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ビュー、スキ、フォロワーという沼

noteのあり方に悩んでいます。
どうやら私は数に縛られていたようです。

長くなったので目次をつけておきます。


はじめに

私は何事にもまずは学ばないと踏み出せません。
私の強みである学習欲の弊害ですが、知らないことにまず飛び込んでみよう となかなか思えない性質です。

そのためnoteに関連する本も目を通しています。
すると、それらの関連書籍には、
・フォロワーを増やすために相互フォローしよう
・見てもらえるために自分からスキをしよう
・共同マガジンに入ってビューやスキを増やそう
といった内容が書かれています。

これ自体は全く否定するつもりはありません。
noteを継続する上で、ビューやスキ、フォロワー様の存在は確かに重要です。
そのおかげで私もここまでやってこられました。

そして、これらのテクニックを実際に取り入れると、ビュー、スキ、フォロワー数といった射倖心に直結するような数が目に見えて増加することを実感できます。

しかし、その弊害として徐々にそれらの数字に捉われるようになっていきます。
それが進むと 次第に私のこれらの数字は多いのか、少ないのか、といった本質とは全然関係ないことが気になってきました。

他の方の記事を読んで、おぉ負けた おぉ勝った、とか思ってしまうのです。
ですが勝ち負けって何でしょうか?

数字の比較はあくまで相対評価です。
上を目指せばキリがない。

それでも私のnoteの数字を向上させるために、せっせとスキやフォローのボタンを押す日々を続けてきました。


転機となったのは

転機となったのは、MitakaDai様の記事を拝見してからです。

詳細は記事を是非ご覧ください。

相互フォローを続けていくと、自分のフォロー数も増える。
そのため全ての記事は当然読めなくなる。
どうすればいいのか?

ということを考えられているようでした。

全くもって同感です。

私がフォローしている方 私をフォローして頂いている方には大変申し訳ないのですが、当然全ての記事に目を通しているわけではありません。
正直に申し上げると、お名前も覚えていないクリエイター様も多いです。
フォローという関係だけで繋がっていてその方の記事を読んだことすらない可能性もあります。
実際、フォローしよう!と思ったら既にフォローしていたよ・・という経験が何度もあります。

果たしてこれでよいのでしょうか。


その翌日、この記事を受けてFIREサラリーマン  みかん様が記事を投稿しています。

みかん様はいつも質の高い記事を上げています。
よく拝見するようになったのは、今年の6月に入ってからですが、参考になることばかりで毎日の投稿を楽しみにしています。

そんなみかん様が、かつて
自信の無さを相互フォロー教に入信することで埋めようとしていた。
のですって。

ものすごく意外でした。

「相互フォロー教」は おそらくみかん様の造語です。
ですがわかる気がします。
私の考える相互フォロー教の教義とは、noteという閉鎖的な空間内でお互いにフォローしながらビュー、スキ、フォロワーの数を伸ばしていこう!ということなのだと思います。

重ねて言いますが、これらの行動を否定するつもりは毛頭ありません。
むしろ こうした方法論によって私自身noteを続けてこられたと思っています。

自分の記事を投稿すると、ビューやスキの数が見られるのは皆さんご存知の通りです。
数字が出るとついそれを比較したくなる、増やしたくなるという意識が自然に湧き上がりますから、この「相互フォロー教の教義」は大変魅力的です。

事実、私も現在進行形でこの教義に従い熱心に行動してきました。


そんな中、上記のみかん様の記事で 次の記事が紹介されていました。
しちゃうおじさん 様という方の記事です。

詳しい内容は是非元の記事をご覧ください。

この記事では「ビジネス相互フォロー」という概念が提唱されています。

ビジネス相互フォローとは?
1.フォローするけど、フォロバしなかったら、リムするよ。
2.相互フォローだけど、もしリムしたら、リムバするよ。

誰も言わないnoteでの相互フォローの弊害(デメリット)についてマーケター視点で解説します より

リムとはremoveで、解除するよ、という意味だそうです。

そしてその「ビジネス相互フォロー」をやってしまう理由は、

知名度がないし(無名)、需要に応えていないし(読みたいと思えない)、内容が薄っぺらい(そもそも実力がない)からですね。

誰も言わないnoteでの相互フォローの弊害(デメリット)についてマーケター視点で解説します より

グサグサきます。

そしてその目的は

価値ある情報を発信することのできない相互フォロバーさんは、何も知らないような無垢な初心者や情報弱者に実績をアピールして自分を大きく見せる必要性がありますので、皆さんほぼ例外なく「実績アピール」をがんばってしまいます。

