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近鉄なら「とみだ」だけど阪急は「とんだ」


 この駅は、普通電車しか止まらない駅である。
北へすぐのところにJR 摂津富田駅がある。
阪急またはJRが止まってしまったらここで乗り換えるのが
近くて便利である。


赤丸は、ハニワ工場公園。
駅北側は古墳が多い。
今城塚古墳の横には資料館。
明治大阪工場の板チョコの大きな壁がある。

■どんな駅?


 阪急富田駅は、阪急電車の乗降者数ランキングでは47位。
王子公園や岡町、門戸厄神といった駅と同じくらい。
JRの摂津富田駅とは利用者数は大きく離されている。
倍以上の乗降客数。

■配線


このように3線がある。京都方面のみ待避可能。


 少し変わった構造をしている。
対面の2面に上り京都方面のみ通過線がある。
これは、昭和後半の高槻市駅付近高架化工事の際に
上り線の追い抜き設備を作ることができず
当駅に移設されたものである。
 このお陰で、上り普通電車はかなり速度を落として
入線する。

■町の中心駅


 かつては、「富田町」駅だった。
高槻市に合併する前は、別の町だった。
なおその頃、高槻も「高槻町」駅であった。
言ってみれば、「高槻町」と同格の駅だった。

■造り酒屋



 富田は酒で有名である。
「国の長」と呼ばれる地酒が売られている。
駅の南側には今も残っている。

酒蔵も見られる。

■古墳が多い


ハニワ工場公園


 駅の北側には、今城塚古墳という古墳がある。

また、隣接して
「いましろ大王の杜・今城塚古代歴史観」と呼ばれる
資料館がある。


古墳がどのように作られたか?
出土品の展示など行われている。

さらに北側にはハニワ工場もあったとされている。
すなわち、古墳に納める人形などを作っていた。

■工場も多い


明治の製菓工場は板チョコの壁になっている


 国道171号線沿いには大きな工場も複数がある。
特に、阪急からはやや小さく見えるが明治製菓の工場には
板チョコを模した壁が見られる。
JR線からの方がよく見える。

■まとめ


・京都方面のみ待避可能駅
・造り酒屋が駅南側にある
・古墳は、駅の北側に多い
・工場は国道171号線沿いに多い

古墳好きの方や、地酒が好きな方は
是非訪れてみてください
💛


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