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帰国子女ズルいは正しい

たまには教育の話。はじめての共通テストが行われ、英語が特に傾向が変わったと話題ですね。

さて、大学受験において英語できると有利はわりと定説ですが、よく聞くのが「帰国子女英語できてずるい」という話。リスニングが200:50→100:100になったのでより顕著になったといえるでしょう。

まあね、英単語とか英文法とか必死で覚えてそれでえ?勉強してないけどって高得点たたきだされたらまあズルいって思う気持ちはわからんでもないです。

ただ、帰国子女が圧倒的に有利になるのは「使える英語」という点で考えると正しいということ。むしろ有利になってなかったらダメな入試なんですね。

ちなみに帰国子女って男は?って感じしますが、子が息子、女が娘を指すそうですね。娘子供じゃないんかーい。現代だと刺されそうな言葉ですね。

模試ってどうしても特性上得点をばらけさせないといけないから、謎の一生使うことない学術的な文法とか出すんですね。現在完了進行形とか、仮定法過去完了とか、アメリカ人でも一生会話で使うことない文法を覚えさせられるわけです。一生使わない単語や文法を覚えてる方が有利な入試のほうが問題なわけです。

ちなみに英語だけは結構他の勉強に比べて特殊で本来的には語学なので勉強で身に着けるものではないもの。語学はとかく情報量と慣れです。やっぱり帰国子女なり、留学なり、海外勤務なり、外国で1年くらい過ごすのが圧倒的に身に付きやすい。海外言ったらわかると思うんですが、ほぼ見るもの、聞くもの英語ですよね、その情報量で1年過ごせばそらしゃべれるし、読めるようになると。週1回で英会話とか正直あんまり意味ないと思います。英語に触れる時間が短すぎる。うまくなるのは日本語かと。




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