誰も言わないnoteでの相互フォローの弊害(デメリット)についてマーケター視点で解説します より

はい。
当てはまりすぎてもう反論の余地もありません。。
私のことを言っているのかと思いました。


1つずつ考えていきます。

まずはビジネス相互フォロー。
相互フォロー教の教義に従い、私はせっせとフォローをしていました。
全員がフォローバックして下さるわけではないので、ある程度フォローを積み重ねていくと、フォロー数とフォロワー数に乖離が生じます。
そこで私は自分のフォローリストからフォローバックされているかを確認し、相応の期間フォローバックされていないようならばフォローを解除していました。

それだけでなく、挨拶がわりのスキ、スキを押してくれた方への感謝のスキを乱発しています。
スキの上限に到達することもしばしば。
こうした行為は、包み隠さず言えば、自分の記事へのスキの誘導が目的であることを否定できません。

これらの行動はとても褒められたものではありません。
私にとってもその作業時間は全くの無駄です。
私は何をしているんだろう・・と徐々にわからなくなってきました。


では、なぜ こんなことをしていた(している)のか。

もう答えは出ています。
自信がないから。知名度もない。実力もない。
そして目的のひとつは実績づくりだからです。

かつて私はフォロワー1000人を目指す、と宣言しています。
その目標自体を否定するものではありませんが、目標達成のための手段が不適切であったことは認めざるを得ません。

相互フォロー、挨拶がわりのスキなどの、小手先のテクニックからそろそろ脱却すべき時が来ているのかもしれません。

とは言っても急に実力がつくわけでも、自信が出るわけでもありません。
毎日こうして文章を書くことで少しずつ力をつけていけたらいいなと思います。
その結果として自然にビュー、スキ、フォロワーの数がついてきてくれたらとても嬉しいことです。

結局数が気になるのか、と言われれば否定できません。
いや、はっきり申し上げます。
気になります。
これからもアクセス状況は毎日見ることになるでしょう。

ですが、これを機に数を目的とすることは卒業しようかなと思います。

また、曜日で投稿内容を決めるのは私自身の自由を縛ります。
先月打ち立てたばかりの企画ですが、定期投稿はやめ、不定期に気の赴くままに投稿します。


相互フォロワー様への大切なお知らせ

いつも私の記事をご覧頂き本当にありがとうございます。
いや 見てないよ、という方にも感謝しております。
「フォロワー様がいる」というだけで勇気づけられるからです。

しかし上に述べてきた通り、申し訳ございませんが方針を変更させて頂きます。

・挨拶やお返しを目的としたスキはできません。私が読んだ記事のみスキを押させて頂きます。
・フォロバ100%を謳うことを中止します。

これまで私がフォローさせて頂いている方のフォローを解除することはしません。
ですが私へのフォローは遠慮なく終了頂いて構いません。
ひとえに急な方針転換をしている私の責任だと考えていますので、受け入れられないなとお考えになるならば、躊躇せずフォローを外してください。


おわりに

noteへの取り組み方を考える機会を下さった、MitakaDai様、FIREサラリーマン  みかん様、しちゃうおじさん様。
誠にありがとうございました。

さて、ここまで長々と考えを述べてきましたが結論です。
私の敬愛する みかん様のお言葉をお借りて締めたいと思います。

好きにしたらええやん!(笑)

これは・・・!note疲れか!? より

本当これに尽きると思います。
おそらくこれが真理です。
好きなようにできるのがnoteの世界の素敵なところのひとつなのですから。
みかん教に入信したくなります。


お読み頂き誠にありがとうございます。
これからもどうぞ宜しくお願い致します。

髙草木


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