Jun Taka

北の大地 北海道で 自然の写真を楽しんだり、本を読んだりしています。 日々の暮らしのな…

Jun Taka

北の大地 北海道で 自然の写真を楽しんだり、本を読んだりしています。 日々の暮らしのなかで、noteを通じて、共感したり、また新しい世界を知ることができたらと 思っています。

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  • 北海道の自然

  • 写真集(登山)

    登った山や北海道の自然の写真集

  • 趣味(手芸など)

最近の記事

神様の裏の顔     藤崎 翔 

温厚でたくさんの人を愛した、坪井先生が逝去された。 葬儀の模様を、事細かに描写されている、涙する人の数々 どれだけこの先生が人に尽くしてきたかを感じ取れる。 しかし!!! そこには不可解な事件の数々が、思い起こされ、そこに関与していた人が、葬儀中であるというのに、先生が白なのか黒なのかを語り合う。 坪井先生は、潔白だったが、そこでは終わらないのが 深みのあるミステリーと感じるところだ。 素晴らしい教師の家庭の中にある、悩み深き娘が、いかに苦しんでいたか。 私の中で、

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      朝の散歩道

      • ハンバーガーを食らう!

        今日は夏日みたいで、ハンバーガーでも食べてみようかと。 以前から行ってみたかった店。  テイクアウトにて公園で、食べました。 こちらは、以前行ったお店。店内はキャンプの雰囲気で、雰囲気はいい感じ。バーガーは小さめかな。 今年は、市内のバーガー店(マックとかじゃないやつ)行ってみようかな。

        • ともぐい  河崎秋子

          この作品は、舞台が北海道ということもあり、ずいぶん前から本屋さんには山積みでした、昨年11月に図書館予約して、やっと届きましたので、一気に読破。 読み始めからすごすぎ、引き込まれた、 北の自然の表現、動物との対峙、迫力感、時代や人間関係の描き方、が素晴らしいと感じました。 マタギならではの、山で鹿を仕留めて、その場で血を抜き、内臓を食らう。リアルすぎる。血なまぐさい感じまで、伝わってくる。 熊爪の生い立ちというものは、たくさん書かれておらず、親も知らず、アイヌに育てられ、

        神様の裏の顔     藤崎 翔 

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        記事

          最近の本

          突然かつての恋人からのメッセージ、30年近く前の淡い思い出を語っているうちは良かったが、読んでいて気味の悪さを感じていた、一馬。 最後にやらかしてくれましたね!ちなみに、ルビンの壺って、表紙にあるように、だれしも見たことのあるあれね・・・ この時代の問題を、小説にしてくれましたね。重松さんの作品は久々でしたが、誰も住まなくなっていく家の、しまいかたを悲しく表現するのではなく、こんな風に本にしてくれて、ありがとう!という感じ。 今現実に、自分でもそういったことに、直面している

          最近の本

          ギャラリーに行った時のハガキ、手帳に挟んでいたけど、手紙と一緒に数枚同封して93歳の母に送る。なんで今までこのアイデアに気がつかなかったんだろう!なかなか帰省も出来ないでいる、、、

          ギャラリーに行った時のハガキ、手帳に挟んでいたけど、手紙と一緒に数枚同封して93歳の母に送る。なんで今までこのアイデアに気がつかなかったんだろう!なかなか帰省も出来ないでいる、、、

          春になると

          ゆっくりと雪が解けて、こんな風景の朝で、渡り鳥は北へと飛んで、いつもの春の風景です。

          春になると

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          エゾシカ、キタキツネ

          エゾシカ、キタキツネ

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          100チャレやってみた、毎日トイレの拭き掃除。 効果的な日々が暮らせるようになった。

          100チャレやってみた、毎日トイレの拭き掃除。 効果的な日々が暮らせるようになった。

          すべてがFになる   森博嗣

          S&Mシリーズから SとMは主人公 犀川と萌絵のイニシャルが由来だそうです。 孤島のハイテク研究所が舞台、ここで隔離され生活している、天才博士、四季が ウエディングドレスをまとい両手両足を切断されて、ロボットとともに現れる、その後も研究所の所長(四季の叔父)副所長 山根も死す。 密室で、ハイテクなパソコン用語や、設定が工学博士(著者)らしく、表現されていて、こういう分野好きなので、500ページも超える文庫であるが、はまってしまいました。 登場人物が多く、チェックしながら

