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Webサービスやアプリはたまたまヒットすることがほとんど。プチヒットを狙うなら、最初から損益分岐点なんてちまちま考えていても意味がない。

わたしは個人でも会社でも、いくつかのWebサービスやアプリを開発して運用してきました。

試行錯誤する過程でプチヒットがいくつか出たりして、今年、自社で運用しているWebサービスやアプリ課金と広告収入だけで、中途社員をひとり雇えるくらいは稼げるようになりました。
(社会保険などは置いておいて、単純な給与ベースですから、大した数字ではありませんが、、)

ざっくりとした収益の内訳は、月間100万PV程度のBtoCのWebサービスでGoogleAdsenceとユーザー課金、企業向けのWebサービスでユーザー課金、アプリのAdmobと定期課金です。アフィリエイトはやっていません。

毎月コンスタントに、ひとり分の人件費を稼げるようになるまで、大体7年くらいかかったと思います。今でもそうですが、Web制作の受託が9割くらいをしめていますので、サービス運用で食えているわけではありません。

最終的には受託とサービス運用が、6:4くらいにでもなれたら、と目標にしつつ日々取り組んでいます。

正直、営業もできないしマーケティングも苦手なので、狙ったのではなくて、細々と地道に続けてきたらそうなったという感覚しかありません。
本当にたまたま。全然収益化できないし、運用もろくにできないので、クローズしてきたサービスも多々あります。

ひとつ言えるのは、Webサービスやアプリを小さな会社でリリースする際に、損益分岐とか気にしていたら、プチヒットのきっかけすらなかったということ。
「企業でやるからには」とか「世の中にまだないものを」なんてことを言っていたら、収益のきっかけすら生み出せていなかったと思います。

今回は、小さな会社がWebサービスやアプリを作ろうとした際、やるべきことと、やらなくても良いことについてまとめてみました。
あくまでも個人的に経験に基づくものですが、これから自社サービスを運用して、少しでも売り上げにつなげたいと考えている方の、参考になればと思います。

損益分岐点をもとに目標を決めても、あまり意味がない。

会社で開発する以上、人件費が出ていますので、利益を生み出さないことはできないというのは、わたしだって普通に理解していますし、その通りだと思います。

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