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『トップ5%リーダー』から学んだリーダーのあり方

この記事ではサードプレイスとして参加している
オンライン読書会で発表した書籍を紹介します。

今回は、『AI分析でわかったトップ5%リーダーの習慣』越川慎司(著)です。

『AI分析でわかったトップ5%リーダーの習慣』の引用と気づき

本書からの引用とそこからの気づきです。

トップリーダーは話が短い

長い文章よりも、キーワードで伝えたほうが即座にその意味が伝わります。
(中略)
「意義」「目的」「数字」をコンパクトにまとめると、より伝わる
(中略)
では、何を話すのか。参加者にどのようなベネフィットを与えられるかをコンパクトに説明します。 「この60分で業務効率を上げられるように、3つのことを確実に決定します」

トップ5%リーダーの58%は話が短い
という章で以上のようなことが書かれていました。

話が長いほど伝わると思う上司が多かったので、
身をもって実感。

話が長いと結局何が言いたいかわかなかったり、
聞き飽きて他のことを考えたりで
結局伝わらないってことが多いような気がします。

だからこそ、キーワードで伝えたり、
意義や目的をコンパクトにまとめることが大事。

特に会議やミーティングでは
冒頭に目的を伝えることで伝わり方が変わるので
実践していきたい。

「感情」の共有

「情報」よりも「感情」の共有を重視する
(中略)
メンバーが不合理な不平不満を言うこともあるでしょう。自分ではコントロールできないことに対して愚痴を言い続けるメンバーもいるでしょう。愚痴の大半は解決しようのないことです。しかし、その感情が生み出されたメカニズムを理解しようとすることは大切です。
(中略)
5%リーダーは、そうした本人の感情に寄り添いながら、問題発生のメカニズムを一緒に考えていこうとしました。
(中略)
不平不満・愚痴が論理思考へと転化し、ネガティブなサイクルから抜け出そうとしていた

感情の共有って考えたことがありませんでしたが、
この部分を読んでみて
「たしかに…」と思えるような内容でした。

会社でよく愚痴や不平不満を言うメンバーがいますが、
その場の対処療法的な対応だったと反省…

社内への不満が多いのは
それだけ問題意識があるということ。

さらにその同僚は
得意先ファーストだということにも気づきました。

そんな根本的な思いに寄り添うことが大事。

そして大事なのが解決策を伝えても、
そもそもの信頼関係がないと伝わらないということ。

まずは基本的な信頼関係を構築から!

「ほうれんそう」よりも「ざっそう」

5%リーダーは、「ほうれんそう(報告・連絡・相談)」よりも、まず「ざっそう(雑談・相談)」を目ざし、メンバーと雑談・相談(ざっそう)し合える関係を作ろうとします。

ざっそう(雑談・相談)ってはじめて聞きましたが、
リーダーとして必要だと思えました。

ほうれんそうももちろん大事ですが、
それだけだと本当の情報って出てこない。

なんとなく必要最低限のことでいいやー
になりがちです。

本書には事例としてチームの定例会議で
冒頭2〜3分の雑談のルール化があったので、
取り入れてみようと思います。


以上、読書会で紹介した書籍の引用と気づきでした!

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