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ハッタツショウガイ8.8%

ハッタツショウガイ8.8% 11ニン ニ ヤク ヒトリ 22ニンクラスニ フタリ 33ニンクラスニ 3ニン スワッテラレナイ ジカンマモレナイ マワリニアワセラレナイ ナイ ナイ ナイ ショウガナイ コダワリアル ニガテナコトアル ユズレナイコトアル  アル アル アル ショウガイガアル  ショウガイアル ショウガナイ ショウガナイ ショウガイアル ショウガイッテ ナニ 厨二 オタ gifted コセイ タヨウセイ キョウチョウセイ ショウガイッテ ナニ ハッ

    • 54文字の物語 やっちまった

      • アイドル高橋シンコの365 #5

         どうも高橋進行です。進行と書いてシンコ、本名。  夢を見た。 部屋の窓から、大勢の人がスキーやボードを抱えて歩いているのが見える。 聞いてみると、近くに遊べる穴場があるんだって。 楽しそうだなーと思って見ていると、ひとりの男の子がしゃがみこんでた。 「どうしたの」って聞いたら、どうも行きたくないみたい。 もっと詳しく話を聞こうと思って、顔を近づけたらハッと気が付いた。 おれマスクしてないじゃん。この子もしてない。やばっ。あ、これ… 夢だ。 そんで目が覚めた

        • ショートストーリー・僕はぎりぎりくん

           僕はぎりぎりくん。朝はぎりぎりまで布団の中。毎日、小学校に着くのもぎりぎり、夏休みの宿題が終わるのも、いつもぎりぎり。  お母さんには「もっと時間に余裕をもって行動しなさい」と言われる。僕としては、時間ちょうどになるようにと計算してぎりぎりセーフを狙っているんだけど、なぜか、けっこうな確率でぎりぎりアウトになっちゃうんだよなあ。 今朝もお母さんに何回も名前を呼ばれて、やっと起きた。よし、今からならぎりぎり間に合うぞ。急いでご飯を食べて、ごちそうさまでした~。いってきまあ~す

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          アイドル高橋シンコの365 #4

           どうも高橋進行です。進行と書いてシンコ、本名。   ラブシーンはまだ演じたことがないけど、ドラマや映画を視てて気になるのは、女優さんがブラウスとかの下にたいてい、あれ着てるでしょ、あれ。   タンクトップっていうか、肩ひもつきの下着というか。  リアルであれ着ている女の子っているのかな?  アイドルだから、リアルのことはよく分からないなー。ははは。  でも、そういうシーンになって、女優さんがお洋服をお脱ぎになった…と思ったらあれ着てた…ていうのは、なんかものすごく

          アイドル高橋シンコの365 #4

          アイドル高橋シンコの365 #3

           どうも高橋進行です。進行と書いてシンコ、本名。  今日も楽屋で弁当なうですよ。ドラマの撮影に欠かせない物、それは台本と弁当。1クールのドラマの撮影はだいたい1クール、3か月。んで週に4日撮影があるとすると4日×4週で1か月に16日、×3か月で1つのドラマを作るのに48日撮影があるとして、48個の弁当を食べている計算になる。  もちろん、スタジオ撮影のときは食堂で食べるときもあるし、出前もある。コンビニで買って来てもらう時もある。ロケの時はだいたい弁当ね、通称ロケ弁。ドラ

          アイドル高橋シンコの365 #3

          アイドル高橋シンコの365 #2

           どうも高橋進行です。進行と書いてシンコ、本名。 「餅は餅屋」で思い出したけど、田舎のばーちゃん家の近くに「ちん餅承ります」って看板が貼られてる家があった。  ばーちゃんに聞いたら、そこは「餅屋」さんだったんだって。もうずいぶん前に店は閉めていたけど、看板だけが残ってたわけ。んで俺はその看板を見た子供の頃からずっと「ちん餅」って「おそなえもち」の事と思ってた。  ほらなんか「ちん」と座っている感じでしょ餅が。頭にミカン乗せてさ。 子供は「ちん」って響きも大好きだから、そ

          アイドル高橋シンコの365 #2

          アイドル高橋シンコの365 #1

           どうも高橋進行です。進行と書いてシンコ、本名。うちの事務所の所属タレントは、建前としては全員本名ということになっているからね。  とは言っても、必ずしも全員が本名とは限らない。年齢だってそう。そのへんは蛇の道は蛇、どうにでもなるもんだ。  蛇の道は蛇といえば、初めて「じゃのみちはへび」って聞いた時には何のことだか分からなかった。だいたい、学校もろくに行ってないし本も読まないから(マンガは別な!)、知らない言葉に遭遇することは良くある。  そんな時は、周りの人に合わせて

          アイドル高橋シンコの365 #1

          童話「おばあちゃんはマスクやさん」

          きみこのおばあちゃんは最近、マスク屋さんを始めた。病気の予防のためにマスクをする人が急に増えて、お店で売り切れて買えなくなったのがきっかけだ。 「売っていなけりゃ作ろう」 と、おばあちゃんはミシンでたったかたと家族みんなの分を縫ってくれた。きみこのマスクは水色に子犬の模様。幼稚園のお弁当袋のはぎれで、大好きな柄だ。口に当たるほうに使ったガーゼはきみこが赤ちゃんの時に使ったものだというけれど、そっちはよく覚えていない。だってきみこはもう3年生だから。  きみこたちがおばあちゃん

          童話「おばあちゃんはマスクやさん」