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就活について

お久しぶりです。1年4ヶ月に渡った就活に終止符が打たれたので、ここで自戒の意も込めて、自分語りをしたいと思います。

自身も様々な方のお世話になったので、こういった記録に残すことでこれからの人に何か残せればいいと思ったわけです。

違った記事で、esについてとか、ウェブテについて、面接についてみたいなスキル的な話をできればと思っています。

なんかあったら気軽に連絡してください。@takahikomilan(twitterにでもどうぞ)

まずはデータまとめ

内定 big4 1社、内資アセマネ1社

最終 内資アセマネ2社、内資証券グローバルマーケッツ1社、4大商社1社

その他 外資コンサル、国内外投資銀行、アセマネなどに計60社程度エントリー。


夏インターン big4 1社、外資系投資銀行 2社

冬インターン 内資アセマネ3社

春インターン 内資証券グローバルマーケッツ1社

長期インターン(アルバイト) ベンチャー1社、外資系投資銀行 1社

なので、コンサル(総合系)、内資証券フロント、アセマネについてはそれなりにわかっている(一般就活生程度)のかなと思います。商社はノリで受けてたので正直あんまりわかりません。



なぜ早期から就活をしたか

3年生の4月からそれなりに始めてきました。

要因としては、大学受験の失敗が少しあるように感じます。本郷の大学ではないので、少しはその人たちよりは早く進めないといけないのかな、といったマインドがありました。

また、大学時代にそこまで大きく打ち込めるものがなかったのもあります。当然、楽器は楽しく弾いてきましたし、結構楽しい大学前半でしたが多少の物足りなさを感じていたのも事実です。個人的は受験しつついろんなことをやれていた高校時代や浪人時代の方が精神的に充実していたようです。やるべきことをこなす中でどう最大限楽しむか、みたいな生き方がどうやら好きみたいです。

大学始めの2年間というものは、各人に今までとは比べ物にならないほどの自由があり、その選択を迫られます。そこを自分で明確に目標を決めて活動できませんでした。もし、それが真っ当に持てることができた学生時代をおくれてきた方は素晴らしいと思います。

加えて、就職活動は大学受験よりも大きな意味を持ちます。転職がしやすいことで多少その意味は薄れつつありますが、依然人生を一番左右するといっても過言ではないでしょう。自分のこれまでの多少の勉強を無駄にしないためにも時間をかけて取り組む価値があるものと思います。

上記のような理由で早めから就活していましたが、各個人に優先すべきことがその時その時にあるので、もし何か迷ったら自分がこれからやりたいことについて、少しでも具体化する時間をとってみると、有意義かもしれません。自己分析などとシュッとした言葉がありますが、大層なものではなく、自分のやりたいこととどんな仕事をやりたいか、を照らし合わせるだけのことです。

自分の就活について

自分の中で何か大きな軸を持つことをお勧めします。

例えば僕であれば、それは自分の趣味(クルマ関係)にお金を使えるようになること、です。そのために必要な年収やワークライフバランス(WLB)を鑑みて志望業界を決めました。

それはなんだっていいです。音楽を続けていく時間が欲しい体が壊れるギリギリまで働いてお金が欲しいとりあえず楽でいっぱいお金が欲しい(みんなそうでしょうが、各々楽の度合い、お金の度合いが異なります)みたいなことが考えられます。

と、なると自分はそれなりの収入が必要だと思いました。加えて、30歳位時点での年収の期待値について一番重要視しています。

ご存知の通り、高給で知られるのは金融業コンサルティング業IT関係(GAMFA)だろうと考えました。起業も当然考えましたが、起業家レベルの年収を自分は求めておらず、リターンが大きいものは当然リスクが大きいので選択肢からは外しました。

ITは新卒で入るには障壁が自分には大きすぎることや、単純にエンジニアっぽいことよりも人と関わる仕事の方が向いてるなと思って外しました。

金融業では、toC、つまり一般顧客を相手にするよりは会社相手の方が専門性も深まり、自分への付加価値がつくと考えて銀行や証券会社のリテール(みんなが思う足で稼いで証券を買ってもらうアレです。半沢直樹のやつです。)は外しました。保険は、当然リスクが少ないぶん安定はしていますが、アップサイドがあまり見込めないため外しました。(もちろんプレデンシャルみたいなアップサイドはありますが、自分にはそれは向いていないと感じたため。)

となると、IB(Investment banking/投資銀行)、GM(グローバルマーケッツ)、AM(アセットマネジメント)の3つが選択肢として考えられます。幸いそれぞれインターンに参加して(詳細については伏せますが、聞いてくれれば全然話します。)それぞれをみることができて自分なりにどれがいいかを決めることができました。それぞれの仕事内容とかは自分で調べてみると面白いし、そのわからなかったことを聞けるのがOB訪問だし、ウケもいいと思います。

IB:高難易度。仕事も比較的激務。しかし、初任給は1年目1xxx万。→バリュエーションとかM&Aとかかっけえな!でも、体にそこまで自身がないので、いくらお金が良くても大変かなあ、、あと、1社に集中しすぎるものな、、、(年収が高いということは、人がやりたがらないから高いのであります。契約した会社の僕になるのもなあ、、)

