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ボイリング・ポイント/沸騰

原題 Boiling point とは、直訳すると”沸点”の事で水ならば100°cということね・・なかなか良いタイトル。
ワンカットとワンショットと意味が違うようだけど、イマイチこれがどっちの範疇に入るのかは素人には分からないが、90分の1本撮りということ。

カメラを止めるな! ・・は、もうネタバレしてもいいだろうけど、37分のワンカットの冗談ゾンビ映画(怖くないです)とそのメーキングを1本の映画にした素晴らしい作品。これのリメイクをフランス人がやっていて、日本語タイトルは キャメラを止めるな!  変人プロデューサーが同じ役にてカメラを止めるな! のリメイクをフランスの監督に頼むという設定との事。まもなくプライムビデオで見られるので楽しみ。

その他、最近では 1917 命をかけた伝令 がそうだったが、あんまりワンカットの印象は残ってない・・・(失礼)

そしてこれ、ボイリング・ポイント/沸騰 はイギリスの高級レストランのシェフの話。

(これ以降、少しネタバレあり)ワンカットでワンショット(という表現でいいのか?)で、ずっと90分連続しての撮影。忙しい最中に色々と事件や問題がやってくる。

沸騰

中での人間関係や、お客との関係やらも絡んでくる。シェフのプライベートの家庭問題や個人の問題もある。編集出来ないので、一人一人のエピソードが軽く・深く追って次の人へ・・・ あ、これには Editter・編集者 はいるのか? クレジットされているのか? まーいいや。

あとは、超高級ではないにしろ(テーブルクロスは無い・わざとの場合もあるが)レストランの話題なので料理場面やワインのサーブなども出てきて個人的に面白い。ちなみに、プロの厨房を見てると面白いものだ。味のわからないお客をおちょくるような場面もあったりで痛快な部分が多い。

ああ、そうだその小さなエピソードの中ではその人が主演となるので一つ一つが独立したドラマになってるんだな。その人を掘りさげてパラレルに進んでゆく感じ。

細かく書きすぎたかもだけど、ものの試しに見る価値あると思う。


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