。

noteを投稿し始めて、題名に悩むことがよくあるのですが、この技術は使えますね。目を引き付ける、ある意味、ブランティングの方法の一つだと感じまいた。

是非noteをこまめに更新する人に読んでほしい本だと思います。

3 読後のToDo

この本を読んで、今後のToDoを示したいと思います。

1 コミュニケーションを取るとき、相手のメリットと一致するお願いを作る
2 noteの題名を考えるときは、「強いコトバ」をつくる技術に注意

この2点を意識しようと思います。


最後に、noteを初めて、1か月が経ち、合計35名の方に「すき」をもらうことができました。

感謝しています。コメントも是非お待ちしていますので、よろしくお願いします!!



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