GM:ある意味IBより高難易度。仕事はIBよりは激務ではない。年収のアップサイドも大きい。マーケットに近い仕事は常に刺激だし面白そう。懸念としては、これからのビジネスモデルが手数料ビジネスだけで大丈夫かなあ、、人員は削減されていきそうだし、どう規制と戦っていくか、だなあ。

AM:あまり知られていないし、上記ほど難しくはない(ゆーてもむずいけど)。WLBは結構いいみたい。年収のアップサイドは一番低い(ということは一番安定している)が、それは自分が求めるぶんに足りている。成長産業だなあ。懸念としては、結局20年前に言われた金融資産はそんなに投資に回っていないし、本当に成長しているのかな、、、

以上から、GMやAM関係で就活をしようと考えました。

実際に考えたプラン

しかし、ここで当然うまくいくとは思っていなかったので、リスクをヘッジする必要があります。全ての会社に落ちる可能性はとても高いです。GM、AMにいく人を同学年で集めてもおそらく300人いない訳で。

そこで金融業界の本選考の時期は外資が10月、内資が3月みたいな感じです。(当然夏も重要ですが)そこの時期に本気でできるように、夏の時点でどこか保険として内定をもつことを考えます。今思うと、この選択肢が一番就活していく上で最善手だったと思います。

つまり、夏に内定を出してくれる所に夏の時点では注力して、そこで安心した上で金融を受けることにしました。当然、両方全力でできるのがベストですが、自分には大変だったようです。

そこで選択肢として増やしたのが、コンサルティングです。外資系のコンサルティング会社はサマーインターンで内定を出してくれるありがたい企業です。幸い、9月にbig4の1社から内定をいただいて、思った通りの就活ができてたと思います。インターンを通して、とてもいい企業ですし、社員さんも素晴らしい方が多く、WLBも良いです。

ここでコンサルティングについて思ったことがあるのですが、MBBに受かる人ってそんな対策せずに、地頭だけでケース面接とか軽々突破していくんですよね!ゼミの先輩とか、高校時代の友達とか。そんなキレる人たち相手に自分の地頭なんてのはたかがしれてて、自分への付加価値は小さいものになってしまうな、って思ってコンサルティングを生業とすることに疑問を思ってしまいました、、、(当然そこに対策して受かっていく人って最終的に努力の継続ができる人で一番強いのかな、とも思いましたが自分にその自身はありません。)

その後、10月くらいに外資系投資銀行にチャレンジすることになりますが、当然狭い門です。各社10人もとりませんからね、、、あえなく、挫折して内資のGM、AMを目指します。

上記の通り、内資についてはそれなりに悪くないところまではいってはいると思います。最終でご縁のない会社も多くあり、それは結構凹みましたが、、(ここら辺については面接についてみたいな記事でかければ、と思います。)

途中にノリで受けた商社がいいところまでいっちゃって草ですが、最後の最後で落とされてしまいました。

結果として、運よくご縁のあった国内系のアセマネに21年4月から進むことになるかと思います。

とりあえずは、新社会人として、全力で目の前のことをこなしていきます。

各々の業務の魅力とかは自分でもいいし、OB訪問でいろんな人の話を聞くのが楽しいです。

まとめ

自分は軸みたいなものを決めてから結構簡単にやりたいことを絞れた気がします。加えて、夏での内定取れたことが精神安定としてかなり強かったと思います。どこまでリスクを取れるかは個々人次第です。1年スパンでの自分のマネジメントはなんか受験っぽくってよかったです。その正解も全く見えないことが新鮮でした。

結果として、大成功でもなく、失敗でもない、まあまあな結果になってしまった就活でした。

でも、この1年4ヶ月が大学生活で一番充実してたかもしれません。し、

就活自体は本当に楽しかったです。

自分がまだわからない世界について、どんどん知見が広がっていって、そこにまた自分の軸に沿った夢が広がっています。こんな会社に入って、こんな仕事して、どれくらいの結果出せば転職であそこ行ってみたいな〜、とか。

自分の中で言いたいことがまとまってない段階で書いているので、結構見直したら内容が薄くなってしまった気がする笑

結局、"運と縁"に尽きます。ただこれだけです。その"運と縁"を掴むだけの最善の準備しかできることはありません。でも、その準備をしたものにしか、"運と縁"を掴むチャンスはきません。

末筆になりますが、この記事を読んで少しでも何か心が感じるものがあったら、それを気にかけてみてくれると書いた意味があったもんです。自分も諸先輩方からそうやって心を動かしていただきました我々はいくらでもウェルカムなのでいろんな人に話を聞いてみてください。

ほら、ちょっと真面目に考えてみようかなってなったですか?

最後かっこつけましたが、まあ、楽しく生きていきましょう。

#就活 #21卒 #22卒 #外資 #アセマネ #投資銀行 #コンサル

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