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2.ひきこもってしまった話

公立高校に入学し、しばらくした後
ある日突然学校に行くのが億劫になってしまいました。

今思えば突然、というより少しずつの積み重ねでいけなくなったのだろうと考えることが出来ますが、
人生の経験が少なかった当初は何故だかわからず、とても戸惑ってしまいました。

自分なりに、行けなくなった理由を考えてみた結果、以下の事が要因になったのだろうと思います。

・引っ込み思案だった自分が、
   環境の変化に追いつけなかった事

・小中は問題なく勉強についていけてたが、
   受験勉強で少し疲れて休もうと
   "勝手""無意識"に考えていたところ、
   入学前の課題、そして補習等が入り
   学ぶ事に対しての抵抗が大きく出てしまった事

その結果、授業への理解が追いつかず、どの教科も先生に当てられても答えられず恥を書いたと思い込んでしまったり
中学校まではテストの点数も問題なかったのに、高校では点数も著しく下がり自分の自信も全く持てなくなりました。

そういった事を相談できる相手もおらず、何もできない自分を誰かに話すことも恥ずかしく、
授業で当てられても答えられない
宿題が出来ずにみんなの前で怒られたり
それを笑われたり、陰口が全て自分のことを言っているのではないかと疑心暗鬼になり、どんどん教室、生徒たちの輪の中にいるのが億劫になってしまいました。

好きだったバレーボール部の部活動だけは1年程積極的に参加していましたが、授業に参加していない、宿題を提出していなかったため部活動の参加もできず、退部になり
2年生に進級してから、本格的に保健室登校
登校拒否になってしまいました。

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