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【一蓮托笑モデルの声#7|西陣織伝統工芸士】

#7は、西陣織伝統工芸士の山岸周子さん。

貴子【しつもんその1】一蓮托笑に参加する前、自分を知ってもらうためにどんなことで悩んでいましたか?

山岸周子さん
伝統工芸の世界に居ながら生きるために色んな仕事をしている事が、伝統工芸の業界のイメージダウンになるのではないか?と思い、どこまでの人にどこまで開示すべきか?という点に悩み、自分の認知を広げる意欲が失せていた時期でした。


貴子【しつもんその2】一蓮托笑に参加することを決めた理由を教えてください。

山岸周子さん
これまでの貴サマの仕事や人生の取り組み方をずっとSNSや撮影を通して知っている事、これまで撮っていただいた写真の撮影時の楽しさ、その後の効果(自分自身の変化、仕事においても)で計り知れない恩恵を受けてきたので、今回も100%安心安全で素晴らしい写真&記念になると確信していたから。


貴子【しつもんその3】この写真展に参加することでしか得られなかったことを教えてください。

山岸周子さん
撮影後に新たな乳がんが発覚し、術後の治療で脱毛→薬の副作用の色素沈着・シミ増加で、せっかく撮っていただいた写真と日々かけ離れていく現状との差に凹む日もありましたが、職人技ヘアメイクの感動も含めて撮影時の楽しかった時間や、ここまでの人生で乗り越えてきた事などを思い、写真展の頃にはようやくベリーショートまで復活した髪のままで、ウイッグ無しで参加しようと決めました。

交流会や写真展では、ずっとSNS上で繋がり続けていた方々と、久しぶりにリアルでお会いでき、SNS上では知れなかったお互いの近況や氣持ちの交流ができ、とても有り難い機会でした。

他のモデルの皆様のストーリーも拝見して、私どころではない壮絶な人生を生きてこられた皆様の笑顔の写真に、私自身も改めて励まされ、大きな力をいただきました。

会場の設営・展示のこだわりも、入った瞬間に感じられ(まさに”神は細部に宿る”)、素晴らしい写真展にモデルとして参加させていただけて、またここから頑張って生きていこうと思えました。ありがとうございました。


貴子【しつもんその4】一蓮托笑に参加しての率直な感想を教えてください。

山岸周子さん
私以上に壮絶な人生を経てきた皆様の笑顔におおいに励まされ&癒され、ご覧いただいた皆様のご感想からも今後を生きていく力をいただきました。
会場の、一分の隙もなく研ぎ澄まされた展示にも、写真展全体へのとてつもない愛を感じました。


貴子【しつもんその5】一蓮托笑は今後も続けていこうと考えています。どんな方に一蓮托笑をご紹介したいと思いますか?

山岸周子さん
人生に希望を見いだせず生きている人。


山岸周子さん、ご参加本当にありがとうございました。キャプションにも書かせていただいたように、「あきらめないのが長所」を実践されている周子さんの笑顔は、悩める誰かの勇気として届いたと信じています。機織りの夢、これからも応援しております!


山岸周子さん 西陣織伝統工芸士
一蓮托笑公式サイトにてストーリー&お仕事情報掲載中(五十音順)

2024年8月現在、写真展「一蓮托笑2025東京」開催実現に向け、準備中。
50歳以上の女性を対象にしたモデル公募詳細は、9月頃公式ラインまたは無料メルマガで発表の予定です。

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