小鳥遊

月の舟 星の林に 漕ぎ隠る見ゆ𓂃*̣̩⋆

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    「光る君へ」の感想をかなふみで𓂃𓈒𓏸

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    読んだ本のこと、好きな本のこと そのほか本にまつわることいろいろ𓈒𓏸

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    ハピネス島の完成までの記録。ゆっくりのんびり島クリしてます𖡼𖥧𖤣

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    絵の練習してます✏︎

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リップヴァンウィンクルの花嫁

この映画を初めて見たのは、もう4年ほど前になります。 1番最初に見た時は、悲しい気持ちがいっぱいに胸の中に広がりました。 だけど、まだ言葉にできない気持ちがずっと心の中に残っているようで、しばらくして2回目を見ました。 そして、またしばらくして3回目も見ました。 今では何回見返したのかわからないくらい大好きな作品になっています。 サブスクで見てたけど、手元にも置いておきたくてDVDも買いました。 こんなふうに、心に染み込んでくるように、どんどんと好きになっていく作品は初め

    • 光る君へのかなふみ(第26話)

      前回見た予告での彰子さまの場面、入内ではなくて裳着の儀式の場面だったんですね。 ちょうど冲方丁さんのご著書で彰子さまの物語である「月と日の后」の上巻を読んだばかりで、裳着のシーンもあったんです。 今回、見たことのない平安時代の儀式を実際に映像として見ることができて、うれしかったです。 寝殿造りや御簾越しに見える人の様子や十二単や束帯などの着物の捌き方、身のこなし方など、文字だけではどうしても理解するのに限界があるものをこうして映像として見せてもらえることのありがたさを感じま

      • 6月に読んだ本📚

        9つのSF作品のアンソロジー。 読み終わって1番に思ったのは、一口に「SF」と言ってもこんなにもバラエティーに富んだ作品がある多様さへの驚きでした。 SFって自由だな〜って。 私たちの日常の延長線のような物語もあれば、ホラーテイストな作品、歴史改変的な物語もあれば、これぞSF!という人間が滅んだ後の模造人間の物語であったり…本当、多種多様。 その中で1番好きだったのは新井素子さんの「この日、あたしは」でした。 16才の女の子が自分の進みたい道、目指したい未来、大人になること

        • ハピネス島日記 15 ー畑ー

          今月はハピネス島に畑を作りました。 畑で育てた野菜を収穫していろんな料理も作れるんですよ🥘 畑の奥にパンタくんの家があります。 食いしん坊なパンタくんなら畑のお世話もよろこんでしてくれる…かな? パンタくんの家はパンダなだけに思いっきりの中華風…畑のイメージとあんまり合わないから隠れ気味にしました。 ハピパラ(あつ森の追加コンテンツのハッピーホームパラダイス)でエンディングを迎えると、島の住人の家もリフォームできるようになるそうなんです。 今、少しづつハピパラも進めている

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          光る君へのかなふみ(第25話)

          今回も、本当に盛りだくさんな回でしたね… (毎回言ってる気がする…でも、本当に盛りだくさんなんですよ。毎回) 見終わって、今、1番心の中に思っていることは… こう、くるのか… ということなんです。 ちょっと不満めいた感想になってしまうかもしれないけど、正直に思った感想を綴っていきたいと思います。 (ドラマはドラマとして史実とは違う部分も含めて楽しみたい、という気持ちも大切にしながら) 私はずっと、このドラマの道長さんがご自分の娘である姫君、彰子さまを入内させるようには思え

          光る君へのかなふみ(第25話)

          光る君へのかなふみ(第24話)

          今回の「光る君へ」私は、まひろちゃんと定子さまの対比がとても興味深く感じました。 衝撃の宣孝さんの突然のプロポーズ「わしの妻になれ」発言。 紫式部の旦那さんが宣孝さんだと知った時、正直、えぇ…それはないでしょう…と思ってました。 (宣孝さんごめんなさい!) だって、お父さんの友達で、まひろちゃんの幼い頃からずっと顔見知りのおじさんで、どうしたって恋愛対象には思えない…よね…って。 でも、そうじゃなかった。そもそも「恋愛」じゃないんだ。 ( 宣孝さんはどうなのか…は…ちょっと

          光る君へのかなふみ(第24話)

          愛蔵版 ⸝⸝⸝˘◡˘♡

          大好きな作家さんのお一人である、辻村深月さん。 デビュー20周年を記念して「凍りのくじら」と「ぼくのメジャースプーン」の愛蔵版が発売されました! 装丁がとにかく素敵なんです! 震えるくらい素敵なんです! 是非とも紹介させてください!(聞いてください) 数年前に購入した辻村深月さんのデビュー作の愛蔵版。 なんと!函入りなんです!(涙もの…) この函にスポンっと上から入れる装丁になってるんです。 そして、小さな四角い切り抜きがされていて、函に納めるとその切り抜きの窓からタイト

          愛蔵版 ⸝⸝⸝˘◡˘♡

          光る君へのかなふみ(第23話)

