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各社比較有 | 転職エージェントを利用して転職してみたレポ


はじめに

これは転職エージェントを使った転職者の感想です。
特定の転職エージェントに繋げることが目的ではなく、
求職者に対しては、こんなことやっといたほうがいいよ、等
エージェントに対しては、求職者はこんな気持ちだよ、等を伝えたいという意図で書いています。
そのため、
 ・エージェントを紹介をすることもありません。
 ・この転職の仕方が正解だとは思っていません。

以上をご認識いただいた上でお読みくださいませ。

転職のきっかけ

大きく2つ。
1つ目:会社に将来性がないと感じたから
2つ目:やりたいことが明確になったから

1つ目は、会社への愚痴になってしまいますが、基幹の売り上げが下がっている中、経営層の対応に不信感があったため。皆さん少しはあるはず。

2つ目は、この先もこの業務をやっていくのか?と考えた時、Yesと思えなかった。もともと興味のあった業界により興味が湧いて、自分の市場価値を上げたいと思ったから。(そのための資格も取得した)

自分は専門職ではないので、総合型のサイトに登録しました。

登録したサイトについて

1.Rク○ビエージェント
2.アM○I
3.Rク○ビNEXT

1.は最初に登録。とりあえずどういう求人があるのか知りたかった。
2.は、1.だと限界を感じたので登録。
3.も2.と同様。

結論としては、3つ登録しておいてよかったと思う。
登録してすぐは、1分に1回エージェントからのメールやスカウトのメールが来るうざったさはあったが、それぞれの媒体で特徴があるので、結局求人が重複しなかったように感じる。

サイト上でどんなエージェントを選んだか

メッセージが定型文でない

同じ会社のエージェントが何人もメッセージを送ってくることもあった。そのため、定型文だと逆に目立つ。やる気ないのかなあと思ってました。
ただ、定型文でも興味のある求人を添付してくれていた人はしっかり読んでました。

自己紹介が長くない

「○○出身です」「月間○○件獲得」「○○の自信があります。」
と書かれても、へえ。としか思わない。
自慢なのかな?と斜に構えたくなった。

求人が興味のある会社、業界である

全く興味のない企業の求人をもらっても、レジュメ見てないのかな、と不信感があった。

選んだ理由の中で一番重視したのは、求人が興味のある会社、業界であることでした。
話をして、いいなと思っても理想の求人を見せてもらえなければ意味がないと思っていたので。
そのため、求人を添付してない会社はスルー。
ただ、添付されている求人もすでに充足していたりして存在していない、つまりエサにしている可能性もあるので、その企業のHPなどを確認して本当に募集されているか確認するのをオススメします。

ちなみにアM○Iはこちらからメッセージを承諾しないと自分の名前が表示されないらしく、エージェントからは登録番号で呼ばれた。
(ただ、最初から名前で呼んでくるエージェントもいた気がするので、会社がサイトに登録する際のプランの違いなどあるのかなとも思った)
丁寧に理由が書いてくれたエージェントのおかげでこの仕様を理解できたが、最初は「なんて失礼な奴だ」と思ってました。(ゴメンナサイ)

いろいろ会社の決まりもあるんじゃないかなあとは思いつつも、やっぱり人なので、自分の期待通りの対応してくれるかな?ということが重要だと思いました。

各社の感想

次からは、サイト上でメッセージを承諾して、直接やり取りをしたエージェントについて。下にいくにつれてよかったと思ったエージェントです。

S社

一番最初にやり取りを始めた人。面談をして、30分でもう話し辞めたいな…と思いました。

理由としては、
①業界は固まっていたのに、業界選びの方法を懇切丁寧に教えてくれた
 すでに自分の思いは決まっていたのに、無駄な時間だと思った…。

②かなり急かされた
 資格取得後に転職をしたいという希望だったのにも関わらず、
 「転職を先にしてしまうのもありですけどね!」と言われ、
 エージェント都合を優先されていると感じ、とっても不信感に繋がった。

③初回面談が長すぎる
 2時間は長すぎた。(しかも当初は求人紹介ナシと言われた)

人にもよると思うが、自分は初回面談は30分サクっとやって条件のすり合わせをして、そのあと求人を送ってもらうほうがよかった。
 たまに求人の説明してくれるエージェントもいたが、初めて見てもそんなに質問出てこないので、求人送付と面談は個人的には別々がありがたかった。質問だったらメールとかでもできるしね。

E1社

E社が二つあるので数字で区別しているだけで意味はありません。
情報収集を含めてかなり前から関わっていただいた人。ただ、作業的な対応だった。

というのも、後々違うエージェントに出会うことで分かったが、この時は大手しか見ておらず、未経験は大手だと難しいことや、会社によってどんな違いがあるか教えてもらえないまま、私が希望していたので大手の求人を送る、という感じだった。
あとはタイミングも悪く、職務経歴書を出せるタイミングには、最初に見ていた求人は充足してしまっていて、あまり希望度の高い会社には応募できなかった。
最終的に1社1次面接を受けたが、あまりにも社風が合わず、これも教えてもらっていれば受けなかったのにな…と思いました。

E2社

求人はそこそこだったが、自分の不安を解決してくれた人。
営業実績に自信がなく、職務経歴書の書き方を悩んでいたところ、
「達成率は書かないでいきましょう。そうなると、周りと比べてこの金額や案件数がどのくらいなのか分からなくなるので、同期や同じ営業がそのくらいの実績なのか、達成率の平均はいくつなのか、客観的な数字を出すようにしましょう。」
「面接官はこの実績が噓か本当か見抜く術はないので、大切なのは筋が通った説明ができるかどうか」
と教えてくれた。
また、E1社で書いたエージェントがこの方。
大手についてや、会社ごとに違いなどを教えてくれたりして、転職についての不安が一番なくなった人。

