写真展「一蓮托笑2024」福岡市美術館

『過去の困難を笑顔に変え、半世紀を生き抜いた50人のストーリー』に向け準備中です。「と…

写真展「一蓮托笑2024」福岡市美術館

『過去の困難を笑顔に変え、半世紀を生き抜いた50人のストーリー』に向け準備中です。「ともに、笑おう」を目指して、しなやかに、軽やかに。福岡市美術館2024.6.25-30

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こつこつと頑張ってきた人にスポットライトを

写真展のコンセプトは越えてきた人の物語と笑顔を通して「勇気を届けたい」だけど、実はわたしの中ではもうひとつ、大きな想いがある。 それは、これまでこつこつとがんばってきた人たちにスポットライトをあてたい、ということ。 2022年暮れから作品モデルを募集して、2023年8月現在、半分以上のモデルさんが選ばれ、撮影が終わっている。 その方たちは、自分で自分のことを積極的に発信していない人たちがほとんどで、著名人ではなく、わたしたちと同じ「一般の」人たちだ。 写真展は多くの人

      • 本来の自分の笑顔で、自信を取り戻す

        「わたし、こんな顔して笑うんだ」 数えきれないほど聞いてきた言葉。 わたしが撮るのは「奇跡の1枚」や「記念写真」ではなく「仕事用のプロフィール写真」。 仕事用のプロフィール写真と聞くと、一般的なイメージとしては、自分の好きな「決め顔」や、その後の「完璧な美肌補正」、ポーズはモデルのようなかっこいい「ポージング」というのが多いのではと思う。 もちろんそれらを否定するわけではない。ただ、わたしは、その「一般的なイメージ」ではなく、仕事用であるからこそ「本来の笑顔」写真にこだ

        • 越えてきた「笑顔」を50人並べ、勇気を届けたい

          note「一蓮托笑」では、2024年開催に向けた準備から書いて行こうと思っています。 2023年7月はじめ、福岡市美術館に直接利用申請に行きました。 申請はメールでもできるけれど、持参可とのことでもあったので、書類一式と作品サンプルを小脇にかかえ、いそいそと美術館へ。 美術館の事務室に入り、直接書類を手渡した。 「ここ数年は申請が多く、130〜140%の申請率なんです。数も多く、審査に時間もかかりますので、結果は9月末ころ郵送でお知らせいたします。しばらくお待ちください

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        記事

          50歳以上女性(性自認)限定作品モデル募集中

          2024写真展の会場イメージは 「困難を笑顔に変えた50歳以上の女性たちの物語と笑顔」が50人並ぶこと。ご応募は2022年末より多数いただいていますが、現在もコンセプトをふまえた選出を行なっており、2023年7月現在、目標の50人には達していません。 作品モデル選出条件の一つ、「困難を越えてきた話についての自己開示」を大切にしているのは、写真展のコンセプトが「勇気」を届けたいということだから。 素敵な笑顔のうしろにある、越えてきた物語を会場で目にすることで、今まさに悩ん

          50歳以上女性(性自認)限定作品モデル募集中

          昭和の価値観の中がんばってきた女性たち

          タイトルの「一蓮托笑」について。 2024年で還暦を迎えようとしている昭和39年生まれ、O型牡牛座のわたしは47歳でカメラマンになり12年が経ちました。 「一蓮托笑」は、2024年に福岡で開催する写真展のタイトル。50歳以上女性限定作品モデルを募集しながら、2022年暮れからコツコツと今も準備中。 50歳以上女性限定にしたのは、もちろんわけがあります。 47歳でようやく自分の生きてきた意味を知り、心から天職と言える仕事にめぐりあえたことが大きく、孔子の言葉にある「50

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