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前橋育英の歴史を塗り替えた仲間という絆。田部井涼(横浜FC内定)×角田涼太朗(横浜FM内定)×後藤田亘輝(水戸内定)×五十嵐理人(栃木内定)、プロ内定カルテット対談!(後編)

第96回全国高校サッカー選手権大会で前橋育英が初の選手権制覇を果たした時のメンバーが、4年の歳月を経て、プロ内定の看板を提げて再集結した。

高卒でプロ入りした渡邊泰基と松田陸(共に現・ツエーゲン金沢)に続いて、当時のキャプテンだった田部井涼(法政大)が横浜FCに、角田涼太朗(筑波大)が横浜Fマリノスに、後藤田亘輝(青山学院大)が水戸ホーリーホック、五十嵐理人(鹿屋体育大)が栃木SCに内定。

2時間以上に渡る対談の後編は、歴史を塗り替えた選手権大会の裏話、それぞれの大学生活、そして横浜FC、横浜Fマリノス、水戸ホーリーホック、栃木SCと内定先への思いと、深い話が詰まっています。

ぜひ、最後までご覧ください!

では、後編をどうぞ!

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後編目次:①関川郁万に決められた『V字ヘッド』。冬だけじゃなく夏のリベンジにも燃えた、②最後の高校選手権。全員が感じていた一体感。「負ける気がしなかった」、③全員が笑っていた。満員の埼玉スタジアムでの選手権決勝の円陣、④まさに天と地。ロイヤルボックスから見る景色と、ピッチから見上げる景色、⑤まさに苦楽を共にした一生の友。その絆を感じる大学生活、⑥目標としている3学年上の『最強の世代』。鈴木徳真、渡邊凌磨、坂元達裕、小泉佳穂、岡村大八らのストーリーに刺激を受けて、⑦一足先にプロに行った渡邊泰基と松田陸が教えてくれたもの、⑧横浜Fマリノス、横浜FC、水戸ホーリーホック、栃木SC。それぞれのクラブに決めた経緯と将来への想い、⑨現在地を教えてくれたかけがえのない仲間へ。

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関川郁万に決められた『V字ヘッド』。冬だけじゃなく夏のリベンジにも燃えた。

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―高校最後のシーズンが開幕してからはインターハイベスト4、プリンス関東を制しました。

涼:インターハイはもう悔しかったです。準決勝で優勝した流通経済大柏と戦って、関川郁万(現・鹿島アントラーズ)のヘッドにやられて…。

―あのヘッドは目の前でカメラを構えて見ていましたが、凄まじいヘッドでしたね。まさにVの字の軌道を描いてゴール天井に突き刺さるという。

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