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キュンキュンが足りない…と思ったらこれ〜読書感想〜

こんにちは、ほどほどです。
今回ご紹介する本は、汐見夏衛さんの『夜が明けたらいちばんに君に会いに行く』です。

いや~この小説もなかなか「青い」ですね〜。
昨日、『恋より青く』を紹介しましたが、これもまたキュンキュンさせる内容ですね😁

読んだ感想としては、タイトルがすごく良いなと。
本書では

夜更けに会いたくなる人は、体で恋するだけのただの欲望の対称。夜明けに会いたくなる人は、心で愛している永遠の対称よ。

という表現があって、すごく納得してしまいました。
私もよく考えてみたら夜更けに会いたくなる人、けっこういるかも…?と思っちゃったり。

そして、本作はいろんな要素が複雑に絡み合います。
マスク依存、兄の引きこもり、小児がんという病に対する孤独感、いい子症候群など、今の時代の子どもたちが抱える闇の部分。
それを飛び越したときに見える本当の愛。
けっこう感動的なんですよね。

アマプラで実写化されてるんですが、これもまたピッタリ。全部は見れてないですが、面白そうです。

汐見夏衛さんの小説は他にもキュンキュンさせる本が多いので、「あぁ、最近キュンキュン不足だなぁ…」と思ったらオススメの1冊ですね。
書店にもこのスターツ出版の表紙がいっぱい並んでます。世間的にもキュンキュンのニーズが高まってるのかもしれませんね😁

読書コミュニティ「lectio」の読書会も楽しかったです。こういう本の感想を複数人でシェアするのはめちゃめちゃ楽しいですからね。
選書陣にも感謝です。

#66日ライラン

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