『メモの魔力』を読んでみた。

こんにちは。大学生のてぃんです。

今めちゃくちゃ売れていると噂の『メモの魔力』を読んでみました!

結論から言うと、2018年読んだ本の中で、一番ためになりました。

実は、発売される前から『メモの魔力』を絶対読むと決めていました。

理由としては、SOHWROOMの前田さんが好きだからです。
それに加えて、『メモの魔力』のメインメッセージである、「ファクト→抽象化→転用」というノウハウが本の書評に生かされると思ったからです。

どういうことか説明しますね。

通常のメモであれば、「ファクト」を忘れないようにメモをするのが一般的であると思います。しかし、前田さんは、それだけではメモが自分の血肉とならないと述べています。

ではどうするのか。その答えは、「ファクトを汎用性のある要素に抽象化し、そして自分が解決しなければならない課題に転用する」ことが大切だと言っています。

もともと、よい書評はこの「抽象化→転用」が非常にうまく用いられていると感じていました。例えば、芸術のことを語っている本でも、我々の仕事の話に置き換えて書評するとか…

自分もこのように書きたいと思っても難しく、知識がないとできないと思っていました。
しかし、この「ファクト→抽象化→転用」のフレームワークを使うことで、そのよい書評に近づけると思ったのです。

では、まとめていきます。

目次

1 内容
2 気づき
3 読後のToDO

1 内容

まず、メモを取る目的は何でしょうか。

それは、自分の脳みそをより本質的なことに少しでも多くの時間を割くためなのです。より本質的なこととは、クリエイティブなことです。

機械的に覚えなきゃいけないことなどは、メモに残し、アイデアを生み出すことに頭を使うということです。メモには、2種類あります。

1 記録のためのメモ
 →ファクトをファクトのまま伝えるとき
2 知的生産性のためのメモ

メモを第二の脳みそとして、記憶するという機能だけでなく、アイデアを出すプラットフォームとしても利用します。

そうすることで、自分の脳みそを最大限に有効活用できるのです。

また、「ファクト→抽象化→転用」の方法でメモを行うと、ビジネスマンに必要な以下のようなスキルを身に着けることができます。

1 アイディアを生み出せるようになる
2 情報を素通りしなくなる
3 相手のより深い話を聞き出せる
4 話の骨組みがわかるようになる
5 曖昧な感覚や概念を言葉にできるようになる

前田さんは、とにかく日常生活のすべてのものを吸収しようとすることが大切だと述べています。読中の言葉を使うと「何らかの目的を持って、あらゆる情報に対して、毛穴むき出し状態でいられるか」ということです。すべての事象に注意をし、自分のものにしようという心がけをしようと思いました。

では、メモの方法を記載します。具体的には、本を読んでみたください。

1 ファクトを書く
2 ファクトをグルーピングしてネーミングする
3 ファクトを抽象化する
4 抽象化した気づきを転用する
5 サマリーを書く

この5つのフローに従います。

特に大切なのが「抽象化」ですね。

抽象化する具体的な方法も記載されていました。以下の3つの観点で、抽象化します。

1 What 現象を言語化する
2 why 物事の本質を知る
3 how 特徴を抽出する

抽象化するときのポイントは3つです。

1 汎用性の高さを意識する
2 他に活かせないだろうかと考えながら抽象化することが思考を深めることにつながる
3 解くべき課題の明確化は重要

「転用」することが大切なので、転用する先が明確になっていないといけないんですね。そうしないと、ToDoまで落とし込むことができません。

まとめると、日常生活のすべての興味や、感動した事象を自分の解くべき課題に生かすことが「ファクト→抽象化→転用」のフレームワークなのです。

本書では、これを自己分析に応用しています。

これもとても実践的な内容になっているのでオススメです。

付録についていた、自己分析1000問を解いていますので、よかったら見てください。

2 気づき

このフレームワーク自体の汎用性が素晴らしいと感じています。

最初にも述べましたが、この書評との相性がバツグンだと思います。あと、日々の気づきも多くなったと思います。

この本が何でこんなに惹かれるのか。

それは、理由が2つあると感じました。

1つは、読後すぐに行動を起こすことができるから。

メモの取り方が丁寧に書いてあるので、読んだ後すぐにメモを取ることができる。ビジネス講座受けるよりもよっぽどいいですね。

もう1つは、情報ではなく、考え方に価値が見出されているからです。

こうすれば成功するというような情報ではなく、このように考えればいいんだよというような、「思考法」に注目されてきている世の中なのかもしれませんね。そんな内容のnoteをいつかかけるようになりたいなと思ってます!

あと、驚いたことがあります。

今までnoteの書評の項目として、内容、気づき、読後のToDoとしてきましたが、それがまさに「ファクト→抽象化→転用」のフレームワークと一緒だったことです!!

自分のやっていたことが正解だったという驚きと、今までの書評がうまく表現できていない恥ずかしさに見舞われました。もっともっと文章スキル上げていきます。

3 読後のToDo

今回はすでに行動を起こしてしまったのですが、メモアプリを入れてしまいました。名前は、「FastEver2」です。

Evernoteと連携していて、とても使いやすいです!480円するんですけどね。

使い方が気になる方がいれば、コメントに書いてください!
使い方のnoteを上げようと思います!


てか、年明けましたね!今年もよろしくお願いします!


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