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プライベースサービスと嵐山線ワンマン運転 後編

「嵐山線ワンマン運行」から

 これは、特急車両になんの関係もないかと思われますが
大いに関係します。


現行、嵐山線用車両6300系

嵐山線の現在

 現在、嵐山線で運行されているのは製造後50年になろうと
している新しい2300系から見ると、
先々代の元特急車両6300系です。

 これをワンマン運行に改造するのは考えにくいです。
なぜなら、ワンマン運転に際して簡易的なホーム柵を
設置されるようです。6300系の扉は、車両の両端に
寄っていて、一般車両とずれて異なっています。

 これはかなり特殊な構造です。ホーム柵を設置するのは、
一般的な車両に合わせるのは自然な流れといえます。

次期、嵐山線用車両候補

 そこで、白羽の矢が立つのは、2022年のダイヤ改正で
運用を失ったかつての10両編成運転用の増結専用車両が
休車で車庫に眠っています。


現在、車庫で眠る増結用2両編成7300系

 これが2両3本あります。また、新しい特急車両導入時点で、
8両編成の一般車両は1本不要になるので
(1本は先述の特急車両9300系の予備を兼ねていた)
c#7323*2R+c#7321*6Rの8両編成が運用を
離脱と推測します。

 そして、2両編成の方を嵐山線への捻出されるのではと
予測します。


この編成の梅田方2両が嵐山線へ行くのでは?

なお、このときにはまだワンマン運転が始まる時期とは
ズレ(3年ほど早い)がありますが、ワンマン対応改造工事、
並びに嵐山線各駅でのホーム柵設置などの準備が必要で
ワンマン運転より早めに投入されると予測しています。
また、不足分は当面、先述の7321*6Rが運用されるでしょう。

 なぜ、この車両がワンマン対応になるかというと
7300系では唯一、リニューアル工事を受けていない
7300系の8両編成ということと2両+6両編成ということ、
また編成中に運転台を挟んでおり
運転台を有効活用できるからです。

これでは足りない嵐山線用車両

 嵐山線用の車両は、4両編成3本必要です。
まだこれでは十分ではありません。
C#7321*6Rは長すぎてワンマン運転には適用ではありません。

 そこで、次の段階としては、2301、2302編成が増備されたら、
9300系車両2編成が一般車両に改造されます。
そこで、8300系と7300系の併結している編成、
C#7325*2R+C#8311*6RとC#7326*2R+C#8304*6R
という8両編成2本が8両編成の運用から離脱します。
そこで、2両編成同士をつなぎ、4両編成にします。
これをワンマン改造します。

 残った6両編成は、それぞれC#8301*8RとC#8315*8Rから、
1両ずつ中間車を譲り受け双方とも7両編成にします。

 このトレードは、2303、2304編成が登場しさらに9300系の一般車両がもう2編成増えてからです。なお、先述のc#7321*6Rは中間車でc#7851がありますのでこれを挿入し7両編成にします。

 これで、6300系と3300系はすべて淘汰されていると考えられます。


3300系の全廃は近い?

その後の、2300系の増備と置き換え状況

 C#2305・c#2306・c#2307と増備されてくると、
5300系8両編成が3本ありますので
このすべてが、運用離脱する気がします。
この時点で、8両編成は7300系より新しい車両になります。

 C#2308・c#2309・c#2310・c#2311と増備されると、
どのような動きを見せるかはまだ、将来の話になり
予想はなかなか難しいので止めておきます。

まとめ(私の予想)

・9300系は一般車両として堺筋線にも乗り入れる

・7300系の2両編成を2本併結しての嵐山線用編成の組成とワンマン化

・3300系、5300系が廃車が進んだあとの7両編成は、ほぼ8300系で対応

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