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建前と本音を考える

はじめに

引用)https://officenomikata.jp/news/13760/

 上図にあるのは、
今年の新入社員に聞いた「将来会社でどのような役割を担いたいですか?」のアンケート調査結果。
 この調査結果について記したいわけではない。
他にも皆さんも目や耳にする機会も多い
「新入社員に期待すること」や「今年の新入社員の特徴は?」など。

結論を先にお伝えすると
いずれの調査も鵜呑みにしてはいけない という考え
を私はもっている。

アンケートの回答情報を受ける上で知っておきたいこと

 私は会社のCIOでもなければデータサイエンティストでもなく、一般サラリーマン。従って述べる考えは私見に過ぎませんことご了承ください。
 
 毎年恒例の新入社員⇔会社に求めるもの のアンケート調査について
特にこれから新入社員になる方、鵜呑みにしてはいけないと思う。
なぜなら、会社が求める社員への人材像や特徴はあくまでも「理想」だから。
具体的には、「コミュニケーション力が長けている人に入社してほしい」という会社の理想や希望的考えがあったとする。
そこで考えたいことはその会社組織が「コミュニケーションが図りやすくなっている組織か?」に意識を向けた方が良いと思う。

もしかしたら「縦割り過ぎて、コミュニケーションが図りにくい組織」だから、コミュニケーションが活発にならないのかもしれない。
もしかしたら「上意下達の組織がゆえに息苦しくコミュニケーションが徐々に取れなくなっている組織」なのかもしれない。
などなど。
まとめると、自分が相手の立場だったらこの回答をするのに、どんな背景があるのか?を自分なりに想像したい ということ。
上記の例で言えば
相手の話す建前は
この場合「コミュニケーションに長けている人」に来てほしい
相手の話す本音は
この場合「組織内にコミュニケーションの取れていない現在進行形の問題がある」という場合もある。

2パターンの文脈に置き換えると
コミュニケーション力がある人を採用したい
なぜなら
A)「現在の組織ではコミュニケーション量が活発ではないから」
という文章が成り立つ。

または
B)コミュニケーション力がある人を採用したい
なぜなら
B)「活発にとれる人でないと組織内のコミュニケーション量に追いつけないから」
という文章も成り立つ。

要するにAパターンのようなネガティブな理由も成り立つことは
ぜひ記しておきたい。

最後に

 今回は学生さんや20代の方を想像して記した。
様々な情報を捉えるときに、特に自分の考えをなるべく重視した方が良いと思います。
 加えて、先述でいえば「なぜこの解答がアンケート1位になっているのか?」を考えてみたい。
 結論や回答ばかりに注目がいきがちですが、ぜひ今求められている人材の回答を鵜呑みにせず、なぜそういう回答に至ったのか?を想像して仮説立ててみてほしい。そうすることで、会社とのミスマッチがなくなった方が互いにとって時間を無駄にしないと思います。

 最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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