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弱いるろうに剣心はサマにならない

さていま年末年始の大掃除でるろうに剣心が出てきたので読み返してるんですが、あらためてかっこいいですよね。強いですよね。でもこれ剣心がめっちゃ弱かったらストーリーなりたたないし、やっぱりサマになってないと思うんですね。強いのに優しいからかっこいいと。レイモンド・チャンドラーの「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない」を地でいくようなキャラですね。

さて、仕事でもやっぱり仕事ができるは正義みたいなところあるんですね。やっぱり仕事はできるようになったほうがはかどる。部活でもバスケ部ならバスケうまければ多少性格があれでも許されますよね。性格もよければ神って感じですよね。

仕事も一緒で、性格に難はあるけど仕事はできる人、これはたいてい上司嫌いって言われている方とか結構多いんじゃないでしょうか。まあこれは成り立つんですね。そして仕事はできて性格もいいなら最高ですよね。対して仕事ができほうどうでしょう。とてもいいひとだけど仕事はマジでできない。これやっぱりね、頼りにはならないと思うんですね。そして性格が悪くて仕事もできない。これはわかりやすいですね。

ある人事の人が採用するときに、元の会社の同僚に「その人のこと好きか?」って聞いて好きって答えられた人は採用するそうです。仕事ができるけど性格に難ありなら「仕事はできるけど…」って反応が返ってくるし、性格はいいけど仕事が微妙なら「いい人だけど…」となる。仕事の同僚で好きと言われているということはこの2つをクリアしているわかりやすい基準になると。逆にいうと周りに好きって言ってもらえる仕事の仕方をすることは転職でも有利になりそうですね。

坊や哲って麻雀マンガで房州さんって人のセリフなんですが、

「怠惰を求めて勤勉に至る」

まあ麻雀とかギャンブルってラクするためにはじめたのに、サイコロ振る練習とか結局してて結局勤勉してると。

ラクを求めていいと思うんですが、あの人は仕事できないって言われ続けて幸せな状況ってなかなか難しいと思うんですね。だから人生トータルでラクな人生を歩みたいって考えると必然的にある程度勤勉になる気がします。



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