          すべてがFになる   森博嗣

          希望のゆくえ   寺地はるな

          弟が放火犯の疑いのある女と姿を消した。 失踪をした弟を探す、兄 かつて付き合ってた、彼女 弟が務めていた会社の後輩 探偵らしき人 かつて通っていた、大阪の保育園跡地のアパートに 弟(希望)とその女が暮らしていることは分かった。 管理人は、保育園の園長の娘で、 訪ねてみると、もうそこには弟は引っ越した後で、 二人の姿はなかった。 この兄弟も、それぞれに会いに行った人たちも、それぞれに苦難の人生を歩んでおり、各章ごとにいろいろ考えさせられる。 兄が思っていた弟とは。。 何を思

          希望のゆくえ   寺地はるな

          化石ハンター 恐竜少年じゃなかった僕はなぜ恐竜学者になったのか?  小林快次

          ラジオ子ども科学電話相談って面白くて、たまたま北海道での収録でした、小林先生?と小菅先生 小林先生って、先日読んだ「むかわ恐竜」の漫画監修のかたかなって、やっぱそうでした。 小菅先生は、旭山動物園の元園長さんね。 この二人の、相談の答えが面白くて聞き入ってしまった。 子どもの質問とはいえ、大人も大変勉強になりますよ。 で、小林先生の本を借りてきましたよ。 子どものコーナーにあったものですが、↓にいくつか引用させていただきました。勉強嫌いでも、好きなものに夢中になって、こんな

          化石ハンター 恐竜少年じゃなかった僕はなぜ恐竜学者になったのか?  小林快次

          十の輪をくぐる    辻堂ゆめ

          1964年と2020年に行われた、東京オリンピック 親子三代の物語。 かつて中学校を卒業して、紡績工場に勤める、万津子 三井鉱山の職員との結婚、夫の暴力、工場の事故による夫の死 息子の起こした事件、出戻った実家での居場所のなさ。 何もかも捨て、万津子は東京で生きてきた。 泰介と妻はバレーボールで知り合い結婚、一人娘は高校のバレーで活躍。 80になった万津子は、認知症で時々昔を思い出す。 「東洋の魔女」「よしたかくん」 母の人生に何があったのか? 2019年と1950年か

          十の輪をくぐる    辻堂ゆめ

          4月に読みたい本

          森博嗣 S&Mシリーズから       「すべてFになる」       「冷たい密室と博士たち」       「笑わない数学者」 森絵都   「カラフル」 宿野かほる 「ルビンの壺が割れた」 小林快次  「化石ハンター」        恐竜少年じゃなかった僕は なぜ恐竜学者になったのか? 角田光代  「方舟を燃やす」 稲田俊輔  「ミニマル料理」 山本幸久  「花屋さんが言うことには」 重松清   「カモナマイハウス」 江國香織  「川のある街」 土門蘭   「死ぬまで生きる

          4月に読みたい本

          気になる作家さん

          森博嗣 小西浩之 三浦しをん 唯川恵 岩井圭也 青山美智子 寮美千子 上田健次 森沢明夫 今年読んだ作家さんのなかから、気になった作家さんを調べてみた。 読書ノートに、( ..)φメモメモしておく。 経歴などを見てると、本を読むのとは別で、なかなか面白い発見もある。 また手に取っていたい一冊も見つかる。 まだ3月ですが、今年もたくさんの作家さんと出会いたいなと、 改めて思うのでした。

          気になる作家さん

          朽ちないサクラ    柚月裕子

          警察不祥事のスクープ記事、ストーカー殺人事件に慰安旅行中だったと。 新聞記者の親友が?まさか、口止めしてるし信用してる。 1週間後、親友は水死体で遺体でみつかる。 泉は同期の磯川と調査を始める。 そして、また一人元同僚が自殺で亡くなる。 醜い闇に包まれながらも、泉の執念とも思う力が暴いていく。 複雑な物語ではあるが、後半に向けて盛り上がり、イッキに読めた。 この作家さんもファンになりそうです。

          朽ちないサクラ    柚月裕子