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【発表論文】都市化社会におけるアーバン・デザインの方法 ~街づくりに立ち向かう方法は科学や技術の複雑な論理ではない~ その1
掲載誌:商業建築年鑑(昭和46年5月) 髙野が当時関わった「津田沼北口地区再開発計画」での経験を基に書かれた論考。「都市化」という課題に対して、トップダウンの「論理」で進めるのではなく、地域の身近な悩みを聞くことから解いていく必要があることを、独特の論調で説いている。 前文津田沼は東京と千葉市の中間にある中くらいのターミナル駅である。私がこの総武線を利用して通学していた10数年前までは、どこにでも見られる「田舎町」であった。ところが、ここでもやはりこの数年間に街の様相が一変