          定子さまが笑ってる…もうそれだけで胸がいっぱいだった23話でした。 「そなたが御簾の下から差し入れてくれる日々のこの楽しみが無ければ、私はこの子と共に死んでいたであろう」 って定子さま… 清少納言の真心がこの「枕」の中に込められていることを定子さまはちゃんと受け取ってくださってる。 「少納言、ありがとう」 真っ直ぐに清少納言を見つめてのお言葉。 …本当によかった… ききょうさん、よかったね! (もうこれはソウルメイトでしょ!間違いない!) 定子さまは清少納言に出会わせてく

          光る君へのかなふみ(第23話)

          本を読んでてふと目を上げると見つめられてた…👀 (よくある熱視線) 本に夢中になっててごめんね。 わんこのことも忘れてないよ。 お散歩行く?行こっか☺️

          本を読んでてふと目を上げると見つめられてた…👀 (よくある熱視線) 本に夢中になっててごめんね。 わんこのことも忘れてないよ。 お散歩行く?行こっか☺️

          光る君へのかなふみ(第22話)

          「光る君へ」もいよいよ後半へ突入ですね。 越前へ到着して国守として誠実にお役目に向き合う為時さんと、いつも傍に寄り添うように支えるまひろちゃんの姿が印象的な第22話でした。 お母さんの悲しい死があった物語の前半、為時さんへの不信感と許せないという蟠りの気持ちを拭えず、心を通わすことを頑なに拒んでいたまひろちゃん。 その頃からは想像できなかった仲睦まじい父娘の姿に、今まであったいろいろなことが思い出されて… 「私がお側におりますゆえ」 そう迷いの全くないまひろちゃんの為時さ

          光る君へのかなふみ(第22話)

          5月に読んだ本📚

          スピンの素敵なところは小説だけではなくて(楽しみにしている連載も、もちろん好きだけど!)詩やエッセイや紙についてのお話や、絶版本についてなどなど、いろんな方向から物語の世界へのアプローチがあることだと思う。 今回の「本が物質として浮かび上がり輪郭が見えてくるまで」というデザイナーさんのお話もよかった。 私は本は文庫本よりも圧倒的に単行本が好きで、それはひとえに装丁を愛でるのが好きだからです。 装丁が語る物語の片鱗に触れるのが好きだから。 花布、扉、スピン、見返し、カバー…

          5月に読んだ本📚

          本屋さんから入荷されたと連絡があって受け取りに行ってきました! 笹目さん「おやこ見習い帖」の出版、本当におめでとうございます。:* いつもnoteで目にしている笹目さんのお名前がご著書にある…! 当たり前なんだけど、本屋さんでじーんとしました☺️ 読むのが楽しみですꕤ︎︎

          本屋さんから入荷されたと連絡があって受け取りに行ってきました! 笹目さん「おやこ見習い帖」の出版、本当におめでとうございます。:* いつもnoteで目にしている笹目さんのお名前がご著書にある…! 当たり前なんだけど、本屋さんでじーんとしました☺️ 読むのが楽しみですꕤ︎︎

          ハピネス島日記 14 ージュンくんとベアードさんの家ー

          5月はジュンくんとベアードさんの家を作りました。 なんとなく2人は気が合うんじゃないかな〜と思ってお隣同士の家にしました。 2人で仲良く本の話しとかしてそう。(見たい) .。.:*・𖤥𖠿𖦥𖥧.。.:*・↟↟.。.:*・𖤥𖠿𖦥𖥧.。.:*・↟↟.。.:*・𖤥𖠿𖦥𖥧.。.:*・ そして、5月は私のお誕生日でもありました。 実はこのあつ森のソフトはお誕生日プレゼントでもらったものなんです。 でも、私はswitchを持っていなくて、しかもコロナ禍の真っ最中で、switchを買い

          ハピネス島日記 14 ージュンくんとベアードさんの家ー

          ほっこり動物さんシリーズ。 シトラスレモンティーに引き続きふるーつじぇりーも買えましたꕤ︎︎ (「見守るワニ」と「忍び足のサイ」です) シトラスレモンティーの方も見てない絵柄がないかな?と思って棚に行ったら… なんと完売…🥲 でも、人気なんだな〜と思うと、それはそれでうれしいな♡

          ほっこり動物さんシリーズ。 シトラスレモンティーに引き続きふるーつじぇりーも買えましたꕤ︎︎ (「見守るワニ」と「忍び足のサイ」です) シトラスレモンティーの方も見てない絵柄がないかな?と思って棚に行ったら… なんと完売…🥲 でも、人気なんだな〜と思うと、それはそれでうれしいな♡

          光る君へのかなふみ(第21話)

          ここまで、いろいろな気持ちに翻弄された「光る君へ」だったけど、今回のこの回で私は本当に感無量でした。 私は「枕草子」が定子さまへの鎮魂の書だという説が好きです。 「春は、曙。」 「夏は、夜。」 「秋は、夕暮れ。」 「冬は、早朝。」 花びらがはらりと舞い落ちる春のあけぼの。 蛍が飛び交う静かな夏の夜。 鮮やかな落ち葉がはらはら落ちる秋の夕暮れ。 「枕草子」の言葉たちがそれぞれの季節を呼び寄せ、優しく定子さまのもとへ舞い降りたようでした。 そんな言葉の四季に包まれるような定

          光る君へのかなふみ(第21話)