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2020.3.9.(月) CHANGE

昨夜も、残念なことに寝入りばなにタイトルを考えついてしまった。

夢うつつの中で思いついて、明かりをつけてメモ、明かりを消して、夢うつつの中でまた思いついて、明かりをつけてメモ、明かりを消して、夢うつつの中でまた思いついて、明かりをつけてメモ、明かりを消して、夢うつつの中でまた思いついて、明かりをつけてメモ...を5セットくらい繰り返す。

目覚めてメモを読み返すと、大半はイマイチ。こうして累々と横たわるボツ案のほんの氷山の一角だけが、世に出る資格を得る。

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今日は天気も良かったので、海へ出かけた。

3月の仕事がほとんどなくなって何をやっても自由なはずなのに、平日の昼間に海に行くのは少しだけ後ろめたい感じがする。もらえるものなら有給欲しいフリーランス。

時々ワーカホリックだと言われる。
でもミュージシャンにとって「work=play」なので、感覚は Work-a-holic ではなく Play-a-holic だ。音楽大好き。それしかない。

音楽をビジネスとしてとらえているミュージシャンもいるけど、一緒にプレイしていて楽しい友達は、みんなただただ、損得抜きで音楽が大好き。日本にもブラジルにも、そんな友達がたくさんいる。練習でさえも、やっただけ結果がでるから楽しい。

喫茶店ではテーブルと椅子を丁寧にアルコールで拭いてくれた。

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かわいい車。昔これに乗ってた知り合いが、ずっと野ざらしにしてたら木枠からキノコが生えてきたって言ってた。

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泳ぎたくなるくらいいい天気だったが水はまだ冷たかった。子供は元気。

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日々、世界の感染拡大のニュース。日本では不安ばかりが増幅して、海外諸国に比べて具体的な対策は遅れに遅れている印象。論拠となるデータも不足して未知のウイルスの振る舞いには専門家の意見も諸説あるので、施策は行き当たりばったりになりがち。「◯◯の✕✕が感染」という報道をどれだけ聞かされても、自衛策は見つからない。24日の「これから1~2週間が瀬戸際」宣言から今日でちょうど2週間たった。

「行政文書の管理指針に基づく『歴史的緊急事態』とする方針」にも、「議事録作成の義務」以外の具体的な何かは見えない。

「レキシ的緊急事態」っていう曲をレキシが歌える日が早く来るといいね。

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2/22の原田郁子さんとのライブからの動画。
レイチェル・カーソンの「沈黙の春」にインスパイアされて10年くらい前に書いた。動画の編集は自分でやっています。郁子ちゃんが「小さな教会みたい」って言ってくれた(笑)そう、祈りの歌。

CHANGE 作詞・作曲:高野寛

変わらないものを守るため 
わたしたちは変わってゆくよ
あああ 光射す坂の途中で

ミツバチも蝶もいない丘
狂い咲きの花咲く道を
あああ 歩きましょう 空を見上げて

日に日に季節はあいまいになって
次々飛び込むニュースを見てた
帰らぬ人よ 空の上では何が見えているの?

変わらない愛を探すため 
二人はまた一人になるよ
あああ 月影の星を見上げて

言葉じゃなくても伝わる何か 
言葉がなくても満ち足りるとき
響く心を確かめあえば きっとうまくやれる

変わらないものを守るため 
わたしたちは変わってゆくよ
あああ 光射す坂の途中で

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この「サポート」は、いわゆる「投げ銭」です。 高野寛のnoteや音楽を気に入ってくれた方、よろしければ。 沢山のサポート、いつもありがとうございます。