本当はこの人経由で転職を決めたかったが、求人が希望のものが少なく、
1社は1次面接でお見送りされ、1社は大手だったが書類選考にかなり時間がかかり、そのうちに希望度が高い企業から内定が出たので、1次面接はお断りさせていただいた。

しかし…LINEでのやり取りはやめて欲しかった。

W社

転職先を決めたエージェント。
何より求人が他社より多く、結果第一希望が固まった。
対応してくれたエージェントもまあまあ信用できる人だった。
求人の検索、求人票、選考状況、面接の日時、エージェントとのメッセージなど、自社サイトで完結できるようになっており、最初は戸惑ったが、慣れれば情報が集約されているし、結果使いやすかったように感じる。

結果としては10社近く書類を送り、経験がなく見送られて結果3社から内定をもらった。
1社は条件が合わずお断りさせていただき、2社は同率第一希望でかなり悩んだ。

頼りになった点は、企業とのやり取りにおいて心象が悪くならない伝え方やタイミングを考えて送ってくれたこと。
あと、内定が出た後に知ったが、企業に訪問して人事とエージェントが会話したとのこと。
ちゃんと企業と繋がりがあることで、より一層安心感が増した。

あまり頼りにならなかった点は、2社でかなり悩んだ点について、具体的に決めるような促しが少なかった気がする。
結果、エージェント以外の人を頼り、自分自身で決めた。
結局働くのは自分なので、自分で決められてよかったと思うが、少しは一緒に決められるようにして欲しかったなあとも思いました。

この会社は、電車の広告でも目にすることも多いので(こちらのエリアでは)、転職を考えている人は一度登録してみるのもありかも。

まとめ:求職者さんへ

・よほど自信がある人以外はエージェントを頼るとよい
 未経験だと職務経歴書で落とされることが多く、面接も企業によって質問の色が違ったりするので、その情報を持っているエージェントは強いなと思いました。
エージェントに登録できる=採用に予算がある=余裕のある会社 とも取れるかと。

・自分の思いをはっきりと伝えること
 エージェントの仕事は究極言ってしまえば、マージャンの多い転職先に求職者を当てはめたいだけなので、ひどい人はマッチングを気にしない人もいます。
どこで、希望する業界や職種、働き方、給与など、一切妥協せず、エージェントに流されないように気をつけましょう。この希望は面接する企業へは伝わらないので。

・求人は生モノ
 中途は特に募集枠が1人とかがザラです。タイミングやポジションなど、その時にしか空いていないことが多いので、思い立ったが吉日。
すぐに転職したい人は職務経歴書を書いてGoしましょう。

・営業成績に自信がない人は達成率はあえて消しましょう
 営業職で経験力を求めている場合博打になる可能性もありますが、自信がなければ書くのをやめてしまいましょう。それで書類が通ったらラッキー。

面接で具体的な達成率を聞かれた時は、自分で目標値を決めてしまって、達成しています、と言うのもあり。
あとは周りと比べてどのランクにいるのかも伝えられると客観性◎面接官も調べる術がないので。
ただし、仕事の工夫点や達成するためにどんなことを努力してきたかなど、しっかり伝えられるように準備しておきましょう。

・今すぐ転職したい人以外でも登録するのもあり
 理由としては、自分の能力の市場価値を知ることができるため。
 自分は情報収集として登録だけしてから面談に進み、資格取得が落ち着いたタイミングで本格的に活動し始めました。
 ただ、上に書いたように求人は生モノですし、エージェントからの営業もしつこいので、覚悟は必要です。

・違和感とフィーリングも大切にする
 今回、自分は未経験は大手が難しいということで、その中でも入りやすい業界を紹介してもらったりしましたが、どうも自分がそこで働いているイメージを持てませんでした。今となっては、そこにエントリーしなくてよかったなあと思っています。
 また、最後に内定をもらったに2社と迷いましたが、最終的には人事の印象や、人事の言葉の使い方、会社の雰囲気など、フィーリングも大切にしました。いかに自分と雰囲気が合っているかも大切だと思いました。

まとめ:エージェントさんへ

・LINEでのやり取りはやめてほしい。
 理由は、面接のURLをLINEでもらっても結局PCで出席するので、転送する手間があること、LINEは友達と軽くメッセージをやり取りするツールだと思っているので、心理的なハードルが高いと感じていました。
 これは人にもよると思うので、求職者の希望に沿うのがよいのかなあと思いました。

・いろいろ提案してほしい
 求職者は条件だけ固めてじゃあ業務は何したいの?という人もいるし、
逆にこの職種につきたい!と考えてから転職活動を始める人など、さまざまいると思います。
その気持ちも受け止めながら、じゃあどんな職があるのか?どんな会社があるのか、同じ目線で考えてくれるエージェントが強いんじゃないかなあと思いました。
 あるエージェントに不安をこぼしたところ「それはその業界あるあるですよ」と言われて、その時はカチンと来ましたが、しっかり内情も伝えることで求職者のミスマッチが防げるのかも、と後から感じました。

・メッセージの定型文は意外と分かります。
 エージェントと集客は別々の窓口な場合もあると思いますが、求職者との窓口でファーストインプレッションということもあるので、こだわってもいいんじゃないかなあと思いました。お忙しいのは重々承知ですが。。

以上、誰かの役に立てれば幸